私が子供の頃に読んだ絵本に「ぞうのはな」という本がある。
象の鼻はあまりにも人気があって、象の鼻は自分こそが
象を象徴し代表するものだと驕って
象の手足、耳、目、胴体、頭をつぎつぎにクビにした
そうして自分だけになった鼻は、自分はそれでも象だと主張したけど
おまえがどうして象なもんかと通りかかった猿にばかにされて
どこかへ飛ばされてしまったとか、そういう話。
いまあやかさんの行動を見ていると、その話しを思い出す。
今日は溝の口に行く予定だった。
私自身の予定は、あやかさんはいてもいなくてもできる用事だったので
行くつもりですが用事ありますかと聞いたら
仁くんという男の子を通してLINEが来て
来るなら木曜にどうぞ、木曜は自分は会計事務所に行くのでいないけど
と言われたので今日行くことになった。
朝からまず銀行に振り込みに行き、
web技術者のミナさんと待ち合わせてオフィスへ、のつもりだったが
ミナさんは今朝ちょっと片付ける仕事があって朝食がとれず
おなかぺこぺこというので朝からくら寿司に行った。
くら寿司はまだ開いておらず、駐車場で20分ほど待つ間に
モルテンさんと引っ越し業者とメリーさんに電話をして
明後日見積もりの下見に来てもらう約束と連絡をとりつけた
くら寿司でごはん食べながらあれこれ話した。
このところあやかさんとアランさんの関係が悪く
この前のセミナーの打ち上げにあやかさんは遅れて来て
アランさんが打ち上げで言ったことにダメだしをし
そこで(まだ受講者のひとたちがいるのに)ケンカが始まったらしい
あやかさんはこのところ私以外のひとたちにもケンカ腰で
チャーハンさんが週4しか来てないことにクレームを言い、
「技術がついてきたら短時間で製作できるようになるから
そうしたら週4とか3とか短くしていってもいいという話しだったんでは?」と聞かれると
それはちょっと驕ってると思うと言い放って
結局チャーハンさんは1月末で退職することになってしまったらしい
正直アランさんは浮き沈みが激しくてみんなついていけないと思ってる
そんなアランさんの浮き沈みを吸収して屋台骨になってくれているのが
あやかさんだったけど、あやかさんが同じようなパワハラを始めたら
この船は屋台骨なしで穴ふたつ。誰もついてくるわけがない
ミナさんはこの12月の下旬の締め切りのために、上旬に仕上げて
あやかさんに提出しておいたんだけど
あやかさんは別の業務で忙しく、結局着手できなかったらしくて
締め切りの3日前になってデザインを仕上げてきて
「これできたから、こことここ直して」
と変更入れてきたんだそうだ。
ミナさんはその時点でほかに、目前の締め切りにむけた作業かかえてるのに。
「昨日徹夜した」とか言われたそうだが、12月の上旬から
20日の日数があったのに、昨日急に徹夜して変更入れられても、と
当然思うだろう。
そんな感じなので業務の改善について提案したら、
あやかさんからは「ていうかさ、お給料を振り込んでいるのは誰かってことだよ」
(=使われてる身で出過ぎた口をきくな)って言われちゃったらしい。
ミナさんはここに「僕たちのチームの一員にならないか」ってスカウトされて
「本当に好きなことをやろう!」と思ってやってきている。
業務をよりスムーズにしようと考えて提案したときに
おまえは雇われてるくせに余計な意見するなと言われるならほかで働いても同じ。
ただ理想を考えず仕事をするっていう話しなら
私はもっと尊敬できるひとの下で働きたい、とミナさんも言っていた。
ぶっちゃけ問題の根幹はアランさんがもう成功した者きどりで
あやかさんにあとやっといてねとばかりに仕事押しつけて
遊びに行っちゃったことにあると思うけど
怒りをぶつけるべきはアランさんであって
あやかさんはいまほかのひとに怒りをぶつけはじめて
どんどん信頼を失って孤立しつつある。
そんな話しをしながら少し早いランチをおえて仕事場に行き、
仁くんとも話した。
仁くんはあやかさんが私に連絡することがあるとき
中間に入ってくれてるひとだ。
私は別にそんなまどろっこしいことをする理由がないので
仁くんを通さずふつうにあやかさんにメール送ってるんだけど
もしかしたらあやかさんは私からじかにメールもらうと
ストレス感じるのかもしれない。
仁くんが、「ツミキさんのやりやすいように僕を使ってください」と
言ってくれてるので、お言葉に甘えて今度から
私から連絡するときも仁くんに返信しようかな・・・
あやかさんが私にメール直接送ってこないのは
私と直接やりとりしたくないほど嫌ってるのか
あるいは直接メールしてしまうともっとひどいことを言ってしまいそうだからか
なんとなく後者のような気もする
と今日は仁くんとミナさんと
かなり腹をわってアランさんあやかさん問題について話し合った。
お正月休みで少し落ち着きを取り戻すかな
だといいけど。
アランさんとあやかさんのいないオフィスは実に快適だった。
ところで、今朝振込に行ったのには訳があるんだ
昨日あやかさんが、管理部門から貸してたお金全部返してくれたんだよね
細かな明細がついてたので、おそらくこれに手間がかかるから
なかなか返すことができなかったんだろうとわかった。
また、明細を見ると、初期に管理部門の銀行口座に入った売上を
貸しの総額から差し引いてあった。この差引をする形で売上を取り返しても
目立たないように、貸しの総額が大きくなるまで待っていたのかもしれない
それならそうと言ってくれれば明細をつくることも私が変われるし
いつぐらいに返してもらえばという話しもできたのに
どうして知らせるということができないんだろうか
お金が返ってきたら知らせると連絡してあったので
モルテンさんにメール書いて、溝の口オフィスからの振込あって
全額かえってきましたよって言ったら
「よくやった!本当にありがとう」って返事きちゃった
あやかさんはもともと返す気あったんだから
私が何かやったわけでもなんでもないんだけどね。
私が連絡したときに「ちょっと待っていま計算したいから」とか
少額ずつでもいい?とでも言ってくれればややこしい話しにならなくて済んだのに
大騒ぎしてアランさんにまで言うからモルテンさんの耳に入って
お金が返ってきたのは私の手柄みたいになっちゃったよ
あやかさんは本当にやり方がヘタだわ。
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