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コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

神よ、今日も走ります。

06/08

Sun

2025

×

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05/30

Tue

2017

お断り。
先日までアランさんのオフィスは登戸(仮)でしたが
今日から溝の口(仮)になります。

今日は溝の口に行った。
ジョナサンさんは明日で最後で、
たまにバイトで手伝うといってもめったに会うこともないと思うので
お別れにドーナツを買っていった。
アランさんとあやかさんは糖質制限中だそうで
ドーナツはまるまるジョナサンさんにあげた。

1時からの約束だったんだけど
私が出る直前に連絡きて
お昼たべに行っていると思うので
2時にしてくださいと言われて1時間ゆっくり行った。
この前からなんか気軽~に予定変更されるよね~
2回まえなんかは連絡なく約束の時間から2時間待ちだったし

それで今日は銀行からの送金の仕方など教わった。
株を売却したお金はどうすることになりましたかと聞いたら
もう溝の口の現金は足りなくなっていて
本社からも送金がないし
払わなければならないアテがあるので返せませんだって。

私今日送金教わっちゃって
もしモルテンさんから送金しろと言われたら
抵抗できないですけどっていったら
いまはこの会社はアランを社長とする会社で
アランの命令がなければお金を送金することはできません
法律的にもその通りだし
いくらモルテンさんが大株主だからといって
社長をとびこえて大株主の命令で
お金を引き出すことはできませんという

ハ~こんなときだけ法律かい
そのお金は大株主のもつ別会社のお金を預かっただけで
勝手に手をつけてしまったら
法律的にいえば業務上横領だと思うんだが

しかし私まだ教わらないとわからんことが色々なので
ここでそんなのまかり通りませんよ!と強く言うことができない
強く出ることはモルテンさんにやってもらいましょ

で送金の手続きをひととおり教えてもらい
会計ソフトに入力していたら
アランさんが「ちょっとみんな集まってくれる?」といって
私以外の全員(ってあやかさんとジョナサンさんだけだが)を集めて
セールスに関する会議が始まった。
で、これまでのコレコレの期間の売上がコレコレに対して
コレコレの期間の売上がコレコレ、実にX倍になった
ここでこれだけの広告をかけていけばこれだけの儲けになる
これまでにX百人が登録してくれて
そのうちX人が第2部の製品に続けてくれた
単純に考えても今年の売上はX千万
へたすると億いくかも!という話をしてよろこび
たたえあっていた。

このままでいくとセミナーとユーザー対応するひとが
必要になるから、採用しよう
パソコンできて簿記と会計がわかって
セミナーとユーザー対応やってもらって月25万。
25万ならいいひと来るでしょ、とアランさん
それで英語できたら30万出してもいい、ていうか
私がポケットマネーで出す、ってあやかさん

いや100%断言してもいい、その給料でそんなひとは来ない
だってその給与は労働時間が160時間でも時給1600円にしかならない
しかも基本的な福利厚生が含まれていないし
実質何十時間かの残業代が含まれている
せいいっぱい見栄はって時給1600円じゃ
パソコンができる無責任なバイトの子が来るのが関の山だ
待てよ
アランさんのファンになった女の子が雇ってくださいって来るかな?
その可能性はあるか・・・といっても
アランさんの製品の対象年齢25歳前後だからな

ていうかジョナサンさんは
明日で退職だというのに営業会議する必要なくね?
あと会社分かれたらもう英語使うのアランさんだけだから
英語使えるひと雇う必要なくね?

これは考えすぎかもしれないけど
アランさんはそういう話を私の目の前で、私だけはずしてすることで
もしかしたら私に、モルテンさんからこちらへ鞍替えさせたかったか
私が以前そのポジションを断ったことを後悔させたかったのかもしれない。
私ならフルタイムでそんな融通のきかない、
盛りだくさんでなんの保証もなくて責任の重い仕事ぜったいお断りなので
正直な気持ちを言えばその話に呼んでくれなくてほんとうに嬉しかったが。

そしてひととおり成功をたたえ合った後にアランさん
モルテンさんをこきおろし始めた。
モルテンさんは働きはじめたときにすでにおじいちゃんが
会社を大きくしたあとだったからいきなり社長になった
だから自分でビジネスを立ち上げたことなんかない。
モルテンさんは一番会社が大きかったときに社長になったけど
あんな性格だからすぐクビだとかいって部下の気持ちをつかめなくて
部下がユニオン作ったら怒っちゃって反発をまねいて
ひとが離れてどんどん辞めていっちゃって会社も小さくなっちゃった
だから会社を小さくしたことはあっても大きくしたことなんかない。

自分でビジネス立ち上げたことがあるかきいたらあるって言ったけど
既存顧客を相手にしたビジネスだから自分で立ち上げてなんかいない
自分でビジネスを立ち上げるってことの大変さなんかわかっちゃいないし
すごさってものもなんにもわかっちゃいない
だからそんなひとの言うことに耳を貸しちゃダメだ、と言っていた。
もっともモルテンさんがそんなことを聞かしてる相手は
アランさんだけであってジョナサンさんにもあやかさんにも
そんな話をしたことはないわけなのでこれはひとえに
アランさんが自分に言い聞かせてるにほかならない。

その立ち上げたビジネスが自分で汗かいてためたお金で
たちあげたものならそのように大変さを訴えてもいいと思うんだが
出資は一円残らずモルテンさんから出してもらったお金だから
そんなふうに言ってはいけないんじゃないかと
私のような素人は思ってしまうんだが。
まあそうではないというならそうなんだろう・・・

そんなこんなで盛り上がってる中ひとりで入力作業を済ませたが
ファイリングまではできなかった。
で、時間が来たので帰った。

今日わかったこと。音響技術者のチャーハンさんは
なんと時給1300円で(アランさんによって)雇われている。
ていうかチャーハンさん日本最高学府だよ!?
最高学府まで出てなにやってんのよと言いたくならない?

それから、前の会計のミキさんは時給2700円で
(モルテンさんによって)雇われていた。
そして最後の給与の請求書は3500円ほど計算が合わなかった。
でもすでに払っちゃったあとだし、面倒だからという理由で
そのままになった。
ミキさんは天然なところがあったのでもしかしたら本当に
うっかりしたのかもしれないけど、もしかしたら最後っ屁だったかもしれない。

しかし溝の口がすでに株のお金に手をつけてしまっていたとは困ったな
モルテンさんになんと報告しようか
使っちゃうことを私が防げたとは思わないけど
溝の口の口座に株の支払いを送るように決めたの私だからちょっと責任を感じる。
かといってこれからもまだしばらく溝の口に行くというのに
モルテンさんのいうとおりいまの残金をモルテンさんの口座に移して
一気に溝の口を敵にまわすことも避けたいところだ。
あやかさんが口座のアドミンで認証がいるので
現在私の操作だけでは送金ができない
あやかさんはモルテンさんの命令では動かないと言っていたから
アランさんから命令させるしかない
というしかないか。
いや~またメンタルにくるフェーズが始まったね。

明日は青山でミーティングだそうだ
「いろいろたくさん話すことがある」とモルテンさんが言っていて
なんかブキミだ。




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05/23

Tue

2017

ダブルヘッダー

昨日椅子かなんかにつまづいて足の親指をいためて
今日は病院かな~?と思っていたが
そんなに痛まなかったので
今日はやらなければならなかったこと全部やることにした。

まずモルテンさんちに行って
賃借権解除したい土地の権利証を確認
それから司法書士の先生にメールしたり
あたらしく届いた手紙をチェックしたり
パナマ領事館に電話したりなど。

そうこうするうちにメリーさんたちが帰ってきた。
今日は道路工事がひどくて
コストコに行くまでに1時間半もかかっちゃった
といってたので結局コストコで買い物できたの?ときいたら
コストコなんか行かないわ、という。
何を聞き間違えたのかと思ったら
こととい通りか骨董通りのどちらかにまちがって
スが入ってるみたいだった(^^;
結局どこに行ってきたのかわからなかった。

これから登戸に行くんで~と言っていたら
メリーさんは今日はこれからドコモに行くの、というんだ
アンテナピクトはフルに立ってるのに
SMSが送れないときがあるから確認したいんだって
IIJはdocomoのネットワークつかってて、画面にdocomoと出ちゃうから
docomoからサポートが受けられると思っちゃってるんだよね
そして、たぶんSMSが送れないのはG3で対応してるバンドが
4つのうち1つしかないからという、このところ
モルテンさんのスマホの件で何度も説明してる問題なんだけど
そのことがなかなかわかってもらえなくて苦労した。

そのあと登戸の話になって
ひとしきりアランさんの所業を聞かされた。
だいたいモルテンさんから聞いてる話だったけど
モルテンさんはそんな詳しい話をしてないと思って
教えてくれたみたい。

ひとつだけ新たにわかったことは
あやかさんは上京してすぐアランさんと知り合って
すぐ一緒に暮らし始めて一緒に仕事をし始めたんだって。
ケイマンに一緒に来たこともあってつきあってるんだ~って言っていたのに
あるとき「もう別れた」っていって
新しい彼女もできたっていうから仕事もやめたのかと思ったら
仕事だけは一緒にやってたんでびっくりしたんだって。
なんで辞めないのかと不思議だったけど
上京してほぼ初めての仕事でほかで働いたことないから
勇気がなくて辞められなかったのかもしれないわね、と
メリーさんは想像していた。


メリーさんはまだ体調があまりよくないのに
今日はまたお客が来るから6人分の夕食つくるんだって。
モルテンさんはメリーさんに「具合が悪いときに
やることがあったら私にやれって言いなさい
やれっていってあなたは寝てなさい」っていうわりには
ちょっとでも体調が戻るとけっこうこきつかうんだよね

で、もう行かなくちゃね、と言われて
あわただしくマンションを出たが
予定していた電車を逃して登戸の約束の時間に20分ほど遅れた。

なお、しばらく前に出した粗大ゴミの領収書を
受け取っていなさそうだったので今日受付嬢に聞いたら
受付嬢忘れてたんだって。あなたけっっこうミス多いよね。
受付嬢ツタンカーメンみたいなアイライン入れてた。


さて登戸についてみると
登戸はブキミなことに活気があった。

アランさんとあやかさんのほかに
チャーハンさんとジョナサンさん、
それと見たことないひとがいた。
見たことないひとは働いてるひとじゃなく
話をきいていたら、アランさんの製品を購入したゲストだとわかった。
購入者にスカイプや直接会って
アドバイスするというのがプログラムの一部になっているようだった。

購入者さんは、アランさんのプログラムを心底信じていて
親世代と考え方のズレとかそういうジレンマと
どう向かい合っていけばいいのか、とか
アランさんの言う、仕事をするなら
自分もハッピー、相手もハッピーでなければならないという考え方は
どうしてなのか、自分がハッピーならそれでいいんじゃないか
などの疑問をぶつけていた。

アランさんはもっともらしく
あたかもなにかの権威みたいに
ときに経済学者よろしく世界経済の話なんかを例にとりながら
彼の疑問に答えてて
その横でチャーハンさんがちらほらと合いの手を入れている。
このひとはなんと口がなめらかに動くひとだろうか。
ほんと、少し忍耐力があればどこかの営業に入って知識をつけて
すごく戦力になれたかもしれないのにもったいなかったね。

部屋の隅ではジョナサンさんが静かに仕事をしていて
私はあやかさんと一緒に銀行口座カードのインストールをしていた。

しばらくすると話が終わったみたいで
するとアランさんはゲストに
ごめん今日ぼく仕事でやることいっぱいで
一緒に行けないからチャーハンと一緒にランチ行ってきたらいいじゃん
とかいってゲストを体よくチャーハンさんに押しつけて
自分だけ離脱してた。しかも
「じゃ、ぼくたち今後毎週セミナーやっていくんで
よかったらそっちのほうも参加してください、今日はありがとう!」なんて
握手しちゃってた。

私はパソコンのインストールのあいまに
パナマ領事館から登記の件で電話もらったりして
あわただしくしてて
そのあとファイリングのやり方を説明してもらい
実際にやってみた。

ファイリングが終わると
あやかさんは今日仕事が溜まっていて
やらなきゃいけないことがあるというので
私は早々に帰された。2時間もいなかったんじゃないかな。

正直アランさんは本気でまだ事業を続けられると信じているのか
それともこういう状況になって現実逃避して
まるで仕事が続くかのようなフリしているのか
わからなかった。

このビジネスのフリをしたままごとが
明日死ぬとは誰も予測していないなか
私だけがその事実を知っているみたいで
たまらない違和感をおぼえた。
アランさんがゲストの相手の合間に私んとこきて
いつもの快活な様子で「どうもこんにちは~!
よろしくお願いしま~す」と言ったときに
言葉に詰まって何も言わずただうなずくしかできなかったほどだ。

アランさんは「いませっかくうまく行きかけてるんだから
もしこれをやらせてくれないんだったらもう
社長もやらないからね!」と言ってるそうだ。
彼は会社の仕事があるからビザがとれてるのであって
社長をやらなければビザもとれなくなるのに
そのことはどうするつもりなんだろうか。

モルテンさんは「もうアランにお金を使う気は全くない」と言っていた。
でもこういうひとが次に出す手を私は知っている。死ぬ死ぬ詐欺だ。
この夢が実現できないなら死んだほうがマシだといって
モルテンさんの様子を見る。
弱ったフリして死ぬと言われたらモルテンさんはどうぞとは言えないだろう

明日はどんな阿鼻叫喚になるだろうか
ほんとはそんなとこに同席したくない。
したくないが、もしかすると
モルテンさんは私にいてほしいのかもしれない
もしいなかったら、モルテンさんは完全アウェイな立場で
いたたまれないからもしかしたら
ひとりぐらい自分サイドの人間を連れていたいのかもしれない
そういうわけで明日は気が重いけど、小細工せずに行くつもりだ。

05/18

Thu

2017

今日はパパさんが具合わるくて会社を休んだ。

今日いきますね~ってメール打ったら
「今日は朝から別荘に行くけど来るなら来るでいいわよ」って返事だったんで
あれ~私に手伝ってほしいって言ってたことなかったかな~と思いつつ
まあ行くって言ったしな、と思って出勤した
そしたらモルテンさんもメリーさんもいた。

モルテンさんは昨日、弁護士のS先生(担当してくれるT先生の
事務所の所長の先生)と食事したのでその首尾についてきいた。
つぶれた温泉リゾートの分割所有権(税金だけかかってる)を
どうしたらいいのか聞いてくれてなかった。
登戸をどうするかとかいう話をしてきたそうだ。

登戸の話になって、あやかの昇給については認められない
だって儲かってないし、ありえないでしょ
なんであやかはそういうこというと思う?と聞かれたので
私が聞いてる話では、と前置きして
アランさんは仕事をしてなくてあやかさんがかわりにマネージャをやっている
それであやかさんはそのぶんも請求したいのだと思うという話をした。
ついでに私見ながら、モルテンさんがそれを払えないというなら
アランさんが自分の給与から払えばいいんじゃないかと私は言った。

っていうかパパからお金かりといて全部払ってもらっといて
まだ何も結果出してないのにあやかさんが30万で
自分だけ役員報酬40万とか何様だい。(それは言わなかったけど)

とにかくそういうわけで登戸も閉めて
あやかが昇給しないなら辞めると言ったら辞めてもらうから
そのときにできるだけスムーズに行くようにしたいというから
あやかさんのboxデータバックアップした?ときいたら
いや、やってない、という。
それでboxのアドミンもってるメリーさんを
呼んでこようってなってまだ寝室にいるメリーさんのとこに
どやどやといった。

メリーさんは肺が具合わるくて昨日は寝込んで
予定していたディナーもキャンセルしたのだそうだ。
boxでちょっとやりたいことがあるといったら
メリーさん支度して出てきた。

メリーさんはあと数日で誕生日だけど
誕生日までにまたあえるかわからないので
ラッピングして石けんを持っていった。
「これうちで作った石けんなんです」といって渡すと
まあ、よく憶えてくれていたのね嬉しいわ、といって
大事そうにテーブルの上に置いてくれた。
ラッピングの上に乗っているのはけろりがつくった
アクアビーズのカエルとピカチューだ
これ娘がつくったんですといったら「写真とるわ」と言ってくれた

そのあとちょっと苦しいわ、といって以前もっていった
酸素スプレーをすっているので
「効果を感じますか?」ときいたら
「ええ、感じるわ」という。
これ持っていったときは、「別に何も起こらないわね」って感じだったし
数日後、ちょっと動いてすごいゼーハーいってるときに
「こういうときこそ酸素ですよ」って言ったら
「これはね酸素は関係ないのよ、ちょっと心拍が上がってるだけなの」
とか言ってたんだよね。
「でも、酸素を送ろうとして心臓は動いているので
もし濃い酸素をとりこめたら心臓はそんなに早く打たなくていいはずです」
って言ったら、そ~お~?みたいな、私に気を遣ってる感じで
1息吸いに行ってたんで
あのようすじゃ、もう使わないんだなと思っていたんだけど
あの日か、その後どこかの時点でラクになることに気づいたんだろうな
「もっと買っとく?」ときいたら
「あとでお金わたすわ」と言われた。

それでboxの整理してみたが
boxにはあやかさんの大事な秘密ファイルはないようだった。
にもかかわらずしばらくboxの整理の話が続いて昼になった。
boxの一部の整理が終わったときに
「そういえば、これ、あなたがたが買ってよいと言ってくださった
パソコンです、ありがとうございます」といったら
「これは薄いね。ちょっと持たせてみて」「これ軽いのね
画面も見やすくていいわね」など言ってしげしげと見たあとに
モルテンさんが返してくれながら「オメデト」と言った。

メリーさんが昼ごはんにトマトとベーコンのオムレツをつくってくれたので
それを食べながら話した。
モルテンさんはこのまえから「あやかは賢い子じゃないよ
あの子は大学も行ってないんだよ」を連発しているが、また
「あやかはなんで大学もいかなかったのかねえ」と始まったので
「あやかさんは貧しい家の子という感じはしませんよ。
ただたぶん、自分に自信があって、学歴なんかなくてもやっていけると
思ってただけだと思います。

うちの妹も大学に行ってないですが、そういうタイプで
そういう意味ではちょっとおろかだったとは思いますけど
高校生ぐらいで世間しらずなのは当たり前だし
結局のところまわりにいた大人が
世の中を知らなすぎたんじゃないかと思います」
と話した。

あなたは大学でなにやったんだっけ?とメリーさんが言うので
(つっこんで聞かれたらやだな)と内心思いながら人文学・・・って言ったら
「ああ、人文学なのね!」と言ってそれ以上聞かれなかった。
あなたは何を?ときいたら
「私はイギリスとフランス哲学よ」といいながらメリーさんは肩をすくめた。
「それ役に立った?」ときいたら、
「その後の人生にはいろいろと役に立ったわよ
それに、勉強し続けるってことの基礎がそこでできたし」と答えた。
すこしとりつくろう感じだったので、たぶんそんなには
役に立たなかったんだと思う。

「あなたはどう?」と聞かれたので
「人文学じたいは役に立たなかったけど、大学の名前はすごく役にたちました
早稲田出身というと、仕事を探すときはだいたい歓迎されるし」というと
「あらあなた早稲田だったの」
「早稲田はいい大学だ」
とメリーさんとモルテンさん。あの~私履歴書あげましたよね(^^;

そこでまた「それにひきかえ・・・」とばかり
アランは子供だ~だの、全然成長してない~だの
この10年手を貸してやってきたけど
何も実らなかった~だのという話にまたなり、
モルテンさんたら登戸を閉めたあと、可能性はふたつ、というんだよ。
どこかに英会話学校とか、ビデオ制作会社に勤めるか
でなければ今後本人が、フォール社の看板かついで
もしビデオ制作とかの仕事をやりたいというならやってもいいが、
そうなったら私たちがいない間はアランとツミキが
事務室で仕事するんだろうな、だってよ!?

つーかさ、その第二のパターンは結局本人が
またなにか足りないものがあったら手を貸すってことでしょうが
そういう、何か自分で商売やるにしても手をかさずに
自分でお金貯めさせればいいじゃん
それが世間では普通だよ?
多少富裕なご家庭だって、子供は親からお金せびるんじゃなくて
返すのが当たり前なんだよ?

で、あの狭い書斎で私とアランさんが2人で仕事する?!
ブルルルル!よくそんなこと思いつくね
私もう早くもパワハラ後遺症が始まって
ゆうべ夜中にアランさんと頭んなかでケンカになって
2時間も眠れなかったというのに。

「アランさんといつか私もケンカしそうで心配なんです」
っていうと「なんで?」というので
「考えが合わないとすぐクビだ、というそうなので」といった。
「あいつは誰かをクビにする権限なんかないんだよ?」とモルテンさんが言うので
もうここはぶっちゃけた話しちゃえと思って
「でもみんなに言うそうなんです。すぐ切れるからスタッフの
信頼を失っちゃって。そうだジョナサンさんがアランさんに
『あやかさんからアランさんを無視しろってメールが来た』と打ち明けた
という話があったじゃないですか。私はあれは信じがたいです
このまえ行ったときジョナサンさんはアランさんよりも
あやかさんに対して共感的でしたし」と暴露してしまった。

モルテンさんはあいかわらず、あやかさんが不当に強くて
アランさんを差し置いて自分が実権をにぎろうとしている
という考えを変えていないようだったけれど
もう店じまいをするということであればそれはどっちでもいいかもしれない

こうなると思っていたけどこうなればやはり悩ましいのは引き継ぎだ。
boxの中にあやかさんの秘密の重要ファイルがなかったので
今後のいろいろな作業の継続は困難になるだろう

今日はそのほかに、古いほうの別荘の名義書換に伴って
山梨の会社に見積もり依頼の電話かけたりとか
弁護士の先生に、転借権の登記をはずすことで相談していた案件について
電話をかけた。

この案件、連絡するたびに弁護士の先生は何するか忘れちゃってて
「え~とこれはどういう案件でしたっけ」というんだけど
今日もまたなにするか忘れちゃってて
また初めから説明しなければならなかった。
でも今日は相手先の弁護士に電話してもらったり
実質担当している司法書士の先生に直接連絡とってもいいと言ってもらったりで
少しだけ進展があってよかったな。

そうこうする間に外はどしゃぶりの雷雨になっていた。
天気予報で崩れるって言っていたんだよね。
メリーさんが3時からお医者さんに行くといっていたので
「私雨がやむまでここにいます」といったら
「駅まで送ってあげようか?」というのでお言葉に甘えた。
メリーさんは家の中はピカピカに整頓されていないと気が済まないのに
車のなかは足の踏み場もないほどあれこれちらかっていて
なんだかパソコンのモニターまであってぐちゃぐちゃだった。

メアリーさんを国際クリニックにつれていって
そのあとモルテンさんは私を田町まで連れていってくれたけど
駅までの道を知ってるわけじゃなくて
GoogleMapで調べろというんだよ
ところが私はGoogleMapの使い方になれない
しかも大雨でGPSつかめなくなっちゃうしで
めっさ慌てたね
GoogleMapはいつやってもうまくいかないわ

そういえばメリーさんから酸素ボンベの代金もらってくるのを忘れたが
このまえ期限が切れそうなヨドバシのポイントあるといっていたから
それで注文すればいいわ
と思って「買っておくからヨドバシのアカウント名とパスワード
教えて」といったら
「まだちょっと欲しいものがあると思うから今度一緒にやりましょ」だって。
送料無料だっていってるんだからいま先に酸素ボンベ注文してもいいのにさ
もしかして私がポイント勝手に使わないか警戒してるの?
Amazonのアカウントも銀行のアカウントもみな把握させておいて?
わからんのよねえ・・・(^^;

05/16

Tue

2017

会計事務所訪問

昨日は登戸にいき、あやかさんから会計システムの
入力についてレクチャーを受けた。

9時からの予定だったけどあやかさんがなかなか来なくて
11時くらいまで自習時間。
オフィスにはオーストラリア人の仮名わすれたがジョナサンさんが入れてくれた。
ジョナサンさんは就職活動してて
渋谷の製作会社に就職が決まってたんだって。
なので5月いっぱいで登戸をやめて6月からそちらに移る
でもフリーランスとして少しはこちらともかかわろうかなと思っているんだって。

あやかさんが休んでた理由を聞いたら
アランさんが全然仕事しなくって
しばらくオフィスにも来なくって
スタッフあそばせとくわけにもいかないから
あやかさんが指示して作業進めてたのに
久々に来たと思ったら全然違う指示を出しはじめて
スタッフも戸惑うし怒るしでめちゃくちゃになってしまい
それで苦情を言うとだったらクビだと

アランさんはすぐ社長権限でクビだとかいうし
スタッフのことも気に入らないとめちゃくちゃ傷つくことを言うんだって。
ジョナサンさんが辞めるのもアランさんにほとほと
愛想つかしたからだって言ったら
ジョナサンさんもウンウンとうなずいてた。

で、そういうことがあったあとにあやかさんは
体調悪いから休むね、と言って休んだら
アランさんが慌ててコンサルタントのオノさんだのモルテンさんだのに
ボイコットだボイコットだと言いふらしてたんだって

で、あやかさんなしでは登戸はまわらないので
アランさんが謝ったかどうかはしらないが
あやかさん復帰後に
売り上げの10%を給与としてよこせと
そう言ったんだって。売り上げだよ?もうけじゃないよ?
それでOKって言われたからじゃあ続けてあげるってことになったんだって。


さて今日は朝から表参道。
昼から会計士の先生んとこに相談しに行く予定で
昨日くたくただったけど夜、資料つくって今日もって行った。
モルテンさんに見せたら「very good」って言ってもらった。

まずモルテンさんのSIMを、越生のおじーちゃんのスマホに入れてセットしてあげた。
先日のメール見ましたか?ってきいたら読んでない。
ドコモでスマホに切り替えた場合と
IIJだけにした場合だと2年間で18万vs9万つまり9万の差になると
調べて書いて送ったんだけど。
それを伝えたら「だったらIIJにシマショ」となって
とりあえず今週末別荘でおじいちゃんのスマホで電話通じるかテストすることになった。

そのあと予算なんかの説明。
昨日あやかさんが作っておくった予算シートを見ながら
これは先日の入金はどこに書いてあるんだ?
ツミキの給与が今月から25万になってるのは何故だ?
あやかの給与が今月から35万になってるのは何故だ?と聞かれた。

どうやら入金は予算シートには書いてないらしい
私はモルテンさん夫妻が帰ってきたら忙しくなるから
給料がそのくらいになる可能性がありますという話はした、と伝えた。
あやかさんは売り上げの1割をもらうと言ってたから
給与が上がってるんでは、と言ったら
「ウリアゲ?!ウリアゲじゃないよ、ウリアゲ関係ない!
儲けが出たらヨ!なにも儲かってないのに給料あげるわけナイじゃない!」
とモルテンさん怒ってた。やっぱりな~変だと思ったよ
でもあやかさんは売り上げって言ってたからな、これはもめるよ・・・

それで、予算シートの解説ミーティングを
来週やろうとなったんだけど
あやかさんに電話したら
給料日に払う現金がもう足りない
だから予算シートにある金額を
至急送ってほしい、だから明日予算ミーティングを
やりたかったんだけどというんだ。

モルテンさんに話したら
なんだって?この前送った180万はどこ行った?
そんなにすぐなくなるわけないだろう、という。
お金は現にたりなくなって給与が払えない瀬戸際というのに
アランさんに電話しはじめちゃった

それで、なんでお金がもう足りないんだ
180万はどこいった
おまえが把握しとかなきゃダメだろうとどやしつけた。
あやかの給与はなんで上がってんだ?とそこできくと
「そうしないとあやかが辞めちゃうっていうから」とアランさん
「それで辞めるって言うなら辞めてもらえばいいだろう」とモルテンさん
モルテンさんはアランさんが何もかもあやかさんにやらせて
自分でなんも把握してないことわかってないから簡単に言うけどさ

でも登戸のビジネスを閉める方向なら
閉めたあとあやかさんの身の振り方をどうするかは
本当に大きな問題になる
あやかさんが自発的に辞めてくれればその問題が先に解決するし
あやかさんが辞めて登戸が立ちゆかなくなれば
それはそれで登戸のビジネスを閉めるいいきっかけになる
モルテンさんはそう考えているんだろう
でも私はこわいよ、あんだけ何もかも把握しているあやかさんがいきなり飛んだら
あとまた出所のわかんない話を調べるのまるまる私だよ

そんなこんなで調べ物したりしてる間に昼が過ぎて
モルテンさんとタクシーで会計士の先生の事務所へ。
会計士の先生のオフィスは1キロぐらいしか離れてないんだよね
タクシーの初乗り運賃最近下がったらしいじゃんね。
タクシー代490円だったよ

タクシーの中で、「きのうあやかさんと、なんでお休みしてたのか話しましたよ」
って話した。
今朝あやかさんにこの話をしていいか打診したら
「体調不良って言ったのにいきなりボイコットしたって言いふらしてて
びっくりした」って言ってくださいと言われたので
そう言ったけどモルテンさんは全然聞く気がなかった。

かわりにモルテンさんがどう聞いているか教えてくれた。
あやかがジョナサンとかスタッフたちに
「アランの言うことはきかなくていいよ」とメールしてたというんだね。
アランさんはどうしてそのことを知ったんでしょうね、と聞いたら
ジョナサンが話した、というんだ

・・・ないよな。
ジョナサンさんはアランさんにほとほと愛想をつかして辞めていくというのに
アランさんの側に立ってあやかさんがこんなメール送ってきましたと
告げ口するわけがない

結局アランさんはあやかさんとモルテンさんの間に
橋渡しがいなくてバレる可能性がないのをいいことに
両方にあることないこと吹き込んでそれぞれを悪者にして
自分は仲裁がんばってるフリしながら遊んでるわけだ

はあ~~~~~ああああ残念だ
雇い主の息子がこんなアホでクソで残念だ。
あやかさんがアランさんの面倒一生見てくれないかなと思ったが
無理だわ。あやかさんはアランさんの汚いとこ見過ぎているし
(それでもまだ見たりないぐらいアランさんはもっともっと汚いが)
あやかさんはあんなアホにつきあわせるのがもったいないし
アランさんはのたれ死にがふさわしいわ
モルテンさんの資産があるからきっとのたれ死にしないんだろうけど
実にいまいましいね

こういう話をきいたことあやかさんに話そうか
と思ったんだけれどやめた。
まずこれを話してもあやかさんもっと腹たつだけだし
腹たてたら何か変わるかというとまあすぐ辞める背中押すことになるぐらいだ
もし私があやかさんに話したことがバレたらさすがのモルテンさんも怒るだろうし
アランさんはもっと怒るだろう

いつか私がアランさんと対立したら
モルテンさんはやっぱりアランさんの言うことを信じるんだろうな
そうなったらモルテンさんともお別れだ

で、と、タクシーでの短い会話が終わって
会計事務所についた。
所長の先生はさきほどモルテンさんの留守電できいた声が
30前後に聞こえるぐらい若く、どんなイケメンが出てくるのかと思ったら
年齢は50代で顔はしむらけんだった。
しかしもったいぶったところがなく、とても話がわかりやすくまとめ上手なひとだった。
(モルテンさんもあとから「ポイントがわかってるよ。
話おもしろいし、私は大好き。」と言っていた。)
資料を渡して、3点ほどの資産の移動について話した。

別荘地は金額がめっちゃ下がってる可能性があるから
本当に安くなっていたら法人税もめっちゃ安くすむとのこと
ゴルフ会員権は、譲渡元の会社はもう解体してるんだけど
資産はケイマンに委譲しているから法律的には
ケイマンのものになってる
だけどゴルフ場運営会社が名義書換料よこせとか言っている
ゴルフ会員権というのはプレー権と金融商品という2面を持つものだが
預けたら最後返してくれないことが多く
本当にたちが悪いと先生も言っていた。

そのあとお食事をごちそうしますという話だったのでついていったら
非常にカジュアルなレストランで、ついた時間が遅いために
確実にできるのはコンビーフサンドしかないという
それでいいですか?と言われモルテンさんがいいというと全員それで決まった。

このとき秘書という30代後半ぽい女性が一緒に来たのだけど
このひとから「樫野さんはフォールの社員さんなんですか?
ずっと外資系のお仕事をしてこられたんですか?」と聞かれ
少し困ったけど、受付をやっていて、お手伝いを頼まれるうちに
雇われたと正直に話した。
この女性は服装も派手、つくり笑顔であらゆるもちものがじゃらじゃらしており
私はあまり得意ではない印象をもった。

コンビーフサンドを食べながら経済だとか東芝だとか
アベノミクスだのの話をしたけど、モルテンさん今日は
ただの一度も英語で話さなかった。
ふだん私と話すときはすぐに英語になってしまうので知らなかったが
モルテンさんここまで日本語で多岐にわたる話ができるのかとあらためて驚いた。

人材採用の難しさの話をしてるときになんでだっけ?私の話になって
モルテンさんが私のこと「このひとは頭がいいヨ」と言ったんだね
「いやいやとんでもないです」と言っていたら
「イヤ頭がいい。それにダメなときNOといえる。」という。

「NOと言ったことありましたっけ」ときくと
「NOとただ言うんじゃないケド、もっと上手に言うけど、たとえば
これやるとこういう結果になりますからあまりよくありません
でもこっちのやり方をすれば目的は果たせますどちらがいいですかと
結果を予測して提案する、これ大事」と言われた。
あ~そういうことか

記憶に残ったのはまあそんなとこ。
東芝の社員の給与がバカ高かった話してたときは
よほど去年東芝で働いてて社員さんたち天下泰平
世間の嵐もどこふく風だった話しようかと思ったが
あまり私が会話で出しゃばる必要もないのかなと思って黙ってた。
コンビーフサンドはフツーだった。
会計士の先生がごちそうしてくれるというから
もっとなにか・・・ああいうカジュアルな店でない
もっと気と値のはるテーブルクロス敷いた店でのお食事かと思っていたが
意外にもカジュアルでよかった。

今日スーツ着ていかなきゃいけないか
スーツめっちゃカッチリしたやつしか持ってないから
買わないといけないかと思ったが
ユニクロの2000円のパンツにHoney'sの2000円のカーディガンに
GUの1500円のブラウスでちょうどいいぐらいだったわ。

家かえったらたろさんがピンクのカーネーションの花束買ってくれていた。
たろさんはお父さんも巻き込むために赤いカーネーションも買ってきており
パパさんが帰ってきて耳打ちしてその花も私がもらったわけだが
けろりだけその、遅れ母の日イベントに参加できなくて泣いた。
はあ~~~~~~~~~~あああたろさん
母の日してくれるならみんながお祝いしてくれるように
計画してくれると嬉しかったな・・・





04/26

Wed

2017

帯状疱疹など

手短にいくよ、できるだけ手短に。

帯状疱疹のことその後書いてなかったよね
最初ヘルペスだ!ってなって薬のんでたけど
改善しなかったので帯状疱疹に切り替えて
強い薬のんだの
ところが最初に水疱ができたところがかゆくて
しかもなんか皮膚が穴になってきてて
おそろしくなって今日は仕事遅れて行くことにして病院行ったんだ。
そしたらまあ、経過としては良好だけど
死んだ細胞が代謝してるとかでそこが穴になってて
でもそのうちふさがってくるでしょうってことで
新しい薬出してもらって、そんで仕事いった。

そしたら旦那さんからは「C海運の株売るから手続きしといて」
とか「これ何?保険の証書?必要事項書き込んでスキャンしてboxにアップしといて」とか
「この書類来てたけど渡すの忘れちゃった処理しといて」とか
奥さんからは「冷蔵庫の周りがホコリだらけだから掃除したいの
支配人さんにひとよこすよう頼んできて」
「ブラインドを設置したいの。設備員さんがやってくれそうだから
打診してみて」とか
この古いファイル、必要なものかチェックしといて
とかいっぱいいっぱい言われてパニックになった。

しかも旦那さん、息子たちに送った今後の展望のメールを
間違ってミカさんにも送ってしまったみたいで
「クビにすることまだ言わないつもりだったのに言っちゃった
つきましては引き継ぎの話するから金曜も仕事してくれる?」だって
いいけどさ(^^;

冷蔵庫のまわりの掃除のためにひとが来てたら
あっという間に昼になり、お昼食べながらほかのこともひとつひとつ処理。
設備員さんがテーブルの組み立てなおし手伝ってくれるかきいたけど
結局ダメで、おじいちゃんに電話したら
コツがあるからほかのひとにやらせると苦労するから行くと言ってくれ
明日来てもらうことになった。
じゃあぜひお母さんも来てもらってランチご一緒に
と、メリーさんたちは楽しみにしてくれたけど
おばあちゃんは人見知りで来たくないようだ
おじいちゃん地下に入ると壊滅的に方向音痴になるから
ちょっと心配なんだよね・・・

「おじいちゃんつれていって私だけ美術館見てていい?」というから
「ニコニコしてないといけないのがつらいんでしょ?」というと
「いや、電車に乗っていくのが長いのがね~」とかいって
だったらおじいちゃんだけつれていって美術館見てる理由がないでしょと。
自分でも自分の人見知りなとこ好きじゃないんだろうね

頼まれた仕事をしつつ、メリーさんの突発的な家具整理の手伝いもしつつ
3時くらいになったらちょっとおやつ食べようっていって
メリーさんのやたらプレゼントをくれまくるお友達が
送ってくれたゼリーを食べた。千疋やのとてもおいしいフルーツゼリー。

食べながらあれこれ昔話をした。
メリーさんはアレックスさんが3回目のご主人なんだって。
最初のひとりは若気のいたりで、19歳で学生のとき。
やたら顔だけはいいけどまったく大人になれてない男で
結婚式前夜、ウェディングドレスを用意して、200人の
招待客を招待してあるのにお母さんが「引き返したかったら
いつでも引き返していいのよ。私たちはあなたの味方よ」と
言ったんだって。そして2,3年で離婚しちゃった。

二人目は20歳も年上の男性で、一緒に日本に来たけど
彼が台湾の仕事の担当になり、台湾と行ったり来たりしているうちに
台湾にいいひとができちゃって離婚したと言っていた。
メリーさんは昨日香港に住んでるという友達に米寿のお祝いの電話を
していたんだけど、それがその彼だって。
そのひととは、嵐の夜に、バスの中で、自分たちだけが乗客で
そうやって知り合って後に結婚したんだって。
わお。アレックスさんとスーパーで知り合ったというのもドラマティックだけど
それもドラマティックね。

日本の会社って、結婚すると片方やめないといけないんでしょ、みたいな話になって
いや、そうでない会社もあるよ、私のいた会社なんか
人数でいって2割ぐらいは社内結婚。私も旦那と会社で知り合ったし。
結婚したのは辞めたあとだったけど。
まえの彼氏と別れてからモラハラされるようになって
もういられなくなったの、なんて話もした。

メリーさんは昨夜おそくまで起きて模様替えの続きをやっていたらしい。
半分とったほうの肺が常に感染しててすぐ熱が出て月に一度は調子が崩れる
だから抗生物質飲んだといっていたのにどうしてそういうことするかな。
メリーさんがもう寝るというし4時すぎたので失礼して帰り、
けろりをひろってたろさんのテニス見に行って帰った。

あー忙しいな~

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夏の旅行にむけ、体力づくりのために始めたジョギングが楽しくなり、旅行後も走ってみています。すこ~しずつですが走れる距離が伸びていくのが嬉しい

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