あら?私ったら8月14日の旅行記
アップするの忘れて15日に行っちゃったようです
気を取り直して14日のつづきアップします
順番はあとで入れ替えます
ミニバスに戻ったところ
サトーンソイ1までだと遠いし高速とかいろいろあるから
1800バーツ払えという。
さっきと話が違うじゃない?
高速代は私が払うからさっきいった値段で行ってよといったら
「いや、高速代コミで1800バーツ」だって。
「アヌサワリーまで900バーツと言ったでしょ、
サトーンまで900は高すぎる」
と抗議したけど下がらない。
じゃあアヌサワリーまででいい、と言ったら
「アヌサワリーにはタクシーいっぱいいるから
そこからはタクシーで行けばいいよ」と言われた。
はれ?ぼろうと思って言ったわけじゃないみたい
よほどバンコクの混雑がイヤなのかな。
私たちが交渉しているあいだ、
脇で別のお兄さんがけろりをガン見してからかっていた。
さて、いざ乗ることになると、さっきのお兄さんたちのうち
一番話に参加してなかった日本人顔のお兄さんの車に乗ることになったらしい。
このお兄さんの車はシートが水色の人工レザー張りで
まだだいぶきれいだしエアコンがよく効いて快適そのものだった。
さして飛ばしている感じもしないのに車はぐんぐん進んで
1時間強ぐらいでアヌサワリーについた。
途中けろりこが飴がたべたいとひどくうるさくなったと思ったら
気づくと寝ていた。眠くて騒いでいただけか。
アヌサワリーの裏路地に入ったと思ったらおろされた。
何をかくそう私、アヌサワリーに来るのは初めて。
頭上に通っている電車は南北にのびているとはわかるけど
どちらが南でどちらが北かもわからない。
アヌサワリー周辺は塔のある広場に向かって
四方八方から道が集まっていて
どっちの道にすすんでいくとサトーン方向なのかもわからなかった。
道は混んでいて、タクシー乗り場のようなものも見当たらず
たまたま大きいタクシーが来てつかまえるなんて
至難の業のように思われた。
もし大きいタクシーがつかまらないようなら
2台に分乗することも考えなければならない。
そして私以外の5人は日本語しか話せない。
(パパさんにいたっては日本語もロクに話さない)
ここでGrab Taxiの出番かもしれない、
そう思って、携帯をのぞきこんだ。
暑くて、早くなんとかしたくて焦る。
そうしている間にちょうど大きいタクシーがきてたらしい。
それをたろさんが止めた。でかしたたろさん!
降りてきた運転手はサングラスしてちょっと悪そう。
ふっかけてくるだろうなと思った。
サトーンソイ1と聞くと運転手は200バーツと言う。
むっ?200バーツ?
それって私が「この金額なら上出来」と思ってた額じゃね?
サトーンのホテルからチャトゥチャックまで行ったことが何度かあるけど
混んでる時間帯だと200バーツぐらい平気でかかる。
アヌサワリーからサトーンまでは、チャトゥチャックからよりは少し近いけど、
このへんは渋滞があるし、
2台に分乗することを思えば200って安くね?
私は値切らずOKして荷物をのせた。
渋滞しているアヌサワリー付近
走り出してしばらくすると、けろりが車の窓ボタンをいじって
何度も窓をあけた。
コワモテの運転手さんなんで、怒られるかなと思いながら
おそるおそる「すいません」と言ったら、意外にも気さくな感じで
「いやいや、大丈夫、子供はみんなこんなだから。
私の子は4歳と2歳の娘で、チェンマイにいるけど、
おさるみたいだよ」と英語で言った。
運転手さんは4か月に1回、2週間ほど帰るけど、
こちらで出稼ぎしてるんだって。
運転手さんはまあまあ英語が話せるひとで、
「サトーンのソイ1にパンティップというホテルがあって」と言ったらすぐ
「知ってる」と言った。
「パンティップはいいホテルだよ、高くないし広いし」というので
「中を見たことあるの?」と聞いたら
「ある。お客さんをむかえにいったときに中を見た」と言っていた。
ラオス人の常連さんがいて、ときどきパンティップに泊まるんだって。
その常連さんを空港に送っていったという話だったので、
空港までいくら?ときいたら600か、700という。
600でどう?ときいたら、高速代出してくれるならいいよ、というから
電話番号を聞き、時間を確認して、出発前日に連絡すると約束した。
運転手さんはレックさん。
サトーンから空港までは、すいてる時間なら
250バーツぐらいで行っちゃうけど
大きいタクシーを早朝につかまえるのは運がいるし
予約すれば高いのが普通。
大きいタクシーが予約で迎えに来てくれて600+高速なら安いわ。
別れ際にサングラスはずしたら、コワモテでもなんでもない
温厚そうな北部顔の若いパパさんだった
それにしても今日はうまくつないで
楽にバンコクに来れてよかったな~(^^)
貸し切りのロットゥーで900バーツに
大型タクシーで200だったら御の字だわ。
アヌサワリーで降りたときには水もってきたことを恨んだけど
大きい水も無事新しいホテルにもってこれた。(^^;
レックさんにはあとで
「私たちは19日に帰るから、18日に電話します」
とSMSを送ったけど、英語を書くのは苦手なのかもしれない。
返事はなかった。
さてホテルについたけど受付には2人しかいなくて、
なんかトラブルがあったのか、こみ入った話をしてる模様。
なかなかチェックインしてもらえない。
お客は中国人の家族らしく、
何か事情があってBOOKING.COMからの予約をキャンセルしたんだけど
キャンセルした日が遅くてお金がかかってしまうことになり、
困って相談してるようだった。
BOOKINGにかかるキャンセル料は
ホテルではどうにもならないんだけど
「なんとか助けてくれ」とか言われていてホテルのひとも大変そう。
キャンセル料はホテルがもらうものじゃなくって
予約会社が受け取るものなので~と英語で説明しているけど
中国人の家族はそこまで英語が通じないみたいで
そこをなんとか~みたいに交渉しようとしている。
しばらく私たちは放置されて呆然とそのやりとりを眺めていたんだけど
そのうち事務所からひとり出てきて対応してくれた。
私たちをチェックインしてくれたのは中年のつるりとしたおじさんで、
何人ですかときかれて6人ですと答えたら「ハア!?」と聞き返された。
2人は子供だとわかって納得したようだけど。
あんなひろい2ベッドルームがあっても6人も泊まるのは稀なのかしら。
「2寝室にそれぞれツインベッドの部屋をお願いしたいんだけど」と念を押すと、
ほかのひとに「そういう部屋ってあるんだっけ?」ときいていたから
受付はあまりやったことがないひとなのかもしれない。
「私のほうがよく知ってるわ。ここに何回も泊まったことがあるから」
というとちょっと決まり悪そうに笑ってた。
さて、前回ここに泊まったときは6階だった。
それでも父はきれいな夜景だと大喜びだったけど、
もうちょっと高い階のほうが夜景も迫力があってキレイなんだよね。
もし割り当てられた部屋が低い階だったら、
もう少し高い階で空きがないか聞いてみようと
チップにぎりしめていたけど、
もらった鍵を見たら1601だった。
このホテルは、18階から上は改装のすんだデラックスなので、
スタンダードで予約したら最上階は17階。
それで16階もらえたら上出来だわ。
入ったのは16階の一番サトーン通り側の部屋だった。
景色は実によくて、部屋の調度も比較的新しい。
カーペットはあたたかみのあるピンクの部屋と、
寒々しいブルーの部屋とあるけど、
私の好きなピンクのほうだった。
ほんとにうまく運ぶ日だな~(^^)
大きいほうの寝室・・・の電灯をつけるけろり。
電灯をひとつひとつ点検してまわるけろり
この広さを見よ。
あとこの足の日焼けを。
ひろびろキッチン
テレビはブラウン管。
狭いほうの寝室。それでも120センチ幅のベッドが2台
余裕をもっておさまっている。
部屋はチェックインしたときにはすでにキンキンに冷えていた。
しばらくはエアコンの止め方が思い出せず
私たちは寒くて長袖を着ていた。
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