コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

前提として、うちでは
もらしたパンツや鼻血でよごれた服は洗面台に置いて水かけておく、
というルールが幼稚園時代から根付いている。
けろりはたまに夜中に鼻血を出して寝間着を汚すことがあるし
たろさんはもう５年生だけど
１年に１回かそこら、今でもちろっともらして
洗面台に服を置いておくことがある。

今朝たろさんがおきて「パンツぬらしちゃった・・・」というから
「ぬいで洗面台で水かけておきな」って言った。
そしてみんなが出かけてから洗おうとしたら
なんかどろっとしたものがついていてあきらかにオシッコではなかった
これは・・・・まさか！？

そうかあ、考えてみればたろさんももう５年生
そういうことがあってもおかしくないなあ。
洗ったあとパパさんにSkypeで報告した。
お赤飯たかないとなあ（違う）
これで私ももうおばあちゃんか（違う）

で、うちはこれまで性教育はできるだけ、
照れたりかしこまったりせず普通の態度でありのままを話すことにしてるんで
たろさんが学校から帰ってきたときに、
「たろさん今朝パンツをぬらしちゃったのはオシッコじゃなくて
赤ちゃんのもとだったよ。たろさんももう赤ちゃんのもとが
できるようになったから、かわいい女の子がいいわよって言っても
とうっかりエロいことしたら赤ちゃんできちゃうからね
女の子がいいっていっても、うっかりエロいことしちゃダメだよ。
それから、こういうものはお母さんに洗わせるものじゃないから
今度からこういうことがあったら自分で洗いなよ」
と伝えた。

たろさんはびっくりしていたが、最近友達どうしでそういう話題が
出ることもあるらしくて、自分の成長に喜んでもいるようだった。

それからしばらくして気づくとパパさんからSkypeで返信が入っており
「歯磨き粉じゃないの？」
と・・・・

えっっ！？歯磨き粉！？

おいてあるパンツに歯磨き粉かけるひとなんかいる！？？？
でもあり得るな・・・

けろりとたろさんのいるとこで「さっきのパンツの件だけど・・・
「お父さんがもしかすると歯磨き粉かもしれないって」というと
けろりが嬉しそうな顔してコクコクコクコクとうなずいた
おまえか！
そう言われてみればなんか白さにムラがあったし
ちょっと泡立ってる感じもしたな・・・
もう洗っちゃったから確かめようがないけど・・・

「たろさん、お母さんの勘違いだったみたいだわ。
あれはけろりの歯磨きだったみたい」というと
たろさんあきらかにガッカリしてしまった。
ごめんねえ、お母さん確認不足で・・・(^^;

でもなんか、ちょっとホッとしちゃったわ。
まだもうちょっと子供でいてもらいたいわ

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先日わけもなく気持ちが落ち込んでいた日に
たまたまとおりかかった花やで売っていたジュリアンを見て
気持ちが持ち直したので、ピンクと白とふた鉢買った。
自分のために花を買うなんて１０年以上ぶりじゃなかろうか

ところがそのピンクのほうが日に日にしおれていき
なぜだろうとよく見たら葉がほとんどない
花屋が枯れかけた葉をちぎりすぎたんだろう
まだつぼみがたくさんあったのに
ついに１週間ほどで枯れてしまった。

残ったのが白だけではどことなく寂しく
後日またその店に行ったけど、売れてしまったのか
もう同じ花はなかった。

ヨーカドーにむかって５分ほど自転車で走ったところに花やさんがある。
今日気が向いたのでけろりことそこに行ってみた

あかぬけない花やで、自宅の庭の一部を店にしているようす
どこかから仕入れているというよりは自分のところで育てているような店だ。

のぞいてみるとちょうど同じ色のジュリアンがあって１８０円と書いてある
かれてしまったのと同じピンクともうひと鉢、黄色を選んで、
ひとがいるらしき物置小屋にはこんでいくと
中から４０前後の店主らしき男性がでてきた。

小屋の入り口にはカゴがあって羽毛がボサボサになった鳩がいた
「この鳩ボロボロ」とけろりこがいうと
「この鳩はここで保護したんですよ。
くちばしの上がなくなっちゃって食べれなくて衰弱してしまっていたから」
と男性がいう。

事故かカラスにでもやられたかわからないけどくちばしが根こそぎとれていて
見つけたときはこのへんに（くちばしのあったところに沿って）血がついていた
いまは水にまぜてサプリとか餌をあげたからちょっと元気になったけど
羽が荒れているのはつかまえるときにどうしても掴むから

実は上くちばしのとれた鳩を保護するのはこれが二回目で
３年ほど前に保護したのがこのカゴの中にいる
カラスや猫にやられるのかもしれないがなぜ上くちばしだけなのか不思議に思う

というので
「まさかそんなイタズラをするひとが近くにいないといいですが」
というと
「まあ、キジバトは素早いんで人間にはつかまらないはずなんですけど」と男性。
そうなのか。

花はひと鉢１８０円のところ、
「もう盛りをすぎているので１２０円でいいです」
と言ってもらったが
「１５０円にしましょう、残りは鳩さんたちのおやつに使ってください」とお願いして
３００円払って帰ってきた。

それを見たけろりは、週末の宿題の日記に、
「お母さんは鳥さんのてあてのお金をはらっていました」
と書いていた。花を買ったことには言及してなかったから
ナゾの記述である。

この近所に鳩があつまる公園があって
ときどき大量のパンを持ってきて鳩に餌をやっているひとがいる
その餌をねらってカラスも集まっていてすべり台やブランコは
いつも鳩やカラスのフンだらけ。おそらく近所のひとは迷惑しているだろう
集まった鳩をつかまえてくちばしをもいでまわるような
舌切り雀みたいなひとがいてもおかしくはない

しかしなあ、たまたま同じ症状で弱った鳩が
同じ家で２回保護されるという偶然があるだろうか・・・

手当をしてあげていたんだし、そんなことはないと思うし
いいひとに対してこういうこと思うのは大変失礼だとは思うけれども
ちょっとヒッチコック的にもしかして・・・という想像が
頭のすみっこでチラチラしてしまう私であった。

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名古屋のおじさんがついに危ないらしい。
おじさんは何年か前に肺がんになって手術して
一時はだいぶ元気になったんだけど
昨日夜中に体に痛みがあって運ばれて、いま入院中。
骨をはじめ、体中に転移してて、もう退院は無理だろうとのこと

このおじさんは埼玉のおじいちゃんの兄にあたり
おじいちゃんが兄弟の中でももっともなついてるひと。
たぶんこのおじさんが亡くなったらおじいちゃんはひどく落ち込むだろう
ボケちゃったり、へたするとおじいちゃん自身もコロッといってしまうかもしれん

長かった平和で幸せだった時代も
そろそろ終わりが近づいているようだなあ。