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コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

神よ、今日も走ります。

06/08

Sun

2025

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03/15

Fri

2019

8/1②タクシー

英語の話せるにこやかな60がらみの運転手さんだが、最初に
「パイナイ?(どちらへ?)」ときかれ、タイ語で
「ヤワラート(中華街)お願いします」と答えると、
「おお、タイ語話せるんだねえ」と英語で言われた。
その感じがなにかわざとらしく、
なんか、タイ語を話せるかチェックして
タイの習熟度を試された感じがピピっときた。

「ヤワラートになに買いにいくわけ?」ときくので
「おみやげ買いに」と答えると
「ヤワラートに何かいいもんあるの」といいつつ、
ホテルの敷地からサトーン通り方向に出ようとする。

「ンガンデュプリ通りに行ってくれません?」といったが
もう車はサトーン通り方向に出てしまった。
「なんであっちの道?」ときくので
「チャイナタウンにはラマ4世道のほうがいいから」というと
「そうだよ、ここの道からいけるんだよ」と
まるで初めからそのつもりだったかのように言って
サトーンソイ1の途中から裏道のソイゲーテに曲がって、
ンガンデュプリ通りに出た。

でも初めからそのつもりだったなら「なんであっちの道?」って
きくわけがない。
このへんに不案内で、ンガンデュプリから出たほうが
中華街方面に出やすいことを知らないなら
ソイゲーテがンガンデュプリに
通じてるのなんか知ってるわけがない。
いってる事とやってる事がズレている。

しかし運転手は上機嫌で
「私は遠回りとかは嫌いなんだ。プロの運転手だからね。
もう20年もタクシーやってるんだ」と経歴自慢を始めた。
以前はアユタヤのTDKの現地支社の支社長の
専属運転手だったこともあったとか。

但し、そんなことを言われて信じてはいけない。
バンコクにタクシードライバーが何人いるか知らないが
今まで何人、大手日系企業の専属運転手に会っただろう。
大手日系企業は現地支社長がそんなに大勢いるのか?
おそらくタクシー運転手の間で、
流行の経歴詐称なんだろう。

「いつ日本に帰るんだい、どこに行った?
明日はどこへ行くの?サファリワールドなんかどう?」
とパンフを見せてくる。一瞥だけして
「いえ、いいわ」というと、
「明日はどこへ行くの?」ときかれた。

「明日はルンピニー公園(ミズオオトカゲのいる
近所の公園)に行くよ」というと
「なにそれルンピニー公園って!
サファリワールド行けばいいじゃないの。
水上マーケット行った?アユタヤは?」としつこい。
「アユタヤは去年行った」というと
「で、もう今年はいいって?」と運転手。
「両親は年であまりたくさん歩けないからね」
と言って全部却下してたら
だんだん不機嫌そうになって最後は黙った。

どうもこの運転手は押しが強くてよくないな。
こういう運転手のときにはケチがつくことが多い。
私たちは、感じのよくない運転手の車に乗ってしまったときには
だいたい車内のタクシー登録証の写真をとっておくようにしてる。
相手にもわかるように写真をとっておくことで
いつでもツーリストポリスに連絡できる状態にして
相手を牽制するためだ。

今日も運転手の登録証でも撮っておくか
・・・と思って気づいた、今日スマホわすれてきた!
やばい。牽制できないのもイタイが
おじいちゃんが迷子になっても連絡とれないし写真もとれない。
痛恨のミスだ・・・(--;。

私の焦りをよそに、車は進んでいく。
ラマ4世道は、9時すぎてすでにすいていた。
地下鉄工事のために、チャイナタウン手前は
渋滞するのが常だったけれど、
長年の工事もついに終わったようで、
ホアランポーン駅前もスムーズに流れていた。

そろそろチャイナタウンにさしかかるという頃、
運転手が久しぶりに口をひらいて
「チャイナタウンについたら中には入っていけないから歩いてよ」
と言った。チャイナタウンの「中」ってどこのことを
言ってるんだろう、もちろん路地裏まで
入っていってくれとは言わないけど・・・と思っていたら、
金行や有名レストランの看板が出てくる
ずっと前の角で右折レーンに入った。
つまり、チャイナタウンにつくまえに
アサッテの方角に曲がってしまおうとしている。
なにそれ!まだ300~400メートルあるじゃん!

NONONONO! I don't want to let them walk!
That's why we took taxi!
冗談でしょ、両親歩かせたくないって言ってんでしょ
そのためにタクシー乗ったんでしょうが!」
とかなり力強く言ったらしぶしぶ車線を戻した。

「で、どこへ連れていきゃいいの」とふてくされて言うので、
ちょうどよさそうな目印を探し、
「バンコク銀行のとこ」と指定した。
降りたとき、メーターは76バーツだった。
80払ったけど、キッチリ払ってやりゃよかった。

タクシーおりて私とおばあちゃんが
「あーっ!今の運転手いやだった!」と言ったら
おじいちゃんとたろさんが
「なんだ、ほがらかでいい運転手さんと思ってたら違ったの?」
「ねえ?」
と顔を見合わせた。
いまのピリピリした雰囲気感じなかったの?
君たちは脳に毛が生えているね!
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03/14

Thu

2019

8/1①コームターァカッサヤーン

12時少しすぎに寝て5時少しすぎに目が覚めた。
毎日の活動量からすると
この睡眠時間でたりるわけないのだが。
疲れが残っていて考えがまとまらない感じ。

今日はチャイナタウンに行くが、そのまえにまず
インド人街に行く予定だったので
おかゆだけ食べていこうと、まずは裏通りに
おかゆ買いにいった。

今日は洗濯しない予定だったのに、なんか間違えてしまい
洗濯出しに行ってしまった。
帰りはモトサイでパンティップまで10バーツ。
モトサイのひとに、航空省の呼び名をきいたら
「コムターァカッサヤーン」というそうだ。
ターァだけ高いところから下がる音だった。

子供たちはシリアル、おばあちゃんと私はおかゆで朝食とり、
8時にモトサイで洗濯ものとりにいった。
コームターァカッサヤーンといったら通じたのでうれしい。
この往復も10バーツずつ。
体力あれば市場まで、夕食の材料を
買いにいこうかと思ったがなんか疲れが残っててダメだった

帰っておじいちゃん起きてきたが、
昨日ゆっくり休んで体調がまあまあいいらしく、
また、けっこう涼しいので歩いてみよう!となって、
予定してたインド料理だけの参加でなく、
いつもの、干しエビやさんのあたりから
チャイナタウンを歩くことにした。
子供たちには300ずつ軍資金をあげた。

ホテルの裏から出たら全然タクシーがこないので
いったんロビーにもどり、門番さんに
タクシーを呼んでもらったらすぐ来た。

03/12

Tue

2019

7/31⑤スワンプルー市場


 

 

あらためて健康器具に連れて行くと、
けろりはひとつひとつにとびついて運動していたが、
どうしても1種類だけ順番がまわってこない。

同じ形のが2基あるんだけど、
片方はうつろな感じの青年がなんかつぶやきながら
ブランコがわりに乗っており、
片方はおばあさんがスマホで話しながら
ずっとつかっていたのであきらめた。

また魚のところに戻り、エサうりのおばさんから餌を買って
撒きはじめた。けど、だんだん飽きてきたし
日がくれてきたのできりあげた。




スワンプルー市場まで20バーツでモトサイに乗り、
ドリアン、ソムオー、カオニャオ、おかずの砂肝炒め、
とうがんスープ、ムーサテなど買った。

帰ろうとしているとちょうどカラのトゥクトゥクが、
市場の向かいのソイからサトーンにむけて曲がろうとしている。
サトーンソイ1までいける?ときいたら、いいよ乗れ乗れというので、
いくらかきいたら100だって。

思わず「ヤ~ダ~!」って退いたら
「いくらよ」というから「40」とこたえると、
60、50と下がって、最後は40になった。



買って帰ったなかで、砂肝(上の写真右)がすごい好評だった。
あとは、市場のサトーン側入り口から入って左手、
いちばんよくおかずを買う店で買ったホーモック
(魚のすり身蒸し。下の写真左)が、
なめらかで辛すぎずめっちゃおいしかった。

 


けろりはムーサテを4本に、
カオニャオはひと袋の4分の1か3分の1程度、
あと、とうがんのスープを食べた。
久々に「おいしかった」といったので
体調回復してきたのだと思う。





みんなだいぶ疲れがたまってきている。
けろりは疲れると走り回ったり
大声出したりが止まらなくなるので、
プールでも何度やめなさいと言っても
叫びまくっていたし、
たろさんもちょっとした隙に、
けろりの手をいすの向こうからひっぱるとか、
ちょっとやられたことでひどくやり返して泣かせるとか、
加減のわからない行動が目立ってきた。

たろさんは今日までにこつこつと
おじいちゃんや私やおばあちゃんにマッサージをして、
今日とうとう手元残高1000バーツ達成したそうだ。
(但し旅行のために私から前借りした分もあるので
実質稼いだのは640バーツ)

たろさんはおそろしく働き者だ。
高校生になってバイト始めたら
際限なくバイトに打ち込んでしまいそうで心配だ。

おじいちゃんたちは疲れていて今日はホテルから出なかった。
バンコクで休養日を予定しておいてよかった。
このホテルのいいところは、いちにち中にいても
「今日無駄にしちゃったな」という気持ちにならないところだな

03/11

Mon

2019

ゾンビ映画

このところ、amazonプライムで
ビデオを見ながらジムで走るのがお気に入りだったけれど
メンタリストをシーズン2の終わりぐらいまで見たら
飽きてしまった。

歯医者の歯科衛生士のお姉さんが、バチェラー(※)
がおもしろいってすすめてくれたけど
私にはほんと、ダメだった。
いまシーズン3のバチェラーが決まって予告してるけど、
過去2人はホストにしか見えない。いまの若い女の子たちって
こんな不誠実そうなキモ男たちが好みなの・・・?
(※ バチェラーは高収入イケメン独身男性を
大勢の女子でアタックし、ゴールインを目指す恋愛実況番組)

それでほかのテレビシリーズを探していたんだが
amazonで以前にゾンビ映画を見たせいだろうか
なんかやけにウォーキングデッドっていうドラマを
見てみろってamazonがおススメしてきていた。

ずっとスルーしていたが、ある日試しに見てみたら
これがなかなかにおもしろくって
ジムで見ながら走っていると30分があっという間にすぎていく。

この前けろりこがふざけてヘン顔してたのが
そっくりだったので
「お母さんがいま見てるビデオに出てくるゾンビみたい」
と言ったら子供たちが興味もってしまい
見てみたいという。

絶対こわくてトイレ行けなくなるからダメだ、といったけど
内容が知りたいというので、先日、夜ねる前に
そこまでのあらすじを話して聞かせた。
けろりはもうそこまでで怖くなってしまって
トイレに行けなくなった。

でもさすがにたろさんはもう小学校卒業目前なだけあって
トイレについてきてとか言わなかった。
「お母さん今夜もゾンビ見るの?早く続き見ておいてね
明日の朝どうなったのか教えてね」と言って寝室に行く。
それで私は、毎晩できるだけゾンビ映画を
見ないといけなくなっている。
そして朝起きると前夜のゾンビのあらすじを
たろさんに詳細に話して聞かせるのだった。

けろりはゾンビは怖いが、話の続きは知りたいらしい。
それでけろりには別途、ずっと粗いあらすじをまとめて
「妹をなくした女の人と、おまわりさんの同僚は
付き合うことになったの」
「乱暴者の弟は、女の子を探してて、がけから落ちてけがしたの」
などと経過を報告している。

私のあらすじを聞いて、子供たちの頭の中では
どんな映像、人物像ができているんだろうか?
何ヶ月か、何年かたったあとに実物を見て
「思ってたのと全然違った」って言われそうな気がする。

私はというとこのところあまりに集中してゾンビを見ているので
街角でも、ちょっと薄暗い戸口で何かしているひとを見たりすると
ゾンビに思えて仕方がない。
夜ゾンビを見ているので寝不足になって
朝ジムに行けないのも困ったものだ。

03/11

Mon

2019

7/31④カラス



ホテルの敷地の隅でひろった巨大な葉っぱ。
Tシャツと同じ色だからわかりにくいけど、おなかの下のへんまで
葉っぱなんです

 

ンガンデュプリ通りの食堂長屋


けろりはすっかり元気そうだったので、
前から行きたがっていた航空省公園に連れていった。
池があるようなので、新しいセブンに行って
魚の餌にするパンを物色したら、
比較的大きいパンの袋の中に小バエが封じ込められていた。

ハエなんかには慣れてるといっても
さすがにこういうのはタイのひとも買いたくないだろう
ちょうどいいからそれを買った。23バーツだった。

そのまま歩いて公園にいった。いつも車で通るほうから入ろうとしたら
門番からあっちだよと言われた。
よく見ると、車道と公園の間には壕があって、
車道側からは公園に入れないようだった。

 

別の口から入りなおして池で餌やろうとしたが、
すごい小さいメダカみたいのしかいない。
これは期待はずれだなあ~こんなにたくさんのパン
どうしよう、と思っていたところ、近くにいたおじいさんが、
あっちに大きいのがいるよと英語で教えてくれた。

おじいさんに、どうして英語話せるんですかってきいたけど
意味がわからなかったみたいで
その問いに返事はなかった。


    

いってみると魚の餌を売ってるおばさんがいて、
なるほどそこにはたくさんの大きい魚がいた。

  



ハト。そんなところにたっていると池のナマズに襲われるぞ。



買ってきたパンは、ここではまたたく間になくなってしまったので
「おばさんの売ってる餌も買ってあげようか?」といったら
「あとで。まず広場で遊びたい」という。
広場には健康器具がならんでいて、
地元のひとたちが運動しているようだ。

けろりは芝生をつっきってまっしぐらに広場に走っていった。
ところが、走って行く途中で
急ブレーキをかけて立ち止まり
きびすを返してこっちに走って戻ってきた。
その後ろから翼を広げてカラスが飛んでくる。
あきらかにけろりを追っている。

あわてて走っていって、「やめろ!」とでっかい声だした。
けろりは何か、警戒させるようなことをしてしまったんだろう。
カラスはすぐ近くに着地してこちらの様子をうかがっている。
けろりの前に立ち、カラスにむかって足を振り回して
追い払おうとしたが、足がとどくほどの近さでもない。
ただ、むこうもやる気で口をあいて
鋭いくちばしを見せながら威嚇してくる。

足じゃラチがあかないので、背負っていたリュックをおろして
片手で肩ひもを持ち、大きくふりまわした。
もちろん振り回したリュックが届く範囲もたかが知れているが
カラスは2、3歩飛びすさった。
でもまだこちらを見据えて、飛びかかってきそうにも見える。

リュックを投げようかと考えたけれど、
当たらないかもしれないし、
リュックを手放してしまうとこちらは身を守るものもなくなる
届かなくてもリュックを振り回しているほうが得策だ。

そう判断してもう一度リュックを振り回したとき、
これは意図したことではなかったけど
振り回したリュックの脇ポケットに入っていたペットボトルが、
カラスに向かってビューンと発射された。
同時にカラスも飛び立った。

ペットボトルは、弧を描いてカラスの脇を通り
ズシャーと音をたてて遊歩道の向こう側に落ちた。
カラスは遊歩道沿いの植え込みに降りた。
カラスはまだ口あいて威嚇している。
しかし、とりあえずこれ以上襲ってくる様子はないので
ペットボトルをひろいにいった。

ペットボトルは、フタのところが削れて穴があいて
ボトルも少し削れていた。

 

ほんの少しの間、見えなくなっていたまわりの世界が
徐々に色をとりもどして、うかびあがってきた。
サッカーボールを蹴って遊んでいた
5,6才ぐらいのタイ人の子供たちがこっちを見て、
日本人がナントカカントカって言ってるのが聞こえてきた。

けろりはこわがって私のうしろにかくれて震えていたが
少しすると落ち着きを取り戻して、
「おかあさんの本気の戦いを見た」とつぶやいた。

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自己紹介:
夏の旅行にむけ、体力づくりのために始めたジョギングが楽しくなり、旅行後も走ってみています。すこ~しずつですが走れる距離が伸びていくのが嬉しい

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