受付には初めて見る女の人がいた。
私と同い年ぐらいの、長い髪を茶色に染めた女のひとだ。
聞いたらポーンさんの奥さんだって。
「あれ~っ?前来たときは結婚してなかったでしょ?」
ってきいたら、
「あのときには奥さんはバンコクにいた」というので、
「お子さんいるの?」
ってきいたら一瞬言いにくそうに詰まったあと、照れくさそうに
「子どもは前の奥さんと一緒にバンコクにいる。
今の奥さんは新しい奥さんなんだ。」
と言った。
しまった、立ち入ったことを聞いてしまった(^^;
ここの宿では、私たちがリピーターだからなのか、
それとも誰に対してもそうなのかわからないんだけど
いつもチェックイン手続きする前に鍵をくれて
まず荷物置いて落ち着いたらパスポート持っておいでよと言ってくれるんだよね。
この気遣いが好き。
もらったのはソイサリタ側の401号室、402号室の鍵だった。
本当は、裏手の空き地側の部屋が景色がいいんだけど
今日は空きがなく、明日空き地側のお客さんがチェックアウトしたら、
そちらの部屋を見せてもらうことになった。
401号室は10畳くらいの一番小さいスタンダードで、
402号室は16畳くらいだったかな。
どちらもシングルとダブルのベッドがあった。
以前はこういうファミリータイプのベッド構成はなかったんだけど
私がレビューで繰り返し書いたから検討してくれたんだろうか(^^
カビくさい402。
テーブルとかもちょっとキツキツに追いてあるし
ソファがボロかった・・・
ダブル+シングルの部屋ができたことは歓迎。
でもどうして広いほうの部屋にシングル置かないのかな・・・
バルコニーの流し。
ただ、私たちもっと大きい部屋を希望してたので、ちょっとがっかりした。
ジョムティエンホステルには、スイートとでも言うべき部屋があって
気に入ってたんだけど、改装して大きい部屋は小分けしてしまって
いまはこのサイズか、もっと小さい部屋しかないんだって。
通された402号室はちょっとかび臭いニオイがあって、
それを意識してか、ラベンダーのルームフレグランスを2コもおいてるものだから
一層変なニオイになっていた。
おばあちゃんは気にならないというんだけど
私は部屋のニオイがよくないと一気にテンション下がるほうなのね・・・(--;
それで、受付に行って、ほかに空いてる部屋ないかな、って聞いたら
ダブル1コでよければ空いてる部屋あるけど・・・といって
404号室の鍵をくれた。
404号室は402より少し大きくて、カビくさいニオイもなかった。
おばあちゃんと、じゃあ402やめてこっちにする?
でもそうするとベッドが足りないけどどうする?って協議した結果、
両方とも借りることに決めた。つまり5人で3部屋ね。
ここにいる間にパパさんが来るから
どのみちパパさんが来たら3部屋借りようと思っていたわけだし
ひと部屋ひと晩2500円もしないから
初めから3部屋借りちゃおうということになったわけ。
それで、404は私、402(カビ)はおばあちゃん、
401(小部屋)はおじいちゃんということになった。
子どもたちは日替わりで、私とおばあちゃんの部屋を
行き来することになった。

404。
402に比べてだいぶ広々としてみえる。
カビのニオイの件もあるので
同じ金額だったらちょっと納得いかないぐらい印象が違う。
ソイ側の景色。(セカンド方面を望む)
紫のラインはZingというあたらしいホテル
正面の茶色いのはK&Yというアパート。
日貸しもしてるけど基本はマンスリーみたい。
ひとつひとつの部屋は狭そうに見えた。
受付に行って6日分を一気に払ったら、
ひと部屋700バーツのところ割引して550にしとくね、と言ってもらった。
でも支払った金額を見ると、3部屋で1泊あたり1620バーツだった。
それだと1泊540バーツじゃん?
おじいちゃんの部屋は小さいから530バーツで、
残りの2部屋が550バーツなんだろうか?
よくわかんないのよね。
404号室はドアノブが半分こわれかかってる感じで
鍵がなかなかあかなかった。
改装であたらしく作ったと思われるバスルームには
ゲストハウスらしい、安っぽい洗面台がついていた。
ここのホテルの、ピンクと白のタイルがチェック柄になってる
ゲストハウスらしくないかわいい洗面台が、好きだったんだけどな。
404のバスルーム。
写真拡大すると見えるけど、壁のタイルの模様が光ってキレイ。
さらには、洗面台の鏡は水滴だらけで
顔がほとんどうつらなかった。
前には、こういうことはなかったんだけどな。