昨年の秋頃に父が
「死ぬまでにアンコールワットを見たい」と言い出した。
どうやらHISかなんかの広告で
ひとり7万円ぐらいでアンコールワットを見て
帰ってくるツアーを見かけて
それに参加してみようと思ったらしい
しかしおそらくそういうツアーは
ハノイあたりで乗り継ぎが3時間とか5時間
現地到着は深夜、
翌早朝にアンコールワットで日の出鑑賞、
朝食とったら休憩なしで周辺遺跡観光、
昼食後お土産やに軟禁1時間、
アプサラダンス別料金だが参加必須
翌日は日の出を見て朝食とったらすぐチェックアウト
郊外遺跡観光めぐり、お土産や軟禁
高いレストラン直行、
その深夜に出発、かえりもやっぱり
ホーチミンあたりで乗り継ぎ3時間から5時間
というようなものではないかと思う。
到底体力的に保つものではないからよしなさい
私が体力もつ旅行を組んであげるから、と調査開始し
全行程10日間、スクートを使って勝手知ったるバンコク乗り継ぎ、
現地1週間ぐらいの日程をたててみた。
そうするとやはりひとり7万円とはいかないが
アンコールワットの入場料もコミで
ひとり10万ちょいぐらいで
ゆとりのある旅程のプランができた。
私が調べてるときにたろさんが
「アンコールワット行くの?お供します」
と言ってきたけど
「おじいちゃんとおばあちゃんが行く旅行だよ」
といったらガッカリしてた
が、結局この話は具体的にはならなくて
リサーチしただけで終わった。
しかしこの春休み、その話が再燃した。
夏休みにアンコールワットにみんなで行けたらいいなあと
父も、今年は去年よりは体調がいいんだそうだ。
たろさんがもし夏練のいっぱいある部活に入ったら
行けないと思ってたんだけど
たろさんが選んだのは囲碁で、
夏練あるこたあるけど、コンクールや試合があるわけじゃなく
出なくてもどうということはない。
それで、じゃあ、夏にアンコールワット行こうって話になっている。
来年の春で私たちのパスポートも切れるし
来年はオリンピックあるからパスポートは更新せず
その次の年はたろさん受験生だし
たぶん今回が本当に三世代旅行の最後になると思う。
いい旅行にしたいので、
いま全力で、ホテルとか、観光ルートとか
いろいろ調べている。
去年みたいにスクートの計略にはまって悔いを残したくないので
一足はやく、パパさんのチケットだけは
余裕があるうちにとってしまった。
ほかのメンバーのチケットについては
つぎのセールを待っているわけなんだけど
今年は父はスクートのビジネスで行きたいんだって
去年片道だけ安くアップグレードして、ラクだったから。
なんとか安くチケットがとれるといいんだけどな
ゴールデンウィークにセールがあると思うんだけど。
まだ告知がないのでやきもきする。
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