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コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

神よ、今日も走ります。

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04/12

Thu

2018

外国がキライなひとたち

今日ジムで、捕鯨のおじさんを通して
別のおじいさんと知り合いになった。
80才すぎててひとり暮らしなんだって。
雰囲気的に、ずっと結婚してないひとかなって感じ

どういう流れだったか「旅行費を稼ぐためにパートしてるようなもん。
旅行ばかり行ってるからお金が貯まらない」
と言ったら「オレと一緒だ」というから
どのへんに行かれるんですかときいたら
「京都とか奈良は毎年行くね」とのこと

以前はジムで知り合った友達と行ったんだけど
みんな死んじゃったから最近はひとりが多い、とここまでは
切ない話しだったが、
自分は身障者なので入場料とかいろいろ半額になる。
つきそいのひとも半額になる
混んでる展覧会とかも特別枠で並ばずに入れるから
友達連れて行ってやってるんだ。
上野のあたりの美術館はタダになるからほとんどまわった、と
なんとなく「オレの権利でおごってやってる」的な口ぶり。
どういう障害か知らないけど、障害があっての身障者パスを
「いいですね」とも言い難いし
オレのおかげで安く入れてる的なその認識も微妙に引くわ・・・

美術館なんか好き?博物館は?花を見るのは好き?と聞かれて
あんまりそういうの行かないですね、
美術館なんでか苦手で、子供たちが行きたがったときは
旦那に連れてってもらってますね。
花みる趣味あまりないですね、実家の埼玉は花見れるところ多いみたいですけど、と
あまり突き放した感じにならない程度に
しかし少しも興味がないことがハッキリわかるようにあいづちうってたが
「旅行はどういうとこに行くの?」ときかれて
「だいたい外国が多いですね」というと
「外国いったことねえや、日本にだっていいところがいっぱいあるでしょう
なんでそんな外国まで行かないといけないの
外国いってそんな名所とか観光地とか見たってしょうがないでしょう」
とまるで悪いことでもしてるかのような口ぶりで
文句いわれた。意味わからん

おまえ行ったことないのにしょうがないかどうかどうしてわかんの
日本の名所とか観光地見たら意義があって
外国の名所とか観光地だったら意義がないのかよ
とは言わなかったが
「外国語で話すのが好きですね。市場で値切ったり
土地のもので料理したりも好きですね」
といったら黙った。参ったか!おもしろそうだろうが!
(おもしろそうだと思って黙ったのかどうかわからんけど)

すると急に話しが変わって「で、旅行代稼ぐためにどんなバイトしてんの」
というから、ここはもう徹底的にいこうと思って、普段知らないひとに
そこまで話さないけど
「外国人のお金もちの夫妻のお手伝いしてます」
「いえメイドじゃありません、資産の売却の手続きしたり、弁護士に相談したり」
「奥さんは日本語が全然話せなくて」
って話ししたら「ふーん」といってどこかへ行った。
ああよかった。
私はあなたのように自分の狭い世界をひとに押しつけるひとはきらいなんだよ。
あなたも日本を差し置いて外国に旅行に行く私のことが好きになれないだろうから
私たちは友達にならないままのほうがいいんだよ。



そういえば今回北海道の旅行では
珍しく義母に旅行のことを詳しく話す機会があった
それで、タイが子供と行く旅行先として
いかにいろいろな面で(医療、交通、安全性、経済性、そして
親日的で子供に優しい点など)すぐれているかを話した。

義母はこれまで旅行の話しするとすぐ、
ただ外国という共通点があるだけで全然関係ない土地の事件を出してきて
そんな危ないところへは行かないほうがいい、としめくくるから
ほとんど旅行の具体的な話しをしたことがなかったが
今回は私の説明に、タイがそんなに安全で医療的にも
安心できるということは初めて知ったと関心していた。
(病院系のネタとして最も人気がある、父が猿に噛まれた話しはしなかった)

でも旅先でどういうことがあるかわからないから
気をつけていってきてくださいね、と
初めて「行かないほうがいい」ではないしめくくりを聞くことができたので
義母もついにわかってくれたかと嬉しく思った
(あきらめただけとも言う)

でも別の話してたときに
「そういえばこのまえ中国(←本当は台湾)で鍋の中身を
女の人にかけたひとがいたでしょう
ああいうひとは日本にはいないわね」と言ってたので
やっぱ根本的に義母が外国は危ないと思ってることは変わらないみたい。

なので、
「日本人にもいろいろいますからね」
「9人も殺してバラバラにしたり、車で商店街を
走り回るようなひとがいますものね」と思い出させてあげた。
不思議よね。日本にいたら、日本の凶悪事件を聞くほうがはるかに多いのに
どうして外国の事件だけ記憶に残って外国が危険だって思えるのかしら。


ちなみに20代のときの会社の同期で
日本大好きで「日本を隅々まで見てないのに外国に行く意味がわからん」と
言ってた友達は、その後、とあるSFにはまって
ここ十年ほど、毎年奥さんおいてアメリカのイベントに行ってるんだと(^^;
英語はそんなに話せるわけじゃないらしいけど
今じゃすっかり交通機関にも慣れたもんらしく
苦手だった香辛料の多い食べ物もすっかりなじんで
今では毎年食事から移動まで楽しみでしょうがないってさ
そうでしょうそうでしょう
心の鎖国を解きなさい、解けば自然とそうなるのよ
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夏の旅行にむけ、体力づくりのために始めたジョギングが楽しくなり、旅行後も走ってみています。すこ~しずつですが走れる距離が伸びていくのが嬉しい

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