ほどなく昼になったのでもう一度魚市場に行ったら
少し店が増えていた。
ここでは買った海産物を、２０バーツで
目の前で蒸してくれる店があると聞いていたけど、
湯気があがっているせいろのある店がきっとそうだろう。
イカやエビの値段をきいたら、お店のひとがタイ語で答えてくれたが、
それをお客の男性が中国語に訳してくれた。
近年タイで買い物してると中国語で
値段言われること多いんだよね。
私日本人なので中国語はわからないんです、といったら、
こんどは英語になおしてくれた。いや、落ち着け。私いま
中国語はわからないんですってタイ語で言ったでしょう、
タイ語のままでもわかるよ(^^;
でも親切なひとだということはよくわかったので
お礼を言った。
この店で３５０バーツのエビ1キロを買って、
２０バーツで蒸してもらった。
帰ろうとしたら、
釣り竿をもったひとがバイクで走っていくのが見えた。
あらっ、このへんに釣り場があるの？と思い、急遽、あとを追ったところ
港から長くのびた防波堤のほうへ行くようだった。
防波堤の先までいくとさっきのひとが
もうひとりの釣り人と話していたので
ここで何が釣れるんですか
餌はなんなんですかときいたけど
「いろいろ釣れるよ。エサなんかなんでもいいんだよ」
とのことでいまいち参考にならなかった。
でもここで魚が釣れることはわかったわ！
防波堤の先にはイカのモニュメントがあった。
日本人的には、これってすごいさかさま感ある。
ズコーッ！ってなってる感じしない？
そこからまたひとっ走りして、おかずやさんで
おかず２つとカオカムーを買い、ガイヤーンやさんで
カオニャオを３つ買って戻った。
食器を持っていくため一旦ホテルに寄ってみると、
おじいちゃんがちょうど
ビーチから戻ってきてトイレに行こうとしてるところで、
ホテルの奥さんから何か言われて困っている。
大通りで電気工事があって３０分ほど
停電だといわれたのはわかったが、
トイレに入っていいのかいけないのかがわからないらしい。
結局電気がつかないよと言われただけで
トイレは入っても大丈夫だった。
パラソルに戻ると、たろさんとけろりこが交互にシャチに乗って遊んでいた。
たろさんは去年はクラゲをこわがってあまり海に入りたがらなかったけど、
シャチに乗ると体の大部分が水面から出るから心配がないらしい。
シャチ持ってきてよかったわ。
呼ぶと子供たちも戻ってきて一緒にお昼をたべた。
エビは身がなかなかしっかりしててうまみのあるいいエビだったけど
シーフードソースが入ってないのが残念だった。
ビーチや屋台で貝とかエビ買うと必ずつけてくれるのにな
青唐辛子のから～いシーフードソース。
市場はそういうもんなのか、外国人だからいらないだろうと
省かれたのかわからないけど。
ビーチではときどき何かを投げたりひろったりしながら
移動していくひとがいる。
よく見ていたら投網だ。網を投げて魚をとっているのだ。
近くまで行ってみると、２０センチほどの光る魚がとれてるようだった。
ここのビーチはシャコはいるわ、エイはとれるわ（←去年見た）
魚はとれるわ、無尽蔵にシオマネキはいるわ、
本当に豊穣の海だな。
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