ねこバスを運営してるオールパタヤに
私が電話してみたら女のひとが出た。
「いま出国審査並んでいて、
あと20分くらいかかっちゃいそうなんですが」
というと、
「ねこバスは定刻通りに出てしまうので、
よかったらタクシーを手配しますが」といわれた。
え~・・・迎えのタクシーがいまからパタヤを出発したら
空港で1時間半か2時間くらい待つことになるでしょう?
そう思ってきくと
スワンナプーム付近のタクシー会社もあるので、
20~30分でつくと思うと言われた。
ただし料金は普通のタクシー手配料金になるので1800バーツだって。
女のひとは電話口では完全な日本語を話したので日本人なんだなと思ったのに、
うしろにいる誰かと話していたときには
「あと20プンかかちゃうだって」とカタコト日本語になったので
初めてタイのひとだと気付いた。
キャンセルしたらどうなりますかと聞くと、
その場合、ねこバスの料金がキャンセル料として
フルにかかってしまうという。
キャンセル料といったって、私はお金は現時点で一銭も払っていないし、
クレジットカード番号教えたわけでもないんだから
バックレりゃいいじゃん、と思うかもしれないけど、
私たちが宿泊するホテルは知らせてあるので、バックレたら当然集金が来るよね。
1000バーツムダにかかるぐらいだったら、
800バーツ上乗せしてタクシーに乗ったほうがいいか・・・?
でもねこバスに間に合ってくれるんだったらそれが一番いいんだけどな。
「ちょっと本人と連絡してみます」と言っていったん切った。
ここでタクシー頼みますと言ったら、オールパタヤは
ねこバスに連絡とってすぐにでも出発させてしまうだろう。
いちかばちか、ねこバスの運転手が待っていてくれるほうに賭けてみよう。
ちょっと待っていたら、その間に入国審査を通ってパパさんは荷物もひきとったらしい。
ねこバスは定刻に出発してしまいますので、と言われたけど、
タイに限って定刻で出発なんてないと思ったので、
パパさんに電話かけて「いちかばちか行ってみて」と伝える。
そしたら2分して、「いた」とSMSが。
運転手さんと落ち合えたらしい。よかった!
すぐにオールパタヤに電話して、落ち合えたらしいことを伝え、
ご心配おかけしました、というと
「いいえとんでもございません」とこれまた完璧な応対。
このひとはどういうひとなんだろうね。
日本人ではないとは思うんだけど、ブラジルあたりの
日系三世よかずっと日本語しゃべれるよ。
そのあとパパさんから何度かSMSが来た。
空港内を延々歩いて、どうやら国内線の駐車場まで行ったらしい。
ほかの乗客はもう車に行って待っているのかなと思ったが、
車についてみたら誰もいない。
なんと客はパパさんひとり!車はバスでもミニバスでもなく、
ふつうのセダンだったって。
わお!じゃあもしあの時点で「ねこバスはあきらめて
タクシー頼みます」なんていったら、
そのままこの車が手配したタクシーになって20分後に現れたかもしれないね!
それで800バーツ追加になったかもしれないね!
とにかくパパさんがねこバスに乗れてひと安心。
たろさんを起こしてマッサージ店から一旦ホテルに帰った。
そのあと私とたろさんは、晩御飯を買っておこうと思ってR-CONの前の市場に
モトサイで行ったんだけれども、
パパさんと連絡とってたら、「ついてからごはん食べに出かけてもいいよ」というので
何も買わずに戻り、たろさんだけアイス買って、歩いて帰ってきた。
パパさんからはSkypeで定期的に現在地を送ってもらった。
渋滞の時間帯なんで、バンコクを出るまでにけっこう長くかかった。
バンコクを出てからは、パパさんの現在地は
かなりのスピードで移動してパタヤに近づいてきた。
スマホのmapで、目的地への距離と到着時間の出し方を教えてあげたら
「あと11分で到着」「運転手がトイレ休憩」「BIG-Cウラまできた」と
たびたび連絡がきた。
今日からひとり増えるので、ひと部屋余計に予約してある。
受付に行ってパパさんのパスポートのコピーを見せ、
あたらしい部屋もチェックインした。
新しい部屋は私たちの部屋のすぐ向かい。
このホテルは本当に気が利くから好きなの!
このひとたちはグループだから近い部屋にしてあげて、と
ちゃんと考えて部屋割りしてくれている。
行き当たりばったりに部屋割りをしていたらこうはいかないと思う。
チェックイン手続きしたら、受付のお嬢さんは
パパさんのパスポートのコピーのコピーをとっていた。
外に出て、ホテルの前の裏通りを車が通るたびに
こんどこそパパさんだと思って写真とってたんだけど
パパさんは乗っていない。

パパさんを待つこどもたち
何台か関係ない車の写真とっちゃったあとに、サード通りの方向から
グレーの車がやってきてホテルの前にとまった。
中が全然見えない黒い窓だったけれども、ドアがあくとパパさんがおりてきた!
パパさんはパタヤでは、北パタヤのはずれにしかとまったことがないから、
「ここBIG-Cからほとんど距離がないね。
パタヤのどまんなかじゃない」と感心していた。
あはは、中央通りのすぐ近くだからそう感じるかもね
運転手は20台ぽいきちんとした身なりのイケメンで、
パパさんが1000バーツの料金のほかにチップを100バーツわたすとにっこりとした。
私も「20分も待ってもらって、ありがとうございました」とお礼を言った。
パパさんがホテルについたのは6時20分頃だった。
パパさんは3時半に運転手と落ち合ったわけだから3時間弱かかった感じ。
新しい部屋に入って気づいた。
ここは去年おじいちゃんのとまった部屋だわ。
セブンイレブンに続く裏通りが見渡せる部屋で景色に見覚えがある。
荷物を置いたとこで、今日は、たろさんの熱烈な要望で先日の集合屋台街にむかった。
つく直前に先日の揚げパンのおじさんに会った。
日本語で「おじさん」と呼ぶと振り返ったので挨拶した。
朝だけじゃなくて夜も仕事してるんだね
さて、先日と同じ店で食べるか迷いながら店に行き、
私としては同じ店で食べるつもりだったのに、
料理の味が先日とは違っていて、
「今日は料理人さんが違うみたいね」というと全員から
「だってこのまえと違う店だよ」とつっこみが入った。
なんかよく見たら先日と同じ店は今日はお休みで、
私たちがすわったのは先日の1個入口に近い店だった。
今日はヤムウンセンと、トムヤムクンと、
イカのオイスターソース炒めに、パッホイライに、ムール貝と、
けろりのためにエビフライと、フライドポテト、
あと水を2つと、カオニャオを3つ頼んだ。
食べかけの写真ですいません
先日の店はもうかなり観光客むけに辛くない料理だったけれども、
今日のは「辛くしないで」と頼んでもそれなりに辛くて、そのぶんおいしかった。
ただ、パパさんには不発だったり、たろさんやおじいちゃんが
気遣わずに食べちゃったりで、またものたりずに終わったらしい。
代金は絶対1000超えると思ったけれども、890だった。
ところで総選挙のため今日から禁酒日だった。
昼間セブンに行ったらお酒の棚に張り紙があって、お店のおナベのお兄さんに
なんて書いてあるの?とタイ語で聞いたら
タイ語で読み上げてくれたがわかりません(^^;
こういうときは英語できかないとダメか!
なんでも6時からはビールは売れないとのことで、いまは買えますというから、
そのときにビールを買っておいたんだけど、結局今日は外に食べに行ったので
おじいちゃんはこのビールを飲むことはできなかった。
食後おじいちゃんとけろりとおばあちゃんは先に帰り、
たろさんと、パパさんと3人でセブンに行って、
パパさんのSIMを一枚買った。パパさんは今回もTRUEにした。
パパさんはよほどぼうっとしているのだろう、
そのあとパスポートをずっと手にもってかえってきていた。
ちょっとおなかがものたりないようだったので豚串2本と、
鶏手羽1本買って帰ったけど、結局豚串1本しか食べてなかったな。
パパさんのSIMはすぐに動くようになったらしい。
ちょっと外に出てイングレスをしてすぐ戻ってきた。
今日から大部屋はおばあちゃんの部屋になり、
今日はおばあちゃんとたろさんがそっちで寝た。
新しい部屋ではパパさんと私とけろりが寝ることにした。
飛行機でパパさんの隣はゲイのカップルだったらしい。
ももに手を置いたりしているので変だなと思って居たら、
寝てるとき手をにぎっていたって(*^^*)
そしてパパさんのほうの手すりには絶対手を乗せてこなかったというから、
それはよかったねと思ったんだけど、パパさんもまた、
そっち側の手すりには手を乗せなかったって。まあそうか(^^;
パパさんは、これまでのところひとりで飛行機に乗ると
だいたい隣は感じが悪いひとだったり、
意地でも手すりを死守するようなひとばかりだったので
ゲイのカップルっていうのはもう、
これまでに例がないぐらい当たりの隣人ひいたって感じ。