コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

けろりは今日も頭が痛くないと言った。

晴天。
今日も暑い予想で、
たろさんがスケボーの練習に行きたいといっていたけど
涼しいうちに出ないと死ぬと思い
朝８時くらいから公園に行った。
まだ朝早いというのに十分に暑くて汗だくになった。

たろさんだいぶ上手になっていて
３０ｍぐらいはすいすいと進んでいけるようになっていた。
私も練習したけど、ちょっと助走つけても
５ｍぐらいいくと止まってしまう。

１時間も練習しないうちに
たろさんは何かよくわからないことですねて
公園の端のびよびよ揺れる木馬に乗ってた。
たろさんのこういうとこついていけないんだよね

もうやらないなら帰るよって言ったら
まだやるっていうからちょっと続けたんだけど
すねてたときにヒザガードはずしちゃってて
ちょうどヒザから転んじゃって
びえ～って泣いてほんとにおしまいにした。

たろさんとパパさんは家に帰り
けろりと私はあおばの朝市に行って少し買い物。
その後五光に転戦してまた少し買って帰宅。
朝からお風呂に入った。

お昼を作るときにフラフラになってしまった
ちょっと熱中症ぎみだったらしくて
水飲んだらしゃきっとした
あぶないあぶない



夕食の準備してるときに
ふと、ガス代の火が赤いことに気づいた。
いや、青いけど火の先がちらちらと赤いの。
これって普通？

そういえばしばらく前から少し火力が弱いと思ってたんだよね
火が赤いということは不完全燃焼？→一酸化炭素？
→けろりが頭痛するのも一酸化炭素中毒？
と一気に頭の中で筋ができてしまい
東京ガスに電話した。

ガス台２台とも同じような状況と言ったら
とりあえずガス漏れ検査に伺いますと言われた。
玄関掃除していたら３０分ほどで検査員のお兄さんが来てくれて
検査したところガス漏れなし、
火を見てもこのくらいなら問題なし、
念のため検査したけど一酸化炭素も問題なしとのこと
あ、さいですか・・・(^^;

しかしガス漏れ検査なので
お金がかかるものでもないので
心配なことがあればお気軽にご連絡くださいといって
ほんとに一銭のお金もとらずににこやかに去っていった。

日本てすごい国だと思ったわ
日曜の夕方以降にそんなこと言い出して連絡したら
３０分で検査員がすぐかけつけてくれて
お金もとらないで帰っていくんだよ。
（たぶん検査員さんは
日曜しかも５時以降の呼び出しなんで割増し手当出てるだろうけど）
まあ日本でもここまでスピーディなのは都市部だけかもしれないけど
そんな国たぶんほかになくね？

しかしな、けろりの頭痛の原因ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ !!!! と思ったけど
違ったか。
一酸化炭素中毒じゃなくて嬉しいけど原因がわからなくて悲しいな。

◆８日（水）
たろさんの財布が見つからない。
先週来てたＫ田さんが手に持って見てたというので
Ｋ田さんを疑ってしまった。
結果的に翌日、机の後ろの窪みから財布は見つかった。


たろさんには以前から、
「お友達といっても見えるところにお金があったら
欲しくなっちゃう子はいる。持っていったりできないところに
置いておくのもエチケットだよ」と話していたけど
やはりそういう危機感を持つことができないみたい。

今後本当にそういうことが起こるのもイヤだし
今回みたいに心配するのもイヤなので
たろさんの財布はもう本人に持たせるのはやめた。
確認したら中身は１万５千円もあった。

けろりは耳の下を痛がり、おたふくを疑って
病院に行ったけどリンパ節でしょうとのこと

たろさんはＫ本くんちに遊びに行き
気持ち悪くなって熱出し、頭痛するといって帰ってきて
５時に寝てしまった。



◆９日（木）
雨。
たろさん頭痛するというけど熱はなく学校には行かせた。

けろりも頭痛するけど今日はお当番さんだから行かなくちゃという。

午後けろりは個人面談。
今日のお当番さんでは、自分の言葉で考えて
つっかえ考えながらだけど
「今日は雨だけどお部屋の中で楽しくあそべて
ありがとうございます。
今日は２人お休みのお友達がいますが
お友達のこともお守りください。
このお祈りをイエスさまの御名を通して
おささげします」とおいのりの言葉を言えたんだって。

年中のときは「はずかしがりやで
前に出たときに声が小さい」と言われたのに
ひとかわむけたみたい。

たろさんは頭痛がするので今日は学研お休みにした

学研は今度から時間帯制にして人数の偏りをなくすらしい
いつでも行けるところが魅力だったけど
質を高めるためならしょうがないか
でも結局みんな自分の都合のいい時間に来たいわけで
なしくずしになる気もする。

この日なんとなく思い立ち
旅行の保険を申し込んだ。
それでなんとなく旅行に行くことが現実っぽく感じられて
箱にまとめていた持って行く荷物を
旅行バッグに詰めかえてみた。




◆１０日（金）
たろさんは今日は予告のあった漢字テスト。
５０題あって、すでに習った漢字なのに
今週の月曜の時点で、
１つぐらいしか書けなかった。

コピーをとって１０回ぐらいやりなおし
今朝はこまかいハネや払いに問題はあるものの、私の見た限りでは満点。
満点とってこい！と送り出した。

けろりは頭痛で浮かない顔。
幼稚園でプールと言われて「今日は入らない」と言いながらいった。
でも結果的には入って楽しく遊べたらしい。

私は台湾ママさんとジョギング。
つい先日また大師でマンションから小さい男の子が転落して亡くなったので
大師側はよしましょって言われ、六郷側を走った。

台湾ママさんちのＲちゃんはしばらく前から
夜中にうなされて起きるようになり
このまえ大師に行ってお祓いしてもらって
ぴたりとおさまったそうだ。

横浜のほうにサイクリングにいったときに
なにか暗い感じの公園を通って
そこで何か連れてきたような気がするんだって。
けろちゃんも頭痛が治らないなら
お祓いしてもらうといいかもしれないよって言われてしまった。

うーん、そういうこと、ないとは私も言い切れないんだけど
私あんまり信心深くないほうだから
神様んとこ行ってお祓いしてもらっても
なんか私が本気になれない気がする。

以前川崎大師と佐野やくよけ大師に初詣した２台の車が
正面衝突して正月早々両方の車に乗ってたひと全滅って事故あったよね～とか
うちの近所の由緒正しいＩ神社も
そういうお家柄にしては長男うまれてすぐ重い病気で
ＮＩＣＵに１ヶ月もいたんだよね～とか
そういうこと考えちゃう

そういうのやるんだったらパタヤタイの
チャイモンコン寺でやってもらいたい
どうやって申し込むのか知らないけどさ

風があって火曜ほどはきつくなかったけど
天気がよくて暑く
走ったのは５キロほどであと歩いた。

たろさん漢字テストは一応全部書けて満点とれた気がすると帰ってきた。
油断すると「短かい」とか「落す」とか書くからわからないけどね。

たろさんも今日はプールがあり、４時間で帰ってきたけど
珍しく一緒に昼寝した。
でも学研があるので１時間ほどで起こしたところ
機嫌が悪くてビービー泣いた。

落ち着いたところで学研つれていきがてら
ドコモに寄って、パパさんのおさがり携帯
使えるようにしてもらってきた。
おさがりといっても新品の白い携帯。
平日午後は待ち時間ゼロだった。

そのあと１０００円カットにつれていって
たろさんの髪切ってもらっていたら
けろりこが急に髪切りたいと言い出して
切ってもらった。

たろさんはいつものイケメンのお兄さんで
可も無く不可も無いできばえだったけど
けろりはもうひとりの無愛想なお兄さんで、腕前も悪く
私が切ったの！？みたいなできばえだった
でもショートカット似合うね。
短くすると急に今朝までよりずっと小さい子みたいになった
この方がキャラに合ってる気がする。

カットおわって私とけろりだけは警察署に行った
ついにパタヤで（もしくはジョムティエンでだけ）バイク乗るつもりで
国際免許の申請に行ったんだけど
結局申請はしなかった。
持っていった写真の印刷が粗いので
返されるかもしれないとのことで
もし返されたら間に合わないし
かといって、知ってる？いま街角の証明写真機
８００円もするんだよ。
だったら免許つくらずに運転してつかまって罰金払うほうが安くね？
罰金１０００バーツとかだったら罰金のほうが高いけど
たしかどっかで４００バーツとみたような・・・

写真の品質についてとか、つっかえされる可能性
その場合にかかる時間についていろいろ質問したんだけど
受付の婦人警官がいまどき珍しいお役所仕事ぶりで
話がかみあわなくて参った。
ひとが知りたいことを推測して回答を探す能力が欠けている可能性・・・も考えたけど
どっちかというと悪意をもって正確な情報をつたえまいとしてるかのようだった。
そういう性格だからそういうつまらない
何の能力もなくてもできる仕事の担当にされるんだよ
おまえにはその仕事がお似合いだ！一生警察の片隅で
どんよりした顔して同じ作業繰り返してろ。



◆今日。
私とけろりは図書館へ。
たろさんとパパさんは公園にスケボーの練習しにいった。
たろさんぐっと上手になって
何十ｍもすべっていけるようになったそうだ
私のほうが先にうまくなると思っていたのに(^^;

けろりはここ数日たろさんの漢字練習を見ていたら
漢字やってみたくなったらしいので
漢字ドリルを買ってあげる約束をしていたので
図書館のあと書店によって
幼児用の漢字ドリルを買ってあげたら
木、林、森、川、山、男、女、人とか練習していた。
このひとは私のほうは何も手をくださなくとも
ドリルを与えておくだけで勝手に字をおぼえていくなあ。

けろりは今朝も頭痛すると言っていたけど
ここ数日に比べ具合はよさそう
晩ご飯のときにきいたら「頭は痛くない」と言っていた。
おおっ久しぶり！
でもフラフラはするし、手足は痛いし、
口を大きくあけると痛いし、目の見え方はおかしいって。

曇天。
けろりは「すごく頭が痛い」という。

久々に雨じゃないのでジョギング。
けろりを送ってから土手に行って
六郷橋～大師橋一周。

まずウォークから入ったけれど
なかなか走り出せない。
やっと走り出しても３ｋｍも行ったら
たいしてスピードも出していないのに
苦しくて走れなくなってしまい、
走っては歩き、歩いては走った。
頭をカラッポにしないとなんだけどな

というかジョギングするときは
多少なにか抱えていても「まいいか」って感じになるのに
今日はずっとしんどいことを考え続けてるままだった。
気圧のせいかな
それか、ジョギングの効果をしのぐくらい
気が重くなってるってことか。

考えてたことはやはりカヤさんとユウタくんのことだった。
一昨日から昨日にかけてはあのように
「自分の息子のやったことを知りもしないでよくまあ
しかも被害者顔して共通の友だちに相談するなんて」
（↑この点、正確には未確認）
と盛大にキレていたけれど
今日はまた
「彼女は知らなかったんだからそう思ってしまったのは仕方ない
でもこのままの状態はつらいから
会話中に無視するのとかはやめてほしいって言おう
でもそうなったらこれまでたろさんがされてきたことを
話さないわけにはいかないだろうし
今すでに彼女からの信頼を失ってる状態で言っても
信じてはもらえないだろうな。
ICレコーダーで証拠がとれてれば強かったんだけどな
前のは壊れちゃったし今からでもICレコーダーまた買うかな」
などとぐるぐる考えていた。

ジョギングのあとスーパーに寄ったら
久々に雨じゃないので混んでいた。
５０００円だけ持って出たんで
５０００円を超えないように注意深く買ったつもりだけど
オーバーした。それでひとしなキャンセルしようとしたら
オーケーの独自割引で３％引かれてキャンセルしなくてすんだ。
おつり３４円ぐらいしかなかった。あぶね～！
すっごい計算得意なひとみたいじゃね？実は偶然だけど！


家に帰って、北海道の旦那父から頼まれた
メールの使い方のマニュアルを書いていた。
こういう地味な仕事、性に合うわ～(--;
CTCでやってた仕事、パワハラさえなければ天職だったかもしれない
K林さん辞めたそうだからもうパワハラもないかな？
全体に水の合わない職場だったからもう二度と行きたくないけど

このまえお金受け取ってお礼の電話したときに頼まれたんだけど
「そういそがないから。
　正月に書ければいいからそれまでにできればいいからサ」
というので
「あはは、それは余裕ありますね、だったら安心です」
といったら
「いや正月だと間に合わないから、そのちょっと前ぐらいには
送ってほしいんだけど」
と訂正された。
じいちゃん冗談通じなさすぎ(^^;
このひとの水も合わないわ～・・・


それに関連して思い出したんだけど、
このまえ子供たちに「彼女を選ぶときは相手のお母さんを見るんだよ
けろりは彼氏のお父さんを見るんだよ。
女のひとはだんだんお母さんみたいになってくるからね
男のひとはお父さんみたいになってくるから」
と言ったらパパさんが
「ええっ！」とショックを受けていた(^^;

でも言いながら、
「それってうちのお母さんと
旦那のお父さんが結婚してるってことじゃん
そんなんあり得る？」と思ってしまった。

あり得るかな？
まあ意外とありうるかもな。
旦那父もうちの父も頑固でハタ迷惑なところはかわんないし
うちの母も旦那母も天然でハイハイいって向上心がないところが似てる。
大きな違いは、うちのほうは冗談通じるけど
旦那んちは冗談通じないところぐらい。

そもそもうちの母は私が成人するぐらいまでは
冗談通じなかったし
旦那父と組み合わせればむしろ
父よりは出身家庭の落差は埋まるぐらいで、
うちの母アンド旦那父、問題なくナイスカップルかも。



けろりは頭痛でも希望して５時まで延長保育。
雨が降り出したのでたろさんを学校まで迎えに行ったら
ちょうどタイミングが同じで（同じクラスだから当然だけど）
ユウタくんが一緒についてきた。

別にいいんだけど、なんかあたりまえのように自転車にプール道具乗せられたし(^^;
（ちなみに今日は寒かったのでプールは中止だった。
たろさんはプールやりたかったらしい）

帰り道ずっと喋ってたんだけど
いちどユウタくんがふざけて
さしていた折りたたみ傘をブンとたろさんの顔にぶつけるようなそぶりをして引いた。
顔のすぐ近くに折りたたみ傘のとがったホネの先（軸の先ではなくホネの先）が
たろさんの顔のすぐ近くまで行っていてヒヤリとした。

傘をたろさんの顔にやったあとユウタくんはこっちむいて
私が見たかどうか確認したので
 「危ないから傘振っちゃダメ、尖ってるからね」と
ちょっと強く言った。

私間違ってたわ
ユウタくんは悪気がない、
悪いことといいことの区別がついてないだけと思っていたんだけど
悪いこととそうでないことは区別できてるんだわ

ひとの顔見る子なんか普通にいるけど
ユウタくんは一目置いた子には攻撃をしない
ナメた相手にだけやるからコワイ
カヤさんとのチャネルが切れたことを
彼にさとられては絶対ダメだ。

夕方けろりのお迎えいきカレーつくってたら
もうパパさん帰ってきた。
夏時間になって昼休みも短くなったので
定時が４時１０分になったんだって。
でも定時がきても誰も席を立たないんだって
最悪。それって仕事の時間延びただけじゃん
もっとも、客先のようなでっかい会社では
そのうちちゃんと総務から注意が来るらしいけど


今日ケータイひらいたら電源切れていて
充電したら、パスワードの入力ができなくなっていた。
修理行くの面倒だな～(--;

まず昨日の日記から。

雨。この日からパパさんは夏時間の繰り上げ出勤。
朝６時起きの７時出発だという。
たろさんがいつも５時４５分に起きるので６時起きはもはや怖くないが
７時出発ってどうよ・・・

夏時間になったら絶対お弁当作れない、と言ったのに
いや大丈夫大丈夫、作れる作れると言われ続け
なんか作ることになってしまった。

ほとんど前夜から用意したおかずだけど
結果的に普段より豪華なお弁当になった。
「ほらねできるじゃないの」と言われて
そんなハズじゃなかったのに、と思った。

以前は用事があったり大変なときは
お弁当作らなくてもいいよって言ってくれたのに
こんなに早く出るときまで作らされると思わなかった

雨でたろさん学研に行かせず、家で漢字の宿題させたけど
すでに習った漢字５０問、１つぐらいしか書けなくて戦慄した。
金曜にテストあるんだって。４９字おぼえられるかしら・・・

パパさんはカウンセリングに行って
子供たち寝てから帰ってきた。

昨日はスケボーで転んで打った痛みで全身がだるくなり
９時に寝てしまい今朝の７時まで寝ていた。

昨日は打ったところは手を洗うたびにしっかり
アルニカの打ち身クリームを塗っておいた。
あれだけ強く打ったからさすがに明日は痛むだろうなと思っていたけど
今朝になったら少しジンジンする程度になっていた。
そして夕方にはほとんど気にならない程度まで違和感もなくなり
いまは塗ってなかったところのスジがちょっと痛むだけ。
今日という今日はアルニカクリームの効果に驚かされた。

今日も雨。
少しやんできたときにけろりを連れてあおばに行き
買い物して帰宅。

夕方少しやんだ様子だったのでジョギングでもしなさいよといって
たろさんとパパさんに着替えさせたけど
たろさんたちが外に出てみたら雨がまた降り出していた。



そんなわけで今日はスケボーの練習もできなかった。
たろさんはまた晴れた日に練習するのを楽しみにしている。

明日は学校だけど、
ユウタくんにはスケボー買ったことは言わないほうがいいよ、って
たろさんに釘さしておいた。

ユウタくんはスケボーパークでハーフパイプできるほど
スケボーがうまいらしい。
もしたろさんが持ってるって言ったら乗せて、とか
一緒に遊ぼう、ってなると思うけど
彼は自分ができてたろさんができないことがあると
バカにせずにいられないみたいなんだよね。

カヤさんは彼のそういうとこ知ってるやら知らないやら、
知っててもそのぐらい
たいしたことじゃないと思ってるのやら。




・・・・先日参観日に見た
カヤさんの態度の変わりようには驚いて
いったいいつからそうなったか、
このところしばらく考えてた。

日記を読み返してみたり、メールを読み返してみたりして
ユウタくんたちと行き来があったほぼ最後の時期は
昨年の初冬ぐらいだったとわかった。

去年のハロウィンの直前、遠足の帰り道にユウタくんから泣かされ
たろさんがひきずってたので私同伴で話しに行ったことと、
それから少したって、たろさんがユウタくんちに遊びに行ってて
たろさんの失敗をユウタくんがバカにしてマネしたんで
たろさんがラケットでユウタくんをたたいちゃったことがあって
そのへんが最後だったように思う。

ただ、その事件の後も何度かメールのやりとりはあるんで、
急激に断絶を思い立ったというわけではないと思うんだけど
共通のお友達のHちゃんから
「カヤさんがユウタくんとぽーたろくんのことで悩んでた」
と聞いたのが４月だから、１月から４月ぐらいの
やりとりがほとんどなかった間に考えが進んで
距離を置こうって決めたのかもしれない。

もしかしたらHちゃんも、近づきすぎてトラブるんだったら
距離を置いたほうがいいってアドバイスしたかもしれないしね

まあ、うちもぶっちゃけ距離置いたほうがいいとは思っていたんだけど
私が置こうと考えてたのは子供同士の距離で
私まで（というかむしろ私を中心に）距離置かれたのはやっぱ
なんで？という気持ちが強い。

参観日のあたりはちょっとショックで
何か気に障ることがあったかきいてみよう
悪いとこがあったなら謝ろう、とも思っていたんだけど
この２年というもの、基本、たろさんはやられっぱなしなんでさ、
心当たりを考えれば考えるほど
「私から切ることがあっても切られるおぼえはない」
という感覚が強くなってしまったのね。

この状態でもし話しにいって私の悪かったとこ言われたとしても
きっと反論しちゃうと思うし
カヤさんがすでに絶縁上等の態度になっているというのに
「私も謝るからあなたも謝って」なんてナンセンスでしかないよね。



彼女がそういう態度に出られるっていうのは
おそらく自分やユウタくんを被害者側においてるからだと思うんだけど、
それも納得のいかない話で、
遠足の帰りにたろさんが泣かされた日のことは
ユウタくんがポーカーフェイスでいくつもウソついてたのを
パパと二人がかりで矛盾をついて
２日もかけてやっとこさ白状させたのは彼女自身なんだよね

それから少したった日、
ユウタくんがふざけてバカにしたことでたろさんが怒ったときには
たろさんが先に手を出してしまったのでたろさん謝って、帰ってきたのね。
で、その日の夕方、たろさんが納得してないと知って
カヤさんがユウタくん連れてきて謝らせてくれた、ということは確かにあった。

でもそのときはもう夕飯時だし一応決着したことだと思ってたから私は断ったの。
それでも彼女が連れてきたわけだから
それでクレームつけられた、と思われてるとしたら私も当惑するよね

あのときは、おそらくユウタくんが言った
「バカにしてない、楽しく遊んでたのに急にたたかれた」っていうのを
彼女は信じたんだろうな。

ていうか、たしかに彼はこのときは、ウソは言ってなかったかもしれない。
あれ？本当に意地悪したつもりないのかな、って私も思った。

彼はひねくれた子、根がいじわるな子、ではないんだよね。
それは私も同意できるんだ。

ただ、ひとの気持ちを想像するのは苦手なんだよ
自分が楽しくなっちゃうと、相手にとってはシャレにならないことを
平気で言ったり、したりしちゃうの。
だから意地悪するつもりがなくてもひとのこと傷つけちゃうときがある
しかも、言い返されたり反撃されるとスイッチはいっちゃって
泣くまでやっつけちゃうし、泣いてる相手に
捨て台詞みたいのまで言っちゃうんだよね
（遠足のあとなんか典型的なパターンだったと思う。）

だから本人が楽しく遊んでたつもりだったかどうかは、
彼がひどいことをしたかしてないかとは
あんまり関係ないんだよね。

ユウタくんのママ、１年のときに先生から面談で
「お友達に対して少ししつこいところがあるようです」
って言われたんだって。
それってまさに彼のそういうとこを言ってるな
先生よく見てるなって私は思ったけど
なんとなく彼女はその意味するところは
分かってないんじゃないかなっていう気がしていた。

先生が言いにくいことをわざわざ言うわけだからね
よほど目につくんだな、と思うところでしょ？
でも迷惑かけてない？って聞かれたこともない。
しつこいって、どんなことをしてるんだろうかって
思わなかったんだろうか。

「お母さん、『しつこいところがあるようです』って
先生から言われたんだからね！」と怒ってたけど
そんなアプローチで子供は何をどう直したらいいかわかるだろうか

私が見たかぎり彼女の怒り方はいつもこうなの。
離れたところから口だけガミガミ怒って
「あなたには問題があるけど自分で解決しなさい」
って言ってるみたい。
親として問題の核心に踏み込んで解明しようっていう姿勢が
感じられなかった。




・・・いやそういう育てかたをするひともいると思うし
そういう育て方をしてもいい子が育つ場合も
あるだろうとは思うよ。

ただ、たろさんはつねづねやられてきてて
手つかずのユウタくんと
たろさんが自力でつきあってくのはムリだったし
それで、ユウタくんのほうを
コントロールする気がないなら
絶縁してもらって全然結構なんだけどさ

結構なんだけど・・・

やるほうがやられてる方を絶縁？っていうのが
やっぱり釈然としないわけ

つまりさ、ユウタくんが迷惑をかけているほうだ、とは
カヤさんは夢にも思ってないってことでしょ。
自分が迷惑を被っているほうだ、と思っていなかったら
私を目の前にして会話から閉め出したりはできないだろうからね？

あんたね、自分の息子がひとにかけてる迷惑を知りもしないで
ちょっと言われたぐらいで絶縁とか会話でスルーとかよくできるねと
そりゃあ思うよ



まあ、ひとつ後悔することがあるとすれば
私はたろさんが訴えてたことを
彼女に言わなすぎたかもしれないなとは思う。

給食中に口論になって口から牛乳ふきかけられたことも
下校途中にはえてる「永遠に生きられる木の実」を信じなかったら
「どうして信じないんだよ」ってつきとばされてヒザすりむいたときも
机で背中にドッカンされたときも
黒板消しを頭にバッフンされたときも
女の子がいる前でパンツおろされたことも
悪気じゃなく遊びでやったと思ったから伝えなかった。

でもたろさんがいやがっていたのに続けたことや
謝ってもらえなかったときのことは
伝えるべきだったのかもしれない。

逐一伝えていれば、
彼女ももう少しユウタくんに目を注ぐ必要を感じたかもしれない。

いまそのことを伝えたら「言わなきゃわからない」って
彼女は言うだろう。


・・・だけどさ１０あったことをフィルターなしで１０言えるひとなんている？
それこそモンペだよ。

親なら想像するでしょ
苦情１コ言ってくるのがどんだけ勇気がいるかってことぐらい。

１年のときに担任からそういう話があって
２年のときにそういうトラブルがあったら
ちょっとぐらい関連づけて考えるでしょ。違う？

いい関係だったから言えたはず？
でも現に、１つ２つ言われたら気を悪くして
絶縁してるわけじゃん？ムリなんだよそんなの



いや、もういいわ。
もう終わったことだから。

この前の参観日のあの、目の前に私がいて話しかけてるのにずっとスルーして
Hちゃんとだけ談笑してた様子っていうのは
子供の言葉でいえば「仲間はずれ」以外の何ものでもなくて
「正義漢が強く、いじめや派閥といったことには荷担しないひと」
という彼女のイメージは崩れてしまった。



たしかに興味の対象や話題は似ていたけれど
価値観は初めからすごく違っていたんだよね。
彼女は子供にカブトムシの世話をさせたり友だちと遊ばせるよりは
習い事をさせることのほうが大事だと考えていたし
子供たちのトラブルのときに
お母さんを巻き込まないでと言えるひとだった。

彼女にとっては友だちを切るのもカブトムシ切るのも
かわらないのかもしれないな。
習い事のほうが大事なんだもんね。
１万円盗んだ友だちとはつきあえるのにね。

・・・まあ私もあんまり、捨て鉢になるのはよくないと思うけども
やっぱショックはあるよ。



捨て鉢ついでに打算的な話もしてしまうけど
以前は、たろさんがやられたときに
私からママさんへのチャネルがあるというのは
多少安心材料ではあったんだよね

ユウタくんは自分の行動がママに知られることだけはおそれているから
たろさんが抗議して謝らないときでも
ママの名前を出すと謝るようだったので。
（そこでママの名を出すたろさんも情けないんだけど○|￣|＿）

この先こみいった事態になっても
以前のようには話をすることができない
それはちょっと痛いな。

今はもう、そう思うだけ。