コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

メリーさんちにお仕事しにいこうと準備していたら
メールが来て、週末から具合が悪いので
延期にしてもらえるかしらという。

朝のばたばたした時間だったので
パパさんのお弁当とか作ってから返信のメール書いていたら
まだ７時半くらいに旦那さんから電話がきた

メールで書かれていた経緯と、
明日元気になるかどうか、お医者さんに行ってみないとはっきりしないということを言われ
私のほうも明日か明後日面接がありそうなので
夕方また連絡しましょうといって切った。
全部日本語で話してくれて助かったわ。
私英語で電話するのは少し緊張するので。

子どもたちが出かけていって
さてあいた１日どうしようと洗濯などしていたら
東芝の派遣会社からで、明日面接どうですかという
明日の昼頃に面接してもらうことになった。

で、明日面接だから明後日行ってもいいですかってメリーさんにメールしたら
金曜はいつも３時くらいから別荘に行っちゃうから
明日の午前か午後はどう？という。

そこで、木曜は昼ぐらいに面接だから
金曜のほうがいい、朝９時ではどう？とメールを送った。
そのついでに、もしこの仕事が決まっても就業は２５日だし
仕事自体週３～４日なので、もし私のお手伝いが継続的に必要でも
まだ１～２日お手伝いできるよと書いた。

すると返事がきて、
じゃあ、就業するまでの２５日までのあいてる日全部と
そのあとも週１日のお休みの日は私たちがもらうわ、という。
そして「私たちは年に２回、各２ヶ月日本に来るの。
そのときに手伝ってもらいたいので頼ってもいいかしら」と言われた。
なるほど、そこまできいてやっとおおまかな状況がつかめたわ

それにしても、「もらってもいいかしら」でなく「もらうわ」ってなんなの(^^;
英語ネイティブでないならまだわかるが、英語ネイティブのひとだしね
いくら経営者でもちょっとかわってると思う。
そして私も、なぜかこういう、ひとを振り回す白人女性に
気に入られやすいんだと思う。

とにかく、恒常的な仕事でないことがわかったので
これで心置きなくT芝の仕事に応募できるわ。

でも来週からメリーさんのお手伝いいって
間髪いれずにT芝の仕事始めて、
そのあとT芝やすみの日はメリーさんち行く生活が
２週間あるから
そのあいだは忙しくなるね

メリーさんへの返事には
日本にいるときはいつも私を頼ってください
いまはちょっとつまらない仕事に応募してるところなので
お手伝いできるのは刺激になります、と書いて送った。
でも書かなかったけどもちろんギャラ次第よ(>▽<)

夕方、貿易事務の派遣会社の、知らない営業担当さんから
お仕事の紹介っていう電話がきた。
めいっぱい怪訝そうに、
「いまエントリーしたお仕事のお返事待ち中なのですが
新しいお仕事のご紹介ということでしょうか・・・？」ってきいたら
ちょっと確認しますといって切られ
つぎに来た電話が先日面談で地元トークでもりあがった営業さんだった。

なんでも先日の派遣先からは、その派遣会社自体も放置されてて
私のほうの結果を聞いたら他社からの採用が決まってしまったんだって
なにぶんうちも放置されてしまったのでご連絡が遅れてしまってすみませんだって
ウソこけ！
先週にはすでにこの案件の情報を
派遣ポータルから落としてたの見たわ！

でまあ、他社から紹介があった仕事でいま企業訪問の予定があるので
新しいお仕事の紹介はしていただけませんって言ったら
「そのお仕事が決まるかどうかもわからないでしょうし
こちらからもまたご紹介の発信をしていきますので」って言われた。
失礼な！ふつう「決まらないことを望んでるわけではないですが」って
まず言うところだろうが！
ケッ、お前んとこでなんかもう働かないよ～だ、ベー！
エントリーしたのに連絡よこさなかった会社はこれまで何社もあったけど
返事もしてないのにぬけぬけと再度紹介しようとしてきたのは
お前んとこだけだアホ！ヘソかんでしね！

いやまあ、そこまで怒ってないけどね。
なんだかんだで結局T芝一本に絞られてきたね。
T芝に縁があるのかもね。
結婚相談所に入っていたころ２人つづけて東芝のひと紹介されて
しかも当人どうしが同じ部署のひとだったってこともあったねそういえば
どちらも性格に難ありだったけどね。
やっぱり縁ないかもね

夜になって新座市だったかの変電所で火災があり
都内が何万戸って停電があったって
こんな日は応募先はずいぶんと電話が鳴ってるんだろうなあ
地震のときだけじゃなくてこういうこともあるんだなあ
そういうときってどう対応するのかなあ
明日聞いてみよう

うっすら曇りで少し肌寒い。
今日は幼稚園の運動会だった。
卒園生の参加する種目があるので
けろりとたろさん連れて近くの小学校へ
行ったら退職された先生たちが
その後生まれたお子さんたちをゾロゾロゾロゾロ連れてこられていて
けろりのクラスのママたちもいっぱい来ていて
ちょっとした同窓会だった。

Ｒ先生はちょうど先月の今日出産だったそう。
今日は赤ちゃんは実家に預けてこられていた。
春にうちに遊びに来てくださったＭ先生は
つい数日前に赴任先のスリランカに旅立っていったそう。
Ｍ先生は今日は息子ちゃんの運動会で来られず。
Ｈ先生はこの春生まれた赤ちゃんとお姉ちゃんになった
上の娘Rちゃんを連れてきていた。
けろりはこのRちゃんと大の仲良しで
楽しく遊んでいた。

懐妊ニュースとしてはS先生が懐妊されていて
１１月末に出産。上は女の子ちゃんだけど
こんどは男の子ちゃんだって。
さらにはBちゃんママがひそかにご懐妊で
来年の４月に出産予定だって。これは予定してたわけではなく
うっかり当たっちゃったんだって(^^;
でも３０そこそこだもん、まだ体力的にも年齢的にも
全然余裕だしいいよね！
Bちゃんママは下の子ちゃんはもうここの幼稚園には
入れないんだって。園長大嫌いだからね・・・

卒園生の出し物でおみやげにおやつをいっぱいもらったんだけど
ふと気づいたらE子ちゃんが２つ持ってる・・・
ちょっとしたらAちゃんがやってきて「これ返してね」といって持っていった。
「持っててくれてありがとう」じゃないんかい！
「持たされてたんだね・・・」って言ったら、
さっきお茶もほしいって言われたんだって。
娘のRちゃんのためにお茶買ってきて飲ませていたんだよね
そしたらお茶ちょうだいって言うから、わけてあげようと思ったら
「買ってきて」って言われてさすがに断ったって
本当にあの子の要求はとどまるところを知らないわ
Aちゃんって憶えてるかしら
幼稚園のときも何人もの子を家来にして
お気に入りのイスを「とっといて」といって長々持たせたり
（ちなみにイスのキープは禁止されている）
あの子に嫌いって言っておいでよといったり
ある日は友だちに「ず～っと一緒にお弁当食べようね」といって
ほかの子と食べるのを禁止したかと思うと
その子に飽きると別の子と食べ始めて、この前まで縛ってた子にむかって
「××ちゃんと食べたくないもんね～」と目の前でやったり
ロクでもない子だったの

けろりは空気よめないほうなのでその子から
直接の被害はあんまりなかったんだけど
人気もので性格のいいE子ちゃんちのRちゃんはずいぶん粘着され翻弄されたんだよね
そしてAちゃんはけろりともRちゃんとも違う学校に行ったんだけど
行った先にRちゃんのお友達がいてね、
その子に粘着して振り回しているんだって。
Rちゃんのお友達がある日お父さんの頭をパーンってたたいたから
何をするの！ってママが叱ったら
「だってAちゃんは毎日私にやるよ！？」って言ったそう。

娘ちゃんは朝から晩までAちゃんへの愚痴の嵐で
ママ自身が滅入ってしまって娘ちゃんの話しを聞くのがつらくなってきてしまっていて
悪循環になってしまってるみたい。
その学校は荒れてるとは言わないけど、たろさんの小学校みたいに
何かよくないことがあったときに全体で解決していこうって姿勢はないんで
たぶん相談はしてるんだろうけど効果がないんだろうね

そんなこんな話していたら昼になったので
帰ってきた。
やっぱけろりの代のママたちはつきあいやすいひとが多くていいな
会うとほっとする。



晩ご飯はジンギスカン。
北海道から送られてきた松尾のジンギスカンが１袋４００ｇあったので
OKで長沼じんぎすかん３５０ｇを１袋買ってきてホットプレートで焼いて食べた。
味の違いだけど、松尾よりは長沼が甘くて味が濃い。
長沼のほうがたっぷりの野菜と一緒に食べられるように味が濃く
つくられてる感じがした。



仕事が決まったらPTAのほう、コンタクトしようと思っていたんだけど
なかなか仕事も決まらないし
しかしなんか今後もかかわっていけばいくだけ
イヤな思いをすることが容易に想像できたので
リタイヤ宣言してしまうことにした。
いままでリタイヤ宣言なんてしたひとに会ったことがないので
（ふつうPTAやりたくなかったらバックレるのが一般的で
リタイヤ宣言なんかしないんだと思う）
リタイヤするとどうなるのかわからなくてちょっと不安。
PTA執行部とかまで行って面談とかさせられないといいんだけど。
なにしろPTAの部門は５つあるうち、３つは知り合いのママさんが会長やってるうえ
２人は幼稚園も同学年だもんで、さぐりいれられたら厄介だな・・・



そういえばたろさんの通信簿の「生活のようす」で勤労・奉仕に○がなくて
落ち込んでる話しをNちゃんにしたら
そこに○がつくのはよほどのことで、そこに○がついた子の話しは
今まで聞いたことがないから落ち込む必要はないって。
NちゃんちのNNちゃんもそこには一度も○もらったことはないんだって。
そうなのか、特別なことだったのか。

土曜だけど今日はおしごと。
子どもたちとパパさんは、「今日はお母さんがいないから
お母さんが金輪際行きたがらないところに遊びに行こう」といって
水族館に行く予定をたてていた。
お弁当何にしようかなあというから、めんたいこならあるから
めんたいこのおにぎらずぐらいならできるよと言ったら
「それじゃあお願いします」とかいうのでびっくりした
なんで７時半に仕事に行くひとが９時に遊びにいくひとの
お弁当つくると思うんだろう。
そう言ったら「あそうか・・・」と言ってたので
たぶん自分で作ったと思うんだけど。

いつものように家を出たけど土曜だから電車はとてもすいていた。
それに新橋でもラッシュじゃないからすいすいと乗り換えができて
いつもより１０分ちかく早く職場についた。

ついてみたらものすごい量の引き継ぎ書類があってビビった。
しかも朝から内見のお客さんが来て忙しい。
お客さんがトランクルーム見せてくれとか
お客を連れて来た不動産屋さんが
駐車場のシャッターあけてくれとか言う。
トランクルームって何だよ！どこにあるんだよ！

結局トランクルームは不動産屋さんにきいて、
余裕で２００を超えるカギのかかった
キーラックからカギを探し出してあけてあげた。
シャッターはどっか別のマンションと勘違いしてるらしくて
どこにもなかった。

１３階がないことについてお客さんから質問があったときは
誰からもきいてなかったけど
「１３という数字を目にするのがおイヤなお客様もいらっしゃいますので」とか
勝手に話しをつくって平然と答えた。
今日のお客さん、ご夫婦だけど、ナチュラルに日本語で話したり
英語で話したりしていたなあ。あれはどういうひとたちなんだろうか。


さて、駐車場の内見が終わって一階のもどろうとエレベータを待っていたら
上から降りてきたのがちょうどメリーさんの旦那さんだった。
つづいてメリーさんも降りてきた。
「昨日別荘に行ったんじゃなかったんですね、プリンタ受け取れた？」ときいたら
「受け取れた受け取れた。来週いつがヒマか連絡してね！」と言われたので
「面接の予定まだ入ってないからいつでもいいです」といったら
「火曜は昼に帰ってくるわ。昼でもいいわよ」という。

奥さんが「日本語でもいいわよ」と言うので話したら
旦那さんはかなり日本語上手だった。
でも文法やですますに気を使って時間がかかるようだったので
結局英語で話した。
「何時間くらいかかりますか？それによって娘を学童に送らないとだから」と言ったら
「じゃあほかの曜日でもいいわ」というので
水曜の朝１０時に伺うことになった。
何させられるんだろうね～。ドキドキ。でも楽しみだな

同僚Sさんからの引き継ぎメモは難解をきわめていて
ところどころ消化できない内容があった。
そうしたらSさんが電話をくれて、解説してくれて
次の方への引き継ぎとして、家でつくったとおぼしき
引き継ぎメモの続編を送ってくれた。
それがまた難解な文言が多くてな～(--;
Sさんは受付の机に印鑑、受付のイスにカーディガンを忘れたらしくて
あとからまた電話がきた。後日とりに来るみたい

Sさんのメモに、
初めて来たひとにもわかるように注釈を付け加えていたら
午後もどんどん過ぎていった。
他館の支配人に引き継ぎファックスを送って
派遣会社にタイムシート送って、
５時には終わらなかったので５時１５分に終了。
ちゃんと今回はオーバー時間も請求させてもらった。

今朝天気予報で雨は９時頃に小雨が降るだけの予定だったのに
昼まえにどしゃぶりになっていた。
パパさん雨具持っていかなかったんだって。
カッパかえばよかったのにね。
子どもたちはイルカショー見れたらしいけれど
帰る頃にけろりが機嫌が悪くなったりして大変だったらしい。
たろさんは私におみやげを買ってくれようと思ったけど
パパさんにそういうのはいいから、って言われたらしい。
私も別にいらないので帰ってお気持ちだけありがとうと言っておいた。
私水族館好きじゃないから行かなくてすんで
のんびり仕事して今日はよかったなあ

ここの職場は常勤のひとがあまりよくなさそうなのでもう来たくないけど
この仕事自体は、私けっこう合ってるのかもしれないなんて思ってしまった。
でもそんなこと東芝のときも思ったんだよね
もしかして私働くって結構好きなんじゃないか？
ただ、退職するほうがその倍ぐらい好きなんだよね
だからすぐ辞めちゃうんだよね
退職するときの開放感っちゃあないからね



今回の住人はまえのとこ以上に大使館のひとが多かった。
世界各地の大使館のひとがいるんだけど
いま内戦で大変なことになってる国やら
つい先年できたばかりの国やらの方がいて
いったいあなたがたの国のどこにそんなお金があるのかと問いたくなった。

おそらく日本や先進国の援助金が大量に流れ込んでるであろう
西アフリカの小国のひとなんか、最も豪華なペントハウスに住んでてさ、
その家賃はどこから出たお金？と聞きたくなる
けっこう多くの国民が雨の漏る家に住んでいるだろうに

ただ、それとは直接リンクしない話なんだけど
そこの奥さん全然家から出てこないの
見た目がすごいのよ。本当にThe アフリカ！って感じなの。
用事があって話しにいったんだけど
声も低くて表情も乏しく、ぱっと見コワイの。
道であったら振り向いてしまいそう。
ただ喋りに行っただけなのに「怒ってんのかな」って思ってしまった
最後に「アリガト～、アリガト～」って言ってくれたから
ふつうのやさしいひとなんだと思うんだけど、
たぶん出歩いたらすごく目立ってしまうと思う。

予定をききに行ったんだけどね、「私いつもここにいるから
いつでも構わないわ」って言うんだよ
実際私、４日いたけどあの奥さんは一度も出かけてないの
外国に赴任してさ、コンビニもスーパーもない不便なところというのもあるけど
ただ立派な豪華な家に住んで、でもでかける楽しみもない友だちもいない
子どもは公立小学校に行ってるけどお手紙の内容もわからない
そんな生活で少し可哀想だったりもする。
どっちも解決のメドのない話しよね。



今回もなんだかんだで仕事は楽しかった。
あ～～～楽しかったな～～～と思いながら帰ってきた。
派遣会社のひとからは、「またご相談するかもしれません」って言われた。
先週応募した仕事からはコンタクトがないし
またゼロからの出発になりそうなんだけど
できればメリーさんちでのお手伝いがあるうちは、週に１日や２日は
それに使える時間をあけておきたい。
まあメリーさんちで何やるかもわからないんで
とりあえず来週行ってみてからだね。

ゆうべは遅くまで履歴書を書いていたので
（正確には遅くまで書いていたのは日記だけど）
ただでさえ寝る時間が少なかったのに寝付きが悪く眠りも浅く
６時には目がさめてしまった。

今日は前期の終業式で給食がなく
けろりのぶんまでお弁当作ったので朝は慌ただしかった。

ただし、子どもたちが出るのが早かったので私も早く出て
少し早い電車に乗ったら新橋が少しすいていた。

朝から引っ越しの予定がはいっていたので
少したてこんだけれども
その後はまあ落ち着いていた。

派遣会社の営業のTさんが、同僚Sさんの後任の
Iさんという女性を連れてきた。
女性は３０代、ひとがらの良さそうなおだやかそうな
やさしそうなひとだった。

ジェネラルマネージャのM田さんとしばらく話したあと
営業Tさんが後任の女性Iさんを連れてきて
「すいません、つみきさん、Iさんと英語で
会話してみてもらえませんか？」という。
英語できるということで雇うつもりだけれども
私たちは英語わからないので・・・と。

そんな無茶振りですがな・・・(^^;と思ったが
お名前きいてよろしいですか、から始まって
どこで英語を勉強しましたか？→イギリスです
イギリスにどのぐらい滞在しましたか？→２年いて、留学しながら仕事もしていました
どこで働いていましたか？→旅行会社で働いていました
旅行会社ではどういったお仕事をしていましたか？→ツアーガイドをしていました
そのツアーは現地の方むけのものですか？→いいえ、日本人向けのツアーです
ツアーではどのようなところにお客様をお連れしましたか？
（ここでちょっと聞き返された）
→ロンドンと、郊外などです
というようなやりとりをした。
こんなもんでいかがでしょう？と言ったら結構ですとM田さんから言われ、
いまはどんなことを話されたんですか？ときかれたので
やりとりをかんたんに訳してさしあげた。

本当に英語のよしあしが出るのは今みたいな
おそらくは本人も使い慣れた会話のときではなく
もう少しこみいったことを説明しようとしたときだろうと思う。
そういう意味ではもうちょっと、浜松町から上野動物園に行く行き方を説明してくださいとか
安倍政権についてどう思いますかとかめんどくさい質問をしてみればよかった。

あとからM田さんに、Iさんの英語どうでしたか？と聞かれ
キレイな英語でお上手でしたと答えた。
ていうかさ、M田さんもTさんも気づいてないようだけど
オレ様は留学経験とか外国で働いた経験とか何もないんだぜ
そんなオレ様に、２年も留学して仕事までしていた方の
英語力を測れっていうんだから失礼だよ。普通逆の立場だよ。

午前のおわりごろに英語の奥様が、私より少し若いぐらいの女性を連れてやってきた。
奥様は今後も日記に登場してくる可能性があるのでメリーさんとしよう。
連れてきた女性はミキさんとしよう。
メリーさんは来ていきなり私をミキさんに紹介し
ミキさんを私に紹介し、私に「それであなた来週いつヒマ？」と聞いた。

一応もってきた履歴書を渡すと、オーサンキュー。ラブリー。と言われたけど
たいして詳しく見るわけでもなく
「あちらのミキにも私たちのこと少し手伝ってもらおうと思ってるけど
彼女は週末しか手伝えないのよね。それで、平日にお手伝いをしてもらいたいのよ」という。
でいつヒマ？私は来週の昼間はいつでもいいんだけど、と
時間帯とか、ほんとにアルバイトなのかボランティアなのかという話しもせずに
私の意向も無視してぐんぐん進んでいく気配。

私がかろうじて「いまはある仕事に応募してて来週は面接があるかもしれないの」
というと、私の困ったようすを察知してミキさんが
「私もメリーさんをお手伝いする予定なんですけど
仕事をしているので週１日ぐらいしかできないんです。だから
アルバイト気分で平日お手伝いしてさしあげるといいと思うんです。
引っ越し業者を探したり、それからアンティークを修理したり
手入れしたりする業者が、今もおつきあいのある会社があるけど少し高いので
もう少しいいところがないか探したり・・・」
と少し解説を入れてくれた。
（ミキさんは名前がミキっていうぐらいだから
日系人とは思うんだけど、日本語よりは英語がネイティブの感じだった。
顔だちは、日本人にも見えるけれども南方系中国って感じもする）

そしたら、メリーさんが
「あなたは普段時間給いくらぐらいで働いてるの？」というので
「だいたい１５００円から２０００円くらいの間で働いてるんですけど」というと
メリーさんはじゃあ決まりね、とでも言うように「ノープロブレム！」と言った。
時間帯はどのぐらいを考えてるんですか？ときくと
「そんなに長くは必要ないのよ」というので
「ただ、ここに来るまでに１時間かかるので
あんまり短くても・・・」というとまた「まったく問題ないわ」とのこと
そこでいうまったく問題ないってどんなかよくわからないんだけれども(^^;
まあ、悪いようにはしないつもりだということかな。

引っ越し業者引っ越し業者ということをこの前から言っているので
あなたは河口湖の別荘に引っ越す予定なの？ときいたら
「私たち毎週末別荘で過ごしてるのよ。もう何年もそうなの」と言っていた。
でも私に賃金を払ってしまうと安い業者を見つけても安くつかなくなるじゃない？ときくと
「あ、そんなことはいいのよ。いい会社を選びたいの」とメリーさんは言った。
ふーむ、わかったようなわからないような・・・

そういえば昨日手伝ったのも
メイドさんに別荘の掃除に行ってもらうためにバスのチケットの手配をする話しだったけど
メイドさんは掃除して別荘に泊まって帰ってくるとかで
往復のバスチケットやメイドさんが納得する賃金を払っているんだよね。
私もお金のことはあまり深く聞かず
メリーさんが頼みたいことをやってみることにしよう

午後もまたあれこれと用事が入ってきてあたふたとしている間にすぎていった。
同僚Sさんは今日が最後なので色々と引き継ぎ事項があるものかと思っていたけど
そういうことはあまりせず、
なんか私がかえる２０分まえにハロウィンの飾り付けしてくれとかいって
去年のいたんだような１００円ショップのハロウィン飾りを出してきた。
常勤のFさんからやっとけって言われたんだって。

なんかどうも、そのFさんていうひとがここは牛耳っていて
そのひとが、あまり整理ができないわりに
自分のやり方にこだわりが強いみたいでよくない感じがする。
パソコンの資料ファイルがあちこちに散らばっているのも
大昔の資料が山のように蓄積されて新しいファイルが入る本棚がないのも
受付のへんがひどく雑然としているのも
言ってしまえばそのひとのせい
（まあ私がひとの整理能力をどうこう言っていることじたいが笑止千万なわけだけど）

同僚Sさんが私のやることをいちいち手直ししていくのも
どうやらその見えないFさんを恐れてのことだし
Fさんは自分がやりたくない仕事をあれもこれもやってけって
言っていったらしく、Sさんは英語が話せないのに
そういう面倒な仕事を押しつけられて困っているように見える。
私はFさんがいないとき勤務でよかったなあと思った。

４時になり、結局飾り付けはあんまり進まなかったけど
私はSさんに挨拶して退社した。



今日は前期の最終日なので、子どもたちは通信簿を貰ってきていた。
たろさんは学習面で上中下の上にあたる◎がひとつもない。全部が中。
去年は前期も後期も、主要４教科の２つに少なくとも◎があったのに。
また、たろさんがモットーとしておりこれまでたぶん２年か３年間
一度もはずしたことがない
「勤労・奉仕」に○がついていなかったのでめっちゃしょげていた。
文章での評価の部分にはすすんで～～したとか、係じゃないのに自分から××したとか
書いてあるのに勤労奉仕に○がついてないということがほんと不思議
先生はオレが質問に手をあげてこっちに来かけても
ほかの子が呼ぶとそっちに行ってしまうというし
あんまり先生に好かれてないのかなと感じる。

たろさんはさわがしくする悪ガキたちがひとつかふたつ◎があるのに
自分が◎がないのがどうしても納得いかないみたいだった。
私もぶっちゃけたろさんがこんな評価をもらってきたのは初めてだし
よほど私が知らないだけでいまは授業態度が悪いのでなければ
先生がどうかしているとしか思えない。
というかどうかしている先生なので、正しく評価されてないんだなと
かなり無理なく納得できるレベル。

とにかく麻一句は子どもたちをしっかりコントロールできる先生でもないし
しっかり見る力や評価する力もない（と私は踏んでいる）。
本当に信頼できる先生からこういう評価をされたら悲しいけど
たろさんは麻一句先生のことをそんなに好きなわけでもないし
信頼してるわけでもないのだから
麻一句先生の評価をそんなに気にする必要もないんじゃないかな、とたろさんには話した。

けろりはまだ１年生なので評価も上下の上ばっかりで
文章での評価のところも明るく友だちが多く、いいことばっかり書いてあった。
とくに、あさがおにあめちゃんと名をつけて、観察日記に
「あめちゃんのことよくわかるよ」と書いてあって、大切に育てようという
必要な世話をしようとしていることがわかった・・・と書かれたくだりには
けろりのそういうあたたかい心ばえと、先生の見守るまなざしの両方が感じられて
涙が出そうになった。

話しはもう一度たろさんに戻って、
たろさんのクラスでは席替えがあって、（「また」と言っていたので
先日一度席替えがあってなにか不都合で変わったのだと思うが）
K太くんのとなりにたろさんの大好きなNNちゃんが来たのだそう。
NNちゃんはK太くんを挑発しないから、ガードしたつもりだろうけれど
K太くんはもう以前のNNちゃんが知っているようなK太くんではないので
NNちゃんはどう思っていることだろう・・・。

ああっもう寝なくちゃいけないけど今日みたいな日に
日記書かないわけにいかないわ。
１０分で全部書くわよ。いいわね。

今日もふつうに仕事に行った。
今日は工事の予定があんまり入ってないはずで
同僚のSさんからマニュアルを分類する仕事を
時間があったらやっておいてねと伝言があったので
２時間ヒマだったら１時間だけそんなんでもやるかと思っていたらとんでもない
次から次へと用事が入ってきて午前中休むヒマどころか！
１２時２０分ぐらいまで休みとれなかったよ
昼直前に昨日の英語の奥さんが旦那さんの仕事用のプリントを
出してほしいとやってきたのでそんなん手伝ったりしてさ・・・

それでやっとゴハン食べられると思ってカバンのぞいたら
ないのよ！置いてきたのね、家の床に。
幸いこっちのマンションはちかくにファミマがあったので
幕の内弁当とミルクプリン買ったわ。６００円ものムダな支出でもうガッカリ

午後同僚のSさんが来たのでわたし２０分まで休憩とりますと言ったんだけど
私が管理人室で休んでいると、Hビルシステムが
工事で次から次へとやってきてあっち開けろとかこっち確認しろとか
用事をいいつけていくので
結局２０分の休憩はもらわずじまい・・・もう諦めた。

郵便を届けに昨日の英語の奥さんのおうちに行ったら
ちょっとあとで手伝ってほしいんだけどと言われたので
受付をSさんにお願いして行ってみた。
なんでも河口湖に別荘があって、そこの掃除に
メイドさんに行ってもらおうとしてるんだけど
どこから何時のバスに乗ったらいいのかわからないので
調べてくれる？という

そこでバス会社に電話して時間をきき、予約まできっちりとってあげた
なんとなくこれ、テストのような気がしたので気を抜かず
予約だけでなく支払いの問い合わせまできっちりやったら
今日もとても喜ばれた。

なんでも旦那さんの仕事場に英語ができる女の子がひとりいて
そのひとに色々手伝ってもらおうと思っていたんだけど
そのひとはできても週１ぐらいなんだって。
明日そのひとが話しにくるから、そのあとにあなたと話したいと言われ
またすっごくアリガトアリガトと言われて部屋を出た。

午後も次から次へと用事が入って、２人いなければまったく回せなかったと思う。
こちらはクリーニングのご用とかはあまりないんだけど、
前の高級マンションよりも世帯数が多いし、古いぶんいろいろと修理とか工事とかが多い。
一軒あした引っ越しがあるらしくて、その手続きの連絡とかも来る。
どれもほんと知らんがなって話しばっかだった。

昨日は逃げ遅れたけど、今日は４時５分には出た。
Sさんは「きっちり請求しなきゃダメよ。５分単位だからね」とアドバイスしてくれた。
え～そうなの？
ちなみに私の最終日は土曜で、土曜は誰も上のひとが
出勤してないらしいんで、昨日の時点で全部の日付にサインしてくれたから
何時間でも申請し放題なんですけどね・・・
なんかSさん私のこと年下みたいに扱ってくれるんだけど
絶対私のほうが年上だと思うんだけどね・・・

かえり、東海道線が止まったけどちょうどよく京浜東北で帰れたので
あんまりロスがなかった。
今日３０度とかまたバカバカしい暑さだったが
地元に帰ったらほどよく涼しくなっていたので
けろりを迎えに行って家かえって虫除けもって
たろさんのテニス見に行った。
K太くんとちょっと衝突が多すぎるので今週ちょっと曜日かえてもらってみたんだよね
たろさん楽しそうにやっていたけど
木曜は人数が少なくて忙しすぎるし楽しくないとかいって
やっぱり水曜がいいという。




あそうそう、テニスみているあいだにNちゃんからLINEきて
来週から副担任の先生がついてくれることになった。
やった！ていうかその先生が来てくれるならもう麻一句はクビでいいんだが！
クラスが少し落ち着いて、K太くんもあまり荒れなくなるといいなあ・・・

家に帰って大急ぎで食事をつくり、食べ終わってお風呂いれて
歯みがいて、こんな忙しい日でもちゃんと本よんで寝かせた。




パパさんに本よみ交代して休む間もなく明日のごはんの仕度をしていたら電話がなった。
とったら男性の声で、もしかして貿易事務の派遣会社かなと思って
最初丁寧な言葉遣いで応対したら
プロバイダの名前を頭に冠してはいるがどうみてもただの代理店。あるいは怪しい代理店。
いま入ってるプロバイダから情報が漏れたのか
こちらの住所や名前をずらずらずらずらと言い、加入プランも言ったうえで
（今日びの大会社が自分から電話かけてきて相手に個人情報ずらずら言うか！）
いま固定電話とプロバイダにデータ接続をおまとめいただくと
お得な料金でご利用いただけます、とかいう。
「お得な料金で光回線をご利用いただけるので
とくにADSLにこだわりがなければですね」とか言ってるので
「うちの主人がADSLにこだわりがあるようなんでいいです」
というと
「といいますとどういった点にこだわりが」とかいうので
「私はよく知らないんですけど、うちの主人がいるときに電話してもらっても
同じ返事だと思いますんで結構です」と言ってるのに、そいつはもう一度
「といいますとどういった点にこだわりが」と言いやがった。
しつこい！
なんか瞬間的にブチーッと何かがキレて
「だから知らないって言ってんじゃん！悪いけど
こんな時間に電話してこないでくれる迷惑だから！」って言ってすぐ切ったが
相手が「はい・・・」と言ったのだけは聞こえた。
「はい」とは意外と素直だな。本当にプロバイダの関連会社だったかな
まあどうせうちADSLで間に合ってるし固定電話も会社変える気ないから
でっけーお世話なんですけどね

子ども寝かしてる時間にかけてきやがってクソが！何時だと思ってる！と時計をみたら
まだ８時１５分だった。でもたぶんだけど
やっぱり詐欺か悪徳業者みたいなやつだったと思うので、
あのように強烈な対応しておいて正解だったと思う。
概して頼みもしないのに電話かけてくるやつにロクなやつはいないし
そういうヤツには「コイツは押してもひいてもどーもならんわ！」と
思っていただけるのが一番だからね
これで、電話おわったあとにドキドキしなければパーフェクトだったな。
でも私も偉くなったもんだよ、モラハラ先輩や上司に何も言い返せない弱い私だったのに。
ムカついたときに躊躇せずに相手に罵声を浴びせられる立派なオバさんになるまで
あと一歩だと思う。がんばろう！


で、フーとひと段落してメールチェックをしたところ
英語のメッセージが。
タイトルとかシンプルな内容とかどう見てもSpamなのに
添付ファイルもないしウィルスチェックにひっかかった形跡もない
なんだこりゃと思ってよくみたら例の英語の奥さんからのメッセージで
明日CV持ってきてくれる？って書いてあるんだよ
CVって何だよ！
調べたら英語の履歴書のことだった。
履歴書っていっても日本の履歴書みたいにシンプルなやつじゃなくて
英文履歴書ってのは職務経歴書も兼ねたやつだよ。
その時点で９時だからね
私寝付きわるいから仕事の前日には１０時に寝ることにしてるからね

英文履歴書は３１の頃に一度書いたことがあるけど
ぶっちゃけ無理だろ～！
と思ったが、本読みから出てきたパパさんに
「無理だ～。でも書いておいたほうがいいかな」ときくと
「書こう」と力強く答えられたので書くことにした。

手探りで書いていって、これはつらい闘いになると思ったけど
結局最後のほうは楽しくなっていった。
私英語の文書作るのとか、理由もなくただそれだけで好きみたい
本当はもっと色々盛り込まないといけないんだろうけど
ざっとしたものが１時間ぐらいでできたからそこでおしまいにした。

書くにあたりいつもの経歴改ざんどうするかと考えちゃったのだが
私の改ざんってそもそもどこから始まったかというと
２年間の旅行だよね
でもたぶんあの奥さんは私のそんな経歴をおもしろがってくれる気がする
そうやって考えると、意外とあとのところは改ざんの必要がないのよ
それで、ほとんど本当のことを書いた。

英文履歴書だとあんまり細かいことを書かなくていいようなので
たとえば２００４年の１月に退職して１１月に再就職して
その間は遊んでいたとしても、前職は～２００４で
新職が２００４～だからあたかも間にスキマがないかのようになるんだよね

そしてねえ、そのように書いてみると意外と立派なのよ私の経歴。
まあ、辞めるたびに何ヶ月か旅行してるからほんとはスキマだらけなんだけど
少なくともやったことにウソはないじゃない。
なんでこんなことができるひとが
いわゆる何のスキルもないひとができる事務仕事をしようとしてるんだろうか
あらためて考えさせられちゃったね。
まあ一億総活躍社会でもフルタイムで残業できてナンボの社会までは
変わらないんだろうけどね

さてしかし私は一体なんのポジションに応募しようとしているのだろうか？
こんな状態でレジュメ書いてるという事実が一番おもしろい。
よくわからないけどきっと私が書いたものをもとに
あのご夫婦が、このひとはどういうことに使えそうだとか
考えてくれるんだろう。

ああやっぱり日記に１時間もかかっちゃった
明日眠いぞ～きっと。
でも６時間労働だからなんとかなるかな
さて寝よう。