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コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

神よ、今日も走ります。

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09/29

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2014

3日目の1。バスかタクシーか


どんなに疲れていてもつみき家の朝は早い。


6時頃に起きて、バス会社の偵察がてら
朝食をとりに行くことにした。


今日は墾丁に行く日。
すぐ近くの高雄駅発車のバスは高速使って2.5時間と
下道使って3時間のものがあるらしい。
いろんな会社が高雄駅発のバスを出してて、どこから乗ればいいのか
何社のバスが何時に出るのかよくわからなかったんだけど、
ゆうべ調べたらやっと時刻表が見つかった。
高雄駅に近いバスターミナルから
複数社が共同運行でおなじ番号のバスを出してるみたい。


バスターミナルは駅の少し向こう側にあり
朝食で有名な高雄黒豆漿という店が近いみたいなんで、
チケットを手配しがてら、そこに朝食をとりに行くことにした。


ちなみに豆漿というのは豆乳のことで、
この漿の字は「脳漿」という単語を変換してコピった。
ほかにこの字が入ってる単語が思い浮かばなかった。
脳漿からとった漿を飲み物の単語に使うって微妙にキモくね?


さて高雄黒豆漿にむかい家族で駅前を歩いていたら
いかにもあやしげな客引きのおばあさんが
「墾丁行くんだろ墾丁、全員で1000元でいいよ」
と言ってきた(多分。)
なんで墾丁行くってわかんの~!?


墾丁行くバスは大人が400元ぐらい、子供は半額ぐらいだから
どのみち1000元はかかるし
けろりにも席が欲しいと言えば1200元になる。
1000元なら安いし
タクシーのほうがトイレに停まりたいとき停まってもらえるし
だいぶ早く着くという話もある。


とはいえ、このおばあさんは見るからに運転しそうもないので
この値段でもマージンが入ってる可能性が高い。


なんでタクシーが安いかというと
ほかのグループとあいのりさせるからだという話も読んだけど
おみやげや巡りさせられるのかもしれないし、
運転手本人を見ないで決めて
乗ってみたら変なとこにつれていかれるのも心配だ。


とりあえずタクシーが4人で1000元になることはわかったので
この時点でバスというパターンはほぼ頭からなくなった。でも
このおばあさんと契約するというパターンもないと思ったので
「我不知道什麼時候去 ウォープーチータオシェンマーシーハオチー
(いつ行くかわからないから)」
と断った。


言ったことが通じたみたいで
おばあさんはしつこくついては来なかった。
やっててよかったピンズラー。
ていうか1ヶ月の学習でこんなことが言えるなんて奇跡じゃね?



さておばあさんから離れると
黒豆漿までに「墾丁行くか~」って
次から次へと4回ぐらい声をかけられた。
なんでみんな私たちが墾丁行くって知ってんの~?
朝から高雄駅前を歩いてる家族連れは全員墾丁に行くのか?


その中で2番目に声かけられたおじさんが
「子供は無料、4人で7百元」という。
それは安い!破格に安いので逆にちょっと警戒してしまう。なんでそんな安いの?
ほかのひとものるんでしょ?と筆談で聞いたけど通じない。
わからないフリしてるだけな気もする。
7百元はむしろ引いちゃうなあ。
とりあえず名刺もらって「あとで電話するね」と身振りで伝えて
黒豆漿に向かった。


さて、黒豆漿は有名店らしいけど
正直いってあんまりおいしくなかった。
あん入り揚げパンはあんがちょこっとだし
焼餅というパイは「さくっとしておいしい」のがウリらしいのに
ここのはしけってる感じ。
ホットドッグは焼いた赤いソーセージだけだった。


割包という、肉まんの生地に角煮と高菜いための
はさまったやつだけはおいしかった。
豆乳はうっすら甘く、ふだん豆乳のまない子供たちが
意外によく飲んだ。


食べてるあいだに雨が降り出してどしゃぶりになった。

 
ならんでいるパンを選ぶ

 
豆乳は冷蔵庫から自分でもってくる。
黒豆漿とふつうの豆漿がある

 
この割包はわりとおいしかった

 
しけってる感じのした焼餅(シャオピン)
本来ならさくさくのはずのしけったパイ

 
中は空洞 紅豆餅(あんこパン)

 
正面のアジア食材店は後日あいてるときに行きました。
タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア物産が
日本で買うより安いしとても魅力的な店。

  

どしゃぶりの雨の道をながめていたら
向こう側がちょうど高雄後半のホテルだった。


そのホテルはビルがまるごとホテルなんじゃなくて
雑居ビルを縦割りにして、その半分がホテルみたい。
両隣も接近してて、かなり多くの部屋が
暗そうだと想像がついた。


ホテル予約サイトの評価はいまのホテルより高いので
接客や設備はいいんだろうけど
料金も1日あたり1000円ぐらい高い。
・・・ホントにここに泊まるかな?
私、接客や設備と同じくらい
部屋の明るさ重視するからな・・・





雨があがるのを待って黒豆漿を出た。
かえりみち、またさっきの2番目のおじさんに声をかけられた。
どうかね、タクシー乗るか決めたかねと聞いてるみたい


パパさんがスマホで翻訳してくれて
もういちど「ほかの客も乗せるんでしょ」ときいたら
今度は素直にそうだと言われた。
そうはっきりしてたほうが安心するわ。


そうわかってみると7百元は安いし、見た目
いやな感じのするおじさんではなかったので
9時に陸橋下の駐車場に来ると約束した。
「9時」っていうの、4日前におぼえたばっかだよ~(^^
またまたやっててよかったピンズラー。


ホテルに戻って8時。
約束まで1時間あるのでたろさんには宿題をさせ
部屋を片付けながら頭を整理した。


このホテルはサイドデスクの関係でベッドくっつけにくいのがアレだけど
受付のひとたちはにこやかだし立地も駅に近く、
同愛街は繁華で楽しい。


ホテルはやはりこちらに戻ろう。
受付に行って旅の後半の予約をし、予約金を半額払った。
(これがあとから微妙に後悔することになるんだけど・・・)


予約するときお掃除のおばさんがよばれてきて通訳してくれた。
このホテルには以前は日本語ペラペラのマネージャさんがいたらしいんだけど
その方はすでに引退されて、いま一番日本語がわかるのはこの
お掃除のおばさんらしい。


ここのホテルは地球の歩き方にも載ってるらしくて
日本人は結構来ると思うので
このおばさんの出番は結構ある気がする。


とても上手で言いたいことほとんど通じるので
接客やデスクワークみたいにもっとラクな仕事につけそうなのに
それでもお掃除のおばさんというところが
台湾の日本語人口の多さを物語ってると思った。


しかしこういう場合、この方は通訳としてのお給料も上乗せされてるのか
それともほかのお掃除のひととお給料は同じだけど
通訳業務はおまけでやってるのかどっちなんだろ
・・・そんなの聞けないけど。


部屋に戻り予約してあったホテルにキャンセルのメールを送った。
もう残り1週間切ってるから、ふつうだったらキャンセル料払うところだけど
メールで直接予約しててそのキャンセル条件については言われてなかったのもあり
あえてそのことには触れなかった。


先方からもそういうことは言われなかった。
キャンセルするにあたり理由とかを書かず「事情があって」とだけ書いた。
高雄は先日の爆発の件があったから
ホテル側はそのせいだろうと思ったかも。


さて9時に約束だからいそがないと。
8時半から超高速で荷造りし、8時45分にチェックアウト。
部屋のチェックはなかった。
8時52分には約束した駐車場についた。
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つみき
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自己紹介:
夏の旅行にむけ、体力づくりのために始めたジョギングが楽しくなり、旅行後も走ってみています。すこ~しずつですが走れる距離が伸びていくのが嬉しい

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