このホテルの最初の、Booking.comで予約した2日間は
朝食がついているんだよね。
ここのホテルの朝食は、以前は受付の裏手にあるレストランスペースで
ハムやパンのほか、炒め物やスープやお粥など
そこそこおいしい朝食が食べられたんだけど
いまはレストランは稼働していないみたいで、
ロビー脇のカフェスペースに案内された。

カフェスペースは狭くて天井が低く、
料理もハムとソーセージに目玉焼き、
わずかなサラダ、パン、コーヒー、紅茶。
フルーツはスイカにバナナぐらいだった。
たろさんは大満足だけどけろりこはほとんど食べなかった。
せっかく市場が目の前だし、明日は何か少し買ってこよう
食事が終わって、部屋に戻るまえに受付に寄った。
今朝の騒音のことを伝え、部屋を変えてくださいとお願いしてみた。
部屋番号言ったら「ああ・・・」って感じで
受付のお姉さんはあの部屋で騒音が鳴るの、知ってたみたいな・・・?

↑ 受付の背後の歴史絵画。何のシーンなのかな・・・
受付嬢は気の毒そうな顔しながらも
「今日は満室ですから変えられません」と言った。
でも現時点で掃除してて開いてる部屋がいくらでもあるわけじゃん?
まあ、満室なら誰かしらがあの部屋に泊まらなくちゃいけないわけで
そのひとにうるさい思いさせることになるというのは
自分勝手だとは思う。
でもそもそもあんなうるさい部屋が部屋として稼働してるのが間違ってないか?
私はあの部屋では寝られないんだよ~(--;
チップでも100か200払えば変えてくれるんだろうけどな
なんか、言うチャンスを失った。
耳栓買ってきて寝てみるか、私だけほかの部屋に移籍するか
あとで考えることにした。
食事すんで、10時頃出発。
アユタヤは暑いので早めに出ようと思ったけど
虫歯騒ぎですっかり遅くなってしまった。
ホテル前で客待ちしてる車は普通避けるべきだけど
ホテルの外は、ホテルと関係なくトゥクトゥクのたまり場だった。
市場の目の前だからね。
なんとなくだるいのは
朝から正露丸探して走り回ったせいかな~と思ったけど
みんななんとなく疲れ気味みたい。
昨日の移動が予想以上にハードだったしね。
そんなわけで、今日はチャーターしないで
近場の寺院だけピンポイントで行ってみることにした。
「マハタートまで。50バーツでどう?」とトゥクトゥクに声をかけると
1台目が渋ったので2台めに声かけた。
そしたら運転手同士でもめはじめてしまった。
どうも運転手同士でここに来た順番があって、
私が2番目に声かけたひとは何番かあとのひとだったらしい。
結局運転手同士で話がついて、
1台めの仲間のおじいさんに乗せてもらうことになった。
値段は60バーツからは下がらなかった。
2番目の運転手さんからは
「明日乗ってよ。明日オレの車に乗ってよ、なっ?」と頼まれた。
ワットマハタートはかつて来た数回のなかでも一番混んでいた。
入場ゲート前に少し広くなったところがあるんだけど
そこからしてツアー客がごちゃごちゃいた。
券売所でチケットを買った。ひとり50バーツ。子どもは無料だった。
例の、菩提樹の根に仏頭がとりこまれているところ、
以前は板をとがらした柵で囲んであったり
少しマシになってもチェーンで囲ってあったりしたんだけど
今回はロープになって少しスッキリしていた。
でも囲いもなにもなかった1999年の方がもっとよかったな
ここで父が子どもたちと嬉しそうにならんでいる写真を何枚か撮った。
でもこの写真がのちに幻の写真となる。
↑ 仏頭前の集合写真が幻の写真となったので、こちらはかわりの写真。
菩提樹下の写真を撮り終わって敷地内を散策した。
すぐ近くに井戸があって、子どもたちと中をのぞき込んだ。
井戸の直径2mぐらいあったかな?
中に小銭がいっぱい落ちている。
ふと、となりから日本語が聞こえて、
たろさんが「あっ日本人だ」って言ってしまった。
おまえなあ、ワットマハタートの日本人率は
おまえの小学校の日本人率と同じぐらいだぞ、
日本人いたからっていちいち声に出すな!(^^;
(→ちなみにたろさんの小学校は日本人8割ぐらいで、残りは
中国、韓国、フィリピン、ミャンマー、オーストラリア、インドなど
いろんな国籍の生徒がいます。ふつうの公立小ですが)
旅慣れない旅行者だとプイッとされるときあるからな、と心配したけど
感じいいひとで、むこうから「こんにちは~」って挨拶してくれた。
「こんにちは~」って返していたら
井戸の正面に立ってるひともなんかまじまじとこっち見てる。
手元を見れば「地球の歩き方」。
そっちのひとにも「こんにちは~」って挨拶(^^;
ほらね、日本人めちゃめちゃいるでしょ。(^^;
ぶっちゃけあとのひとは日焼けしすぎてて、
歩き方持ってなかったら日本人だとは思わなかった
長旅のひとだろうね。
ワットマハタートで混んでるのは仏頭とその付近ぐらいで、
裏手のほうまで歩いていくとすごく静かでひとも少なく
遺跡の雰囲気が味わえた。
バンコクから日帰りツアーで来たりすると
裏手のほうの"何もない"区域までは見にくる時間がないのかな。
小さい仏塔の中のぞくとコウモリがいたりしておもしろいのにね!
(アユタヤに来てわざわざコウモリ見たいひとも
いないかもしれないけどね!)
それにしても暑い。
ゲートを出ると、アイス売りがいた。
おじいちゃんがすかさず寄っていって買っている。
10バーツだったかな?
ココナッツ味とかイチゴ味とかチョコ味とか、いろいろあった。
ややクリーミーなアイスキャンディーで、
シンプルでおいしい。
溶けやすい気候なので、受け皿をつけて串を刺してくれるところがありがたかった。

アングリーバードの缶ステキ!どこで買ったんだろう・・・
この、発泡スチロールでできたトーフみたいのは
どうやらアイスの見本らしいのよね
ワットマハタートを1周あるいたらもう疲れてしまった。隣のワット・ラーチャブラナぐらいは見ようと思っていたんだけどみんなもう元気がなくてトゥクトゥクをつかまえて帰宅した。帰りも60バーツだった。
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