とうとう簿記試験の日がやってきた。
このところ朝のトイレタイムがだいたい9時くらいにやってくるが
簿記の試験時間が9時~11時。
一旦試験会場から出ると再入室はできないらしいんで
どうやってこの時間からトイレタイムをはずすかが悩みだった。
考えたすえ、2日前の晩にコーラックを服用した。
この対策はうまくいき、昨日2ウンコ支払った。
昨日2ウンコ支払ったことで決算時に前払いウンコ1に振り替えて繰り越し
当日になって再振り替え仕訳で前払ウンコ1を支払ウンコ1とした。
これを支払ウンコの繰り延べといい、本番で必ず出るので憶えておこう。
なお前払いウンコは資産なので、前期繰越ウンコは勘定の借方に記入する。
という話しを嬉々としてパパさんに語っていたら
「またそういうことを話してると
試験中に思い出して笑い出しちゃうんじゃないの?」とパパさんから注意された。
さて、予想問題集ではだいたい毎回合格点の70点はクリアできるぐらいになってたので
このところそんなに焦りはなかったが
昨日やった予想問題がもうひとつできばえがよくなく、75点だった。
それがいけなかったのだろうか
そんなに緊張してるつもりもなかったんだけど前夜は全然眠れなくって
それに加えてけろりこが夜中に咳が止まらなくなって
薬のませたり、気管支拡張シール貼ったりしてたのでなおさら眠れず
しっかり眠れたのは2時間くらいだったと思う。
すっかり弱気になって布団の中では落ちたときのいいわけばっかり考えていた。
6時半に起きるとパパさんが風邪ひいて熱だしていた。
ここ数週間、休みのたびにパパさんひとりで子供たちを連れ出してくれていたからなあ。
ありがとうパパさん。ごめんね、今日も半日頼む。
おむすびとスープ食べて出発。
1時間弱で会場の中学校につくと、まだ入場口が開いてなくて
中庭で大勢のひとが参考書開いて最後の復習していた。
私も持ってきた問題集開いて最後の確認。
問題集の表紙と裏表紙の裏に、自分でびっしり書き込んだ注意事項を読んだ。
8時半になってドアがひらいた。どこにも案内が書いてないのに、
みんな知ってる場所のようにすいすいと2階に上がっていく。なんでだ?常連か?
階段上がって最初の教室に自分の受験番号が書いてあったので入室した。
9時になり試験官がやってきた。試験官の50台ぐらいの女性は
占い師のOさんにそっくりだった。声が違うから本人じゃないんだろうけど。
試験官の女性は説明を読み上げるときに「大地震発生時(はっせいじ)」を「はっせいどき」、
「退出時」を「たいしゅつどき」と読んだ。
黒板に書いた発の字も右側の点が1コ足りなかった。
顔が似てると中身も似るのかなあ
9時から説明があり9時10分から試験開始。
試験は5つの大問題からなり、1問目は仕訳問題で、5つの小問題がある。
その3つ目ぐらいが、私は暗算では不安があったので計算機使ったのに
まわりのひとたちは使う気配がなく
ひとりだけ計算機使っていてなんか恥ずかしかった。
そのうち問題が進むにつれ、いくつかの計算をしなければいけない問題が出てくると
計算機を打つおとが聞こえ始めた。
なかには商業高校とかの学生さんなのか、それともすでに
経理などで活躍してる方なのか
バチバチバチバチとキーを見ずにたたいてるプロがいる。
ていうかまだそんな計算する問題までたどり着いてないよ。焦りが走る。
しかしながら、問題は昨日まで解いてた予想問題よりずっと親切で優しかった。
予想問題だと、仕訳の重複があったら自分で見つけなきゃいけなかったけど
試験ではこれとこれが重複してますって書いてくれていたし
予想問題だと「手付金を支払った」とか「出張費を支払った」とか書いてあって
勘定科目は自分で考えないといけなかったのに、試験では
「前払金を支払った」とか、「旅費交通費」とか
初めから勘定科目で書いてくれていた。
それならそうと、予想問題でもそういう方針にしてくれれば
よさそうなもんだが、たぶん本試験も、こんなに優しいときと
優しくないときがあるんだと思う。
商工会議所は何を考えているのかわからないが
簿記試験は問題の難易度に著しくムラがあり
にもかかわらず100点中70点で合格というとこだけは変えないもんで
合格率はその回により50%こえたかと思えば
ひどいときは13%というときもあるんだって。
そんな検定試験がなんの参考になるんだ?
で、今回私はどうやら優しく易しい回に当たったようだった。
しかも、どの問題もちょうど昨日見直ししたとこだ。
試験時間2時間のうち40分を残して全部の問題を一応解きおわり
その時点で試算表の合計が合ってなかったが
見直ししたらその原因がわりとすんなり見つかって
試算表の貸し借り合計が一致した。
精算表は解いてるときに一発で合計が一致した。
残り30分じっくり見直していたら、
勘定記入問題で、不注意で繰り越し金額間違ってたのが見つかった。
一応全部見直しして、やろうと思えば精算表の仕訳ぐらいは
まだ見直す余地があったけど、もう疲れたから見直しはやめて、
自分が書いた答えを計算用紙に書き写し、
あと10分残したところで解答用紙を提出して帰った。
私が退出した時点で、半分ぐらいのひとが退出してたと思う。
私がしたくしてる間に、「これ以降は退出できません」と試験官が言ってた。
一番早く退出したひとは、開始後40分ぐらいで退出してってた。
さすがにあの時間で全問解くのは無理だと思うので、
あのひとは早々にあきらめたひとだと思うけれども。
帰り、意外と電車が混んでいて
武蔵小杉で大勢が降りるときに
私は出口の脇で小さくなってたんだけど
直前までスマホ見てて降りる駅に急に気づいた女性が、
乗り込むひとたちを押し分けて出ようとしたせいで押され
ホームに押し出されて転んだ。
幸いというか、ほかのひとによりかかるように転んだので
どこも痛くしなかったけど、みんなから見られて恥ずかしかった。
あの女め!これから2週間ウンコ未払いで苦しめ!
家に帰るとパパさんが熱をおして子供たちにつけめん茹でて
食べさせてくれていた。
私もごはん食べて、ネットで検索したらさっそく解答速報が出ている。
書き留めてきた回答と照らし合わせたら全部あってた。
桁区切りの「、」の間違いとか、「券」の横棒3本書いてるとか
そういうことがなければ満点かもしれん。
学生の頃、ヤマがあたるタイプ、かつ、本番で
120パーセントのちからを出すタイプだったが
いまでも多少その性質が残ってるようだ。
よかったわ・・・どうやら2月にもう一度受けなくて済みそう。
きっとモルテンさんか登戸のあやかさんが「この際だから2級も受けてみれば」って
言うだろうけど絶対今度はウンと言わないぞ。