モルテンさんが使ってる会社のカードっていうのが
もう閉めようとしてる旧会社の名義で、
ところがその支払いをしてるのが新会社のほうなんだ。
これ普通はダメだと思う。理由もなく別会社の出費を補填してるわけだからね
それで、新会社の名義で法人カード作ろうってことになったんだけど
例によって在留カードの壁で作れないことがわかった
なのでこのまま旧会社のカード使い続けたいってモルテンさんは言うんだ。
でも経理上税務上これって適当じゃないので問題になるかもしれない、と
あやかさんは心配している。
で、モルテンさんが旧会社のカード使い続けたいって言ったときに
「じゃあまあ、今はいいですけど、問題になりそうだったら
あやかさんから連絡が行きますから」って言ったらモルテンさんが
「いや~アヤカは新会社と旧会社の違いもわかってないと思うよ
自分がいるのが新会社の支店だってことも知らないと思う」って言ったんでびっくりした
いやめっちゃわかってますって!
あやかさんはめっちゃ頭の切れるひとで
私が法務局に行く前から、支店の登記操作には会社の存続証明が必要で
そのためには領事館に行かないといけないとか
自力で調べて知ってたひとだよ。
旧会社にいくつ支店があるのかモルテンさんも誰も知らなかったのに
ひとりで調べて全部登記簿とってたんだよ。
モルテンさんはあやかさんがすごく誠実で
仕事をきちんとするひとだということはわかっているけど
あやかさんがどのぐらい会社のこと知ってるか、
わかってるかということはあんまりわかってない。
それはあやかさんは英語で話すときカタコトだし、モルテンさんは
日本語ではあまりつっこんだこと話せないから。
人間って、話せる程度のことしかわかってないと思われてしまうんだよね
モルテンさんはあやかさんのことすごく信頼してて
あやかさんもモルテンさんのことは尊敬してて
お互い信頼の絆でがっっちり両思いなんだけど
その実お互いのことを深く知ってはいないし知ることができないっていうのは
不思議でもありちょっと気の毒でもあり
なんかもったいない気もした。
私あんまりそういうこと求められてないかもしれないけど
モルテンさんとあやかさんが誤解してるとこあったら
解いていこうっと。微力ながら。
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