そういえば昨日埼玉の母とSkypeで話したんだけど
おばあちゃんは無事退院してきたらしい。
お正月におばあちゃんが入院してすぐにお見舞いに行ったときは
おじさんちにあげてもらえなかったらしいんだけど
今回おじさんがウンと言ったので
家にあがってみたら
足の踏み場もないほど洗濯物が山になっており
家の隅々がひどいほこりと髪の毛、
５年も前から飾りっぱなしのクリスマスツリーは
枝やオーナメントにくまなくほこりが積もっていたそう。
窓という窓にビニールとガムテープでみっともない目張りがしてあり
放射性物質の侵入を防止しようとした形跡がある。
むかしからススキが多い地域なんだけれど、
自慢だった庭はすすきやツタがはえそろって
庭というよりは野原の様相らしい。
はるみおばちゃんと洗濯機を何回かまわし、
全部を徹底的に処分＆掃除したがるおばちゃんをなだめながら
痕跡がめだたない範囲で掃除をしてきたらしい。
娘たちはとうとうこんど帰ってくることになったとか。
おじさんの話によればオーストラリアは家賃が高く
月に２５万もかかっているので
仕送りももうムリなんだろうと。
そんだけ使ってたらそりゃおばあちゃんの財産も底をつくね
別におばあちゃんが納得して使わせているんならそれでもいいけど
使っといておばあちゃんの今後を見れなくなったとか言わないでね。
（つーかほんとに家賃だけで２５万！？仕送りで２５万の
間違いじゃないのかと思うんだけど
おばあちゃんは家賃が２５万と聞いたそうだ。
どんな豪邸に住んでんだ？！
まあ、おばさんが行ったり来たりしてるというからには
スリーベッドルームのアパート借りてるのかもね）
ちなみに娘たちがオーストラリアに行ったのは
５年前のことで
おそらく放射能汚染を考えて
行ったんじゃないかとのこと。
おばあちゃんは病院にはいる前より元気になって帰ってきたって。
帰ってきてトイレいってしばらく出てこないので
様子を見に行ったら掃除してたんだって。さすが
あそうそう、ひどいんだよ。
退院するまえおばちゃんたちがおばあちゃんに会いにいったら
「私は幸せよ～。こんな至れり尽くせりの病院で
みなさんやさしくて食べ物もおいしいし
こんな（とまわりの意識のない入院患者さんたちを指さして）
何もわからなくなっちゃったひとに比べたら
本当に幸せだわ～」って言うんだって。無神経でしょう！？
寝てるように見えても聞こえてるかもしんないのに
おばあちゃんは常日頃良識代表みたいな顔してるわりに
たまにこういうこと言うからね
倒れたおばさんも相当なことを言うひとらしかったけど
おばあちゃんもなんだかんだで無神経発言は
ぽつぽつしてたんじゃないかと思う。
おばあちゃんはとりあえず来週は
公共機関の有料見守りサービスみたいの使って
その次の週からは地域のデイケアセンターに頼むらしい
お昼たべさせてくれて遊ばせてくれて週２回お風呂も入れてくれるんだって。
一応癌なので、これから弱っていくはずだとは思うんだけれども
おばさんというストレスがなくなって
案外このまま癌がぐんぐん小さくなってまだまだ長生き
しちゃったりしてね、なんて言ってた。
それにしてもおばさんどうするかだよね～
リハビリの病院に入るか家に戻ってくるのか知らないけどさ、
娘たちが帰ってきたとしても
おばさんの面倒ちゃんと見れるんだろうかね～
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