ふたたび車は出発した。
すると今度はけろりがトイレに行きたいという。
おじいちゃんと一緒に草むらで立ちションすれば
よかったじゃないの、というと
できるわけないでしょ!と。
これからの時代、女の子だって
立ちションぐらいできなくてどうする!
というのは冗談で、オーンさんにお願いすると
面倒がらずにすぐ先にあったガソリンスタンドで止まってくれた。
けろりがトイレから戻ってくると車は走り出し、
またほんの少し走って、別のスタンドに入って
オーンさんは今度はガスをいれていた。
ぶっちゃけ、さっきのスタンドで止まってくれなくても
ここまで来るぐらいならけろりも我慢できたんじゃないかと思う。
それぐらいの時間だった。
それでも急いでるだろうと最短距離のガソリンスタンドに
止まってくれたんだろう。
こういうマメさのあるひとは本当にありがたい。
ただし、いいところばかりではない。
オーンさんの運転は、荒いというのかなんというのか
はかなり車線を変更する方で、
最初助手席に座っていたおじいちゃんは、
「この席はかなりシビれる」といって
ガス入れ休憩のときにたろさんに席をかわってもらっていた。
助手席は一番危ない席なので
そういう危ない運転手のときに、子供を助手席に
乗せてもらいたくなかったが。
朝買ったおやつ。これは結構おいしくて
みんなよく食べたんだと思った。
でももう、どんな味だったか覚えてない・・・(--;
道はときどき渋滞して、バンコクに近くなると
のろのろ運転になることが増えた。
けど、出発して3時間半たつ頃には見覚えのある
地域まで戻ってきていた。
チャオプラヤ川をわたるへんでかなり
天気があやしい感じがしていて
ラマ4世道からンガンデュプリ通りに曲がり、
今まさに到着しようという、というときに一気に大粒の
雨が降り出した。
ホテルはおなじみパンティップスイーツ。
ホテルについて荷物をおろし、
オーンさんに一緒に写真に写ってもらって
最後にお金を払った。
ホアヒンを中心としたタクシー会社に予約したので
バンコクの会社に予約するより少し安くて
料金は2200バーツ。
で、チップ200バーツいれて2400バーツ払った。
さてパンティップスイーツは2時からチェックイン可能で、
予約時にも2時チェックイン希望と書いて知らせておいたのに
到着してみるとまだ部屋の用意ができてないと言われ
結局そのあと3時15分頃まで、1時間以上も待たされた。
このホテルは去年もチェックインのとき長々と待たされたよね。
採算ギリギリでやりくりしているのだろうけど
メイドさん減らしすぎなんじゃないのかなあ。
これじゃあ評判を落としてしまうよ
幸いロビーの応接セットは空いていたので
ここでのんびりしていた。
雨は一時はひどい降りで、なかなかやまなかった。
いろいろおやつを持っていて、食べてきたけれど
そろそろおなかがすいてきた。
雨だと密林感が増すホテルの庭。
狭い庭なんだけど、高い木があるせいか
空間の大きさを感じる・・・
ホテルには併設のレストランがあるけれど
5人で食べたら一食で何千円もかかるから、
絶対こんなとこで食べたくない。
3時過ぎ、雨が弱まってきたので
たろさんとお昼を買いにコンビニに行った。
コンビニから戻るとみんないなかった。
部屋は1106というのは聞いていたので、
その部屋に向かった。
1106はプールと逆側の部屋だ。
カーペットはベージュ。
カーペット敷きの部屋はピンクかブルーが多いなか
ベージュは珍しい。
11階の部屋のキッチンからは、
となりの建物のパラボラアンテナの下の
ペントハウスの植え込みが見えた。
以前たしかこの上の階の部屋に泊まったことがあるな。
目の前にパラボラアンテナがたってて
雑然とした眺めに見覚えがある。
このホテルは2つ寝室があって
それぞれがダブルまたはツインベッド
ツインベッドなら120cm幅が2台、
ダブルベッドだと240cm幅っていうのが
これまでの相場だった。
だけど1106の主寝室のベッド幅が少し小さく見えるので、
測ったら210センチだった。
ちょっとくやしい。

部屋が広々としているわりにしょぼいアメニティ。
買ってきたコンビニめしをひろげて
みんなでお昼にした。
ホイドンをあけた。
こんな感じ。いかにも当たりそうな見た目・・・
食後、雨が止むのを待ったけどぜんぜんやまない。
4時におじいちゃんが昼寝しに寝室に行った。
けろりは疲れすぎて頭がおかしくなって
ひたすらさわいで転げまわっていたので
おじいちゃんとこに行きなさいといって寝かせた。
おじいちゃんからもどやされて
しょげてやっとおとなしくなったらしい。
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