ゆうべおばあちゃんたち、空港のそじ坊で、
まずいおそばと牛丼食べて、たべきれなかったんだって。
坂戸じゅう探してもみつからないぐらいまずかったって。
「去年のフードコートが見つからなかった」
とおじいちゃんがいうから
「第1ターミナル行ったの?」
ときいたら
「第2に行った」
っていうんだよね。
「このまえSkypeで『去年のフードコートは第1だよ』って教えたのに」
と言ったらおじいちゃんが
「オレはそういう、店の名前とかはおぼえたことがない!」
とか胸張って言ってるし(--;
「そういう(おぼえてられないんだからおぼえなくていいや、という)姿勢が
ひとに迷惑をかけるんだよ」
と諭したら
「わかりました」
と案外素直な返事だったけど、あれは
「意地を張らないように気をつけよう」
と思っているだけで
「言われたことを書き留めるように気をつけよう」
とは思ってないね・・・(--;
いそいでお茶を飲みボトルをカラにするおじいちゃん
チェックインは前にひとグループいただけほとんど待ちなし。
ちょっと「ざ・たっち」に似てる、にこやかなお兄さんが全員チェックインしてくれた。
預け荷物はおばあちゃんのは16.6kg、わたしのが16.5kgと、
示し合わせてきたかのように近い重さだった。
このまえ、カートをダッフルの中に入れた、と書いたけど、
ふつうの航空会社だったらカートはダッフルと別に預けることができる。
でもスクートは預け荷物が有料で、20kgまでの荷物は別途申込みして
1コ3500円かかるんだよね。
(パパさんのぶんは、直前に申し込もうとしたら4500円に値上げしてた、というのは
以前書いたとおり。)
カートをダッフルから出して預けると別途3500円かかってしまうし、
持ち込み荷物にしたらしたで7キロまでという制限があるんで
ダッフルにしまわないといけなかったの。
LCCだから仕方ないけど、やはりこの荷物の重量制限というのは
なにげに気を使うものだった。
心配していた席は、座席指定料払っていなかったけど、全員ならんだ席にしてもらえた。
カウンターのお兄さん、イケメンではないものの、とてもにこやかで感じがよく、
スクートの職員さんですかときいたら、
ちょっと「えっと」という間があったあと「下請け会社の者です」と言っていた。
そうか~こういう仕事も外注っているのね。
「とてもにこやかに手続きしてくださって気持ちがよかったです、ありがとう」といったら
恐縮してお礼を言われた。
出国審査は長~い列だった。
おばあちゃんがコンビニにおむすび買いにいって戻ってくると、もう特に用もないので
出国手続きしてしまうことにした。
荷物検査でおじいちゃんの荷物がひっかかった。
機内持ち込み荷物にすきばさみ、鼻毛切りばさみと、大きな歯磨き粉のチューブが入ってた。
歯磨き粉も100mlを超える容量だったので没収。
鼻毛切りは刃渡りが短いので放免されたけど、すきばさみは没収された。
しかしこのルールどうなのかな。鼻毛切りハサミのほうがとんがってて、
すきばさみよりは危険そうに見えるけど。
出国後、おじいちゃんはハイライトを1カートン買った。
胸のポケットに入れていた、いま吸ってるタバコは私が預かった。
1カートンより1本でも多く持ってると罰金なんだって(^^;
86番の搭乗口まで長い廊下を歩いていくと、待ってるひとはまだ1組しかいなかった。
飛行機の出発は10時なのにまだ8時11分だ。
待合室のテレビで仮面ライダーやってる。
搭乗口のちょい手前に吉牛があって、
牛丼定食780円だった。カツなべ定食は1300円。高っ!
でも空港内にしてはまあ、良心的なほうかな・・・?
そのうちじわり、じわりとお客さんが増えてきたけど
9時になっても9時半になっても搭乗は始まらない。
というか、待合ロビー外側の廊下の出窓に腰掛けてクルーが朝ご飯食べてる。
あのひとたちが乗るまでは私たちの搭乗が始まるわけはない。
機長らしきひともコンビニサンドイッチみたいの食べてる(^^;
大勢の命を守る機長は、朝ご飯ももっとちゃんとしたもの食べてくるのかと思ってたよ。
今年はスクートのつもりだったが目の前にはなぜか中華航空。
と思ってたらしばらくしてスクート来た。
私たちも、買ってきたおむすびを食べたり、おやつを食べたり、
ペットボトルに水をくんだり、トイレ行ったりしながら待っていた。
ここでおやつやペットボトルに飲み物があるのを、ガラスのむこうのクルーに見られると
マークされるんじゃないかってなんかヒヤヒヤした(^^;
スクートって食べ物持ち込み禁止だからさ・・・
クルーは9時半をだいぶ過ぎてから飛行機に乗り込んでいった。
10時くらいにやっと搭乗が始まった。
チケットをチェックしてくれたのがさっきのお兄さんで、
お目目ぱちぱちしながら
「さきほどはありがとうございました。お気をつけて行ってらっしゃいませ」
と言ってもらった。律儀なひとだ・・・(^^
搭乗口に向かっていくときに、急に外が見えづらくなったなと思ったらスコールだった。
でも雨は一瞬で、離陸体勢に入ったときにはやんでいたように思う。
離陸準備がはじまると眠くなって、目がさめたらもう雲の上だった。
席は22列めの窓から3席と、通路あけて2席。
スクートってエンターテイメントも有料なので
パソコンでDVDを見せるため、窓からたろさんとけろりを並ばせ、
そこにおばあちゃんでフタをした。
通路をはさんで通路側がおじいちゃんでその隣が私。
子供たちは30分ぐらいしか寝なくて、ひたすらおばあちゃんが世話大変そうだった。
けろりが盛り上がって眠くないって言い張るときは頭にチョップしないと寝ないんだよね
やっぱ子どもはひとりずつ分けてめんどう見たほうがよかったな・・・

US$5で20MBまで接続できるWifiプランが新登場したらしい。
ちょっと使ってみたかった。
スクートの中は寒いときいてたので、ユニクロの冬物肌着とか持ってきていたのに
ぜんぜん寒くなくて、パーカー1枚はおっただけでもやや暑く感じるくらいだった。
この機体は窓のスクリーンがかわっていて、
スイッチひとつで窓が暗くなったり明るくなったりする。
あれはどうなっているんだろうか。液晶みたいなもん?
おなかがすいたときには、もってきたゆで卵やおむすびをこっそり食べた。
アテンダントはそれほど見張ってるというわけでもなくて、
こそこそ食べてるぶんには気づいてない感じ。
わりと堂々と食べたり飲んだりしてるひとも多かった。
以前乗った台湾線では、シートベルトとか荷物の置き場とか
なぜだかパパさんだけ目の敵にして何かにつけ注意してくるアテンダントがいたけど
今回乗ったフライトでは誰かが注意されてるところを一度も見なかった。
乗務員で髪を白髪に近い金色に染めたサッカー選手みたいな男性乗務員さんが
とてもにこやかで感じがよかった。
子供たちにはひまつぶしにDVDを2本つづけて見せた。
やっぱ6時間のフライトは疲れるね。
去年の中華航空は途中降機があって気が紛れたし、
アミューズメントや食事もあってよかったな。
でもバンコクまで往復してひとり3万円を切る運賃だもんね。
座る席があるだけで御の字よ。

↑着陸間際になって機内の照明が虹色に!
キレイだけどもっとほかにすべきことがあるんじゃないかと思った。
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