明日はバンコクへ帰る日だ。
早朝少しだけビーチで遊ぶつもりだけれど
本格的にビーチで遊べるのは今日が最後。
帰る準備していたら、
子供たちが馬に乗りたいという。
そういえば今年はまだ馬に乗っていなかった。
おばあちゃんが「あの馬が恰好がいい」と昨日から言ってたのが
27番のゼッケンつけた馬。
それがちょうど近くで客を探していたので声をかけた。
また2人で1頭のせようとおもったら鞍の形が1人用で
2人は乗せられない。
それでひとりずつ順番に乗せようと思ったところ、
27番の馬子のおじさんが携帯で別の馬を呼んでくれて、
北側のビーチのほうからはるばる波打ち際を水しぶきあげて
パカパッ、パカパッと走ってきた。
おおっ、なんかかっこいい!
2頭それぞれにけろりとたろさんを乗せてもらった。
15分150バーツ、2頭で300バーツ。
中洲の手前の水を渡って出発していった。
子供たちが馬に乗ってる間、
飛行機凧をあげて遊んでいるおじいちゃん。
子供たちが戻ってきた。
結果的に27番は大あたりだった。
この馬は本当におりこうさんで、
馬子が離れていてもいうことをきく。
一応簡単にストップとか右とか左とか、
手綱のとりかたを最初に教えてくれたらしいけど
口綱もつけないで馬子のおじさんが脇を歩くだけで、
馬はおとなしく歩いていき、たろさんもけろりも
まるで自分で馬をあやつっているかのようだった。
二頭がならんで歩いて、私の近くに戻ってくるときには、
軽く走らせて恰好いいところを見せてくれた。
昨年乗せてもらったときは浜のはるか遠く
姿が見えなくなるぐらいまで歩いていってくれたのに対し
今日はそれほど遠くまではいかなかったけれども、
今日のように混雑した浜辺では
移動距離を目の届く範囲にとどめてくれたのが
かえってありがたかった。
近くまで戻ってきてからも、写真がとりやすいように、
席の前を2度行き来させてくれて、
最後には私も入れた集合写真や、おじさんたちも入った集合写真など、
億劫がらずにとらせてくれて、子供たちも楽しんで大満足だった。
フロートのシャチは今年、たろさんがとくに気に入って乗っており、
持って帰りたいと懇願されたけれども、
シャチはそれだけで3,4キロあって
そのぶん持ち帰れるものが減るし、家でもおく場所をとるし、
と説得して、おいて帰ることにした。
このシャチを誰にあげるか悩んだが、
貸しパラソル屋のお兄さんに、
「私たちあの魚もういらないんですが、
いりませんか?」ってきいたら
ほしいと言ってくれたのであげちゃった。
私たちが宿に帰るときに、お兄さんの仲間が
「なにこれどうしたの?」ときいて、お兄さんが
「日本人のお客が、もういらないっていうからもらった」みたいなことを
言ってるのが聞こえた。
かえってたろさんとバイクで洗濯を出しにいき、
釣り道具屋でガソリン3本入れて、
ビーチの南のおわりのへんまでツーリングした。
かな~り閑散としたビーチのハテのほうに
ドリンクを売っている屋台があったので
タピオカいりミルクティを買って帰った。
けろりとおじいちゃんはもう昼寝していた。
帰ってからたろさんも昼寝した。
私は昼寝せず、洗濯が終わった頃にとりにいき、
たろさんが起きてからほした。
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