まだ暗い。
5時に目がさめてしまったので、1階の受付前のソファに行って日記を書いた。
雨がしとしととふっていて涼しい。
ここの受付は、ドアとか壁とかがなくて素通しなんだけど、蚊はいないみたいだ。
まだ夜中の様相だけれど、受付のところにいると
たまにだけどひとの出入りがある。
真っ赤なハイヒールをはいた女性を連れてかえってくるひとがいた。
このホテルはすでにパートナーのいる老ファランばかりのように見えるけれども
この立地だからやっぱ女性を連れてくるひともいるんだよね。
女性が受付でIDを出している。
パタヤには何度も来てるけど、女の人を連れてくる系のホテル
あんまり泊まったことないから物珍しい・・・
こういう立地のホテルでは子連れの客とかウザがられるだろうなと思っていたけど
このホテルは老ファランとタイ人女性カップルの
幼いお子さんがプールとかにもけっこういて
そんなに肩身の狭い感じではなかった。
外に目を向けると、むかいの18コインズホテルの一階のバーで
ずっとずっとお客あいてにおしゃべりしている黒人のおじさんがいる。
日本人らしき2人連れの男の子を相手にしゃべっていて、
その子たちがいなくなると警備員あいてにしゃべっていた。
何喋ってるんだろう。
通りすがりの酔客からこんばんはと言われたんだろうか、
「実際もうおはようっていう時間なんだぜ!」
と機嫌よく挨拶しているのが聞こえた。
夜があけてきたのは6時頃になってからだった。
朝食前にたろさんと、中庭の駐車場で縄跳びの練習。
学校の宿題で、前飛び何回とか、後ろ飛び何回とか
課題をこなさないといけない。
たろさんはすぐへばってあんまりまじめに練習しなかった。
駐車場を歩いていた従業員さんのコドモ

すぐへばるたろさん
運動のあとは昨日のおそうざいやさんと
セブンで朝食を買ってきた。
今日はこのホテルはチェックアウトの日だ。
次のホテルは屋上に気持ちよさそうなプールがあるから
プールは次のホテルで入ることにした。
チェックアウトまで時間が余るので、
たろさんが学研の宿題しているあいだ
けろりを連れて、パタヤタイ通りの
ワット・ヤイ・チャイモンコン前の市場に行ってみた。
ワットチャイ市場、入り口の通路のお店が撤去されて
バイク置き場になってた。
ここにあったお総菜やさんやスイーツやさんは
どこ行ったんだろう。
ワットチャイ市場は、中央ホールが主に生鮮品と食品で
それをかこむ外周で衣類や生活用品を売っている。
入り口の通路を通り、中央ホールに入るまえに右に折れて、
いつも行く子供服の店に行ってみた。
このお店は、2011年の年末、
2回目にパタヤに来たときに見つけたお店だった。
30代くらいで英語を話せるキレイなママさんがやっていて
たろさんが好むポリエステルのTシャツを種類豊富に揃えており、
ほとんどいつ行っても開いているし、価格が安定して安い。
それで、その後パタヤに来たときは必ず寄っていた。
ついてみると、そのお店は以前とかわらない感じだったんだけど、
いつものママさんはいなくて男性が店番していた。
店主が変わってしまったんだろうか?
ジョムティエンホステルの近所のお店もそうだけど
たまに店が、「居抜き」どころか
商売まるごとで売られてしまうことがあり
店のたたずまいそのままに全然違うひとがお店やってて
びっくりすることある。
かけてある服を見てみたら、このまえの火金市場のワンピースよりも
ずっとすてきなデザインのワンピースがあった。
ドレスと言ってもいいかもしんない。
このまえの火金市場のドレスは全部ポリエステルで
青とピンクの組み合わせとか、すっごいセンスのワンピースが
中心だったんだけど、
ここのドレスは上半身が綿のTシャツで着やすそうだし
下はレースとキラキラが使われていて
ひと目みてけろりは「おかあさん・・・これ!」と絶句し
目が輝いてしまっている。
値段を聞いたら290バーツというんだけど、
私が何も言わないうちに「安くするよ」といって250に下がった。
火金市場のワンピース200バーツよりも高いけど
このレースいっぱいのドレスが250なら安いわ。買いだわ。
私の目も輝いていたかもしれない。
着てきたワンピースの上にドレスを着て
すでにお姫様モードのけろりこ
たろさんがよろこびそうなアングリーバードの上下セットもあった。
これは、パタヤにいるあいだにまた来たら買うかもしれない。
けど、火金市場でたろさんのものをいくつも買ったばかりで
ここでまた買うとけろりがうるさいので見送った。
いったん帰るほうに歩いたけどふと、アングリーバードのセット
たろさんが欲しがるかどうか、一応写真とっといたほうがいいと思って戻ったら、
いつものママさんがいて、さっきの男の人と、けろりぐらいの大きさの子どもと
床の段差に座って、買ってきたごはんを食べていた。
あっやっぱりお店変わってなかったんだ!
さっきの男の人は旦那さんだった。
お店のママさん、私のことおぼえててくれて、
「お兄ちゃんどうした?」と聞かれた。
「ホテルでまってる」って言ったら
「パタヤにいつまでいるの?」ときかれ
「あと10日くらいいるよ」というと
「お兄ちゃん連れてまた来てね~」ってニコニコして見送ってくれた。
顔見知りに会えるっていうのは嬉しいものだね(^^)
市場の近くの屋台でワッフル売ってたので買ってみたら
1枚10バーツだった。安っ!
見た目ワッフルなんだけど、ふわふわでちょっとココナッツの香りがして
おだやかに甘くてコーンなんか入っちゃってて
私の知ってるワッフルとは全然違うけどなんかおいしかった。
けろりと「もっと買えばよかったね」って話した。
火金市場の前からソンテウ乗ろうとしたらカラだった。
ソンテウ初心者にとって
「無人のソンテウに乗らない」っていうのは鉄則なんだけど・・・
いいや、乗ってみよう。私もう初心者じゃないから!
ぼったくり運転手に当たっても、タイの場合
自分がポケットから出さない限りお金はとられない。
無人ソンテウに乗り込んでも、
行き先を言わなければチャーターにはならない。
何も言わずに乗り込んだ。
途中から何人かひとが乗ってきたし、ホテルの前で停めてもらって
10バーツ払って(けろりはまだ無料だから)問題なく降りた。
・・・そういえば今回の旅行では、ちょっと迷ったことがある。
たろさんのソンテウ代だ。
ソンテウは何歳まで無料なんだろうか?
前回たろさんがパタヤに来たときは6歳でまだちっこい感じだった。
1回だけたろさんのぶんも払えって言われたときあったけど
そのほかはだいたい無料で問題なかった。
でも今回は8歳になって、かなり体格的にもボリュームが出てきた。
今回最初にソンテウに乗ったときは火金市場に行くときで、
私はいちかばちかたろさんの分は払わないでみたんだけど、
おとがめなしだった。
でもそのときは、ほかにも降りるひとがたくさんいて、
がやがやがやっと何人かが払ったから、ちゃんとチェックできてなかった
だけかもしれない。
その帰りに乗ったときは、やっぱり大人のぶんだけ払ってみたんだけど
「ちょっと待て」と呼び止められて、お前たち4人だろう、って
4人分(つまりたろさんの分も)払わされた。
それ以降はたろさんのぶんも払ってたんだけど
パパさんが来てからふと、払うのやめてみたらとくに呼び止められず
その後1回も文句言われなかった。
これってある意味錯視効果もあるのかもしれない。
私と、おじいちゃんとおばあちゃんは全員150センチちょいで、
並ぶとたろさんも「かなり大人に近い体格」に見える。
でも身長177センチのパパさんが一緒にいると
たろさんはまだまだ小さい。
そういう、対照上のサイズ錯視によって
たろさんの有料無料が決まってる、って面がある気がした。
ホテルに戻り11時ちょっと過ぎにチェックアウトした。
少し雨が降っていた。
スタッコート受付のみなさん。
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