コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

クリスマスのへんからすっごい静かだったモルテンさんから
急に思い出したようにどどどっとメールが届いた。
アランさんが新妻を連れて帰省してたのだが
ふたりが帰ったのでさて仕事を始めようということらしい

あれやってこれやってあのひとに連絡とっといてというんだが
まだこっちゃ正月ですがな・・・
明日の朝話したいというので夜が明けてから電話かけ
新年からどういうことをするか確認。

会計事務所にかかってる費用が大きいので
別の会計事務所の決算だけのサービスに変更したいとモルテンさんが言ったが
いまの会計事務所はモルテンさんの会社の経緯も知ってるし
モルテンさんはときどき送金とか税金とかの相談するから
ある程度はコンサルティングとかのサービスも含まれた
契約にすることが望ましいと言ったら
会計事務所を移ることは思いとどまってくれたのでよかった。

アランさんも同じ会計事務所を使ってて
いまは会計関係全部お願いしてるので毎月１０万ぐらいかかってるが
それは無駄だからだれかをやとってやってもらおうと考えてるんだって。

なんでその話を私に？と思ったが 
「そういう方を雇うのであれば
その方と協力してやります」って言ったら
「ツミキにやってもらったらと言ったんだけど」だって。

「いや、私はできません！」ってすぐ言ったが
話をさえぎって
「毎月会計会社にたくさん払うのはもったいないからね」とかいっちゃって
「アランはもうエリカはイヤなんだってさ。笑っちゃったよ」だって
 私だってアランさんはもうイヤです

だいたい笑ってる場合ですか
そうなるのは誰でもわかることだったのに
モルテンさんとの約束を反故にして
エリカについてって新しい会社たてたのアランさんでしょうが

アランさんがいくら、いま一時的にエリカさんと対立してるからといって
アランさんはどうせエリカさんから
会計をとりあげることなんかできない
エリカさんがお尻をたたかなければ遊んでばっかだし
うまくいかないことは全部ひとのせい
なにも自分で計画たてたりできないひとだもの

私はエリカさんとかかわる仕事なんかまっぴらだし
同じ空気吸うのもイヤ
でもエリカさんだけじゃない。アランさんも同じ
つきあいきれない

この話もういちどされるのかしら
アランさんが「仕事させてあげる」とばかりに
上機嫌で言ってきたらなんていって断ればいいの？
「あなた前に私が会計ひきうけたときに
私にどういうことしたか覚えてないの？」
って言ったら逆ギレするにきまってる
「イヤです」だけじゃ理由いうまで聞かれるし
理由いわなきゃどうせ逆ギレ
なんかツクリで別の理由言わないといけないのかしら
こんなどーでもいいことで新年から悩まされるなんて
なんてイヤなひとなの

今年はできるだけアランさんとかかわらなくて済みますようにって
初詣のときに祈ってくればよかった。

モルテンさんも今のとおりに私を使いたかったら
極力アランさんとかかわらせるのやめてよね
ほんとに全部放り投げるよ

21日から今日まで北海道の旦那実家に行っていました。
旦那の実家で過ごす初めてのクリスマス。
そこで聞いたかわいいエピソード。
パパさんが、小学校高学年ぐらいのときにおばあちゃん
そろそろサンタのことを教えたほうがいいかな
と思ったが、どうも自分からは言えず
パパさんのお兄さんに「教えてやって」と言ったんだそうだ。
お兄さんが言ったらパパさん大泣きしてしまって
お兄さんあとからお母さんに「つらかった・・・」って言っていたって。
うちのパパさんかわいいでしょう・・・

いまその話をパパさんにすると
「全然覚えてない・・・」って(^^;
記憶を失うぐらいショックだったんでしょうか

最近だいぶ物心がついてきて
あんまりかわいいエピソードがなくなってきたたろさんの
最後のかわいいエピソードかもしれないから書いておく

先日たろさんと2人で宝石フェアに行った。

実は6年生というのに
わがやではまだサンタさんの真実を伝えていなかった
そろそろいくらなんでも潮時だし、
けろりこがいない今がチャンスと思い
道中サンタさんの正体を明かした

そしたらちょっと考えて
「オレ知ってたよ？」という。
私のパソコンに、サンタが持ってきたはずのプレゼントが
表示されていたことがあるんだって。
なんだ、知ってたか

でもそのあとしばらく黙っていたと思ったら
「ずっと前からお父さんとお母さんだったの？」ときいた。
どうやらサンタが全く存在しないということは
信じられなかったらしい
ふふ、やっぱりまだ信じてたか(^^

あおり運転をしていた男のモトカノが出廷したらしいね
彼はその事件の前もあともあおり運転をしていた
でも自分には優しくて、事件でけがをしてしまった自分にたいして
責任を感じてお見舞いに来て心配をしてくれたと語ったらしい
男はその証言をきいて涙を流してたそうだ

わかるよね、これ反省して泣いてるんじゃないから
被害者の家族が「両親が奪われて悲しい」といっても泣いてないし
この事件のせいで大好きな彼女と別れることになって泣いてるだけだから
どこまでも自分の痛みしか見えてない男だよ

こんな男とつきあってる彼女はそうとうダメンズだと思う
あおり運転をこの事件の前もあともしていたって
そんなとこ1回みたらドン引きで別れるのが当然で
ダメだよとかやめてとかいいながらまだつきあってるなんてあり得ん
どんな金持ちでもイケメンでもあり得ん

概してダメンズは「こういうことするやつはダメ人間」とわかるサインを
見逃してることが多いと思う

しばらく前にアランさんが結婚した。
相手の女性は、
「人生最大の心の友と結婚する」とまわりに話したそうだ

彼女はアランさんがスタッフのミナちゃんを
たいしたことないことで目の前でどなりつけてるの見ていたし
数々の逆ギレを実際にやられているのに
そういう男を本当に心の友にしてよいかどうか、正しい判断ができない

ダメンズになるのは
自分の心の中の判断基準が間違ってるからだ
「こんなにいいところがある」ということは
「こんなにダメなところがある」ことへの免罪符にならないし
してはならない。

娘には「目をかっぽじってよく相手を見ろ」
「絶対ダメなことをひとつでもやるやつは
どんなにいいところがあっても拒絶しろ」と
たたき込もうと思う。

4度目の正直でついに本当にボーナスをもらえることになった。
モルテンさんが金額を提示してくれたのだ
次の給料と一緒に支払ってくれるって。

スシローに家族で20回ぐらい行けるぐらいの額だ
（ちなみに我が家はスシローではデザートを食べない
1貫しか乗ってない皿や180円以上の皿は1回まで、
などのルールがあるので4人でもけっこう金額はおさえられていると
想像してください）

いや～今回はついにもらえることになったな！
過去4回の合計だと思うと少ししょぼいんじゃないかとパパさんは言うが
これまで通り何ももらえないよりずっといいわ

でもまだ油断はできん

実はこじれそうな件がある。
決算の会計事務所費用について
去年はアランさんの部門の収入が結構あったから
アランさんの部門が全部持ってくれたんだけど
今期はアランさんの会社は独立したんで
モルテンさんはモルテンさんの会社のぶん払わなければならない

でも今年の前半までアランさんの部門が中にいたせいで
会計費用は本来の額より5割ほど高い

今年のフォール社の会計費用は
アランさんがもってくれるんですかって聞いたら返事がないが
明日あたりめっちゃ怒って電話してきそうな気がする

ぶっちゃけアランさんの機嫌の乱高下には辟易してるので
もうアランさんと関わらせられるようなら辞めるからって
言おうかと思ってる

後任が簡単に見つかりそうな仕事ではないから
本当に辞めることにはならないと思うけど
もしこじれたら本当に辞めようかなと思ってる

はたしてボーナス受け取るのが先か！
それとも辞めるのが先か！
待て次号。