たろさんが囲碁部に入った話はしたっけ？
囲碁部は、６年生のときに催された部活体験のときに
女の子ばっかり３人ぐらいしかいなくて
あそこは気楽でいいんじゃないかなと
私が冗談半分で勧めていたら
そのときは乗り気には見えなかったけど
中学入ったらまず見学にいって
たちまち気に入って
ほかの部活は見学もいかずに入部してしまった。
北海道のおじいちゃんが囲碁をやっているので
もともと興味があることはあったらしい
囲碁部に入ることになったと言ったらおじいちゃんは
めいっぱい顔をほころばせて喜んだ。
たろさんと仲良しの男の子もたろさんの影響で入部して
今年は８人入部したとか。
囲碁部の人数が一気に倍になる大量入部だとかで
指導の先生もすごく喜んでいるのだそうだ。
５月の下旬にはさっそく囲碁の大会に参加して
初心者としては一番高いレベルの
１５級というのをもらって帰ってきた。
その前の晩に、定石の手で少しわからないことがあり
北海道のおじいちゃんに電話して教えを請うと
すらすらと教えてくれた。
パパさんとたろさんが碁盤をはさんで
おじいちゃんに教わりながら勉強してるのが
すごく微笑ましかった。
その後も嬉しそうに部活に通っており
家でも夜８時になるとパパさんと囲碁やっている。
特に理由がないかぎり全員が何らかの部活に入ることを
推奨している学校なので
興味もないのにむりにどこかの部活に
入れられたり
毎日いやいや通ったりすることになったらいやだなあ
と思っていたが
本人が自分で興味を持って
やって楽しい部活を見つけることができたので本当によかった。
もうすぐ中間試験なんだけど
試験前の一週間は部活が休みなんだって。
で、
「ええ～っ、試験前部活ないの？
つまらないなあ！」
ってぼやいている。
ほんと気に入る部活があってよかった。
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