コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

モルテンさんが帰ってきてからもう１週間にもなるけど
帰ってきてすぐ別荘に行っちゃって、別荘で寝込んでたし
戻ってきてミーティングしようって言っていた日にぶりかえして
私もちょうど風邪ひいちゃってまだ会ってない。

モルテンさんは２ヶ月しか日本にいないんで
これはものすごい損失だ

メールでやりとりしてこれから着手することを
確認したりしてるんだけど
モルテンさん、どうやらマンションの部屋はもう
解約するつもりみたい
メリーさんがあんまり体調がよくなくてあまり日本に来れないし
日本で面倒みなければいけない会社があるわけでもないし
それにしては家賃に年間５００万もかかってるからね

マンションを解約して
買いためた美術品や家具を売って
とっとくものは移動して・・・と書いてあった。

でもわかんないんだよ
モルテンさんのマンションはついこの間何十万もかけて
いたんでたアンティーク家具を修理して
富士の倉庫がわりの別荘からもってきたばかり。
ベッドのマットレスだってこの５月にわざわざ船便で送ったのが日本に届いて
まだピカピカの新品なんだよ？
あれは何だったの・・・？

それに、めったに日本に来ないという話しだったら
富士にある別荘なんかもっと行かないでしょう
でも別荘の塗装はこのあいだ終わったばかりなんだよ？
日本にもうめったに来ないだろうな～と思ってたら
そういうことする必要なくない？

モルテンさん自身も、まだ揺れてるのかもしれない。
あるいは、日本には来れたらできるだけ来たいけど
年間５００万のコストは高すぎるから
都内の滞在はホテルにしよう、と思ってるのかもしれないんだけど

私としては、せっかく受付嬢がいなくなって暮らしやすくなったことだし
あんだけの家具運び出すのもホネだし
なによりモルテンさんちがなくなるというのは寂しいけどなあ。

幸い、といっては失礼なんだけど
モルテンさんは日本に帰ってきてすぐ別荘に行き、
そこでカゼひいて寝込んで戻ってこれなくなり
私は勉強の時間が確保できた。

毎日家にこもって最低限しか出かけず
最低限のごはんしか作らないで勉強時間を確保し
ガリガリと猛勉強していたおかげでやっと
試算表も「一応この程度できれば」というレベルまで
点数が上がってきた

よかった・・・・○|￣|＿

このままモルテンさんがあと数日カゼひいててくれれば
受験日までになんとか受かるレベルまで
仕上げることができるんじゃないだろうか。

しかしそれとは別に
毎日椅子に座ってガリ勉しているために別の問題がでてきた。
腰痛である。

ゆうべはもう痛みがヤバいレベルに達してしまい
これ以上勉強できない、と思って湿布貼って寝たが
今朝になってもやっぱり痛くて
模擬問題１回分やったあとジムに行った。

先月市立体育館のジムがオープンして
最初の週に３回も行ったのに
そのあと風邪ひいてもうまるまる１ヶ月走ってなかった。
急に運動して膝こわしたらいけないので
まず３０分エアロバイクこいで
あと１５分ゆるくランニングマシンした。

そしたら腰や背中の痛いのがきれいさっぱり治った！！！

これだよ！

やっぱジョギングは百薬の長だな（エアロバイクも）

簿記の試験まであと２週間切った。
あれだけみんなが簿記3級なんか簡単、誰でもとれる、
７０時間も勉強すりゃ楽勝（一説には４０時間とも）
と言うからには、本当にそういうひとがいるんだろう。

だけど私にはまったくそのように感じられない。
おそらく７０時間はとうに通り越して１００時間にも迫ってると思うけど
まだ実感としては「なんとか受かりそう」というレベルにすら遠い。

現時点でまだ問題集の試算表問題で回答欄の半分ぐらいしか合ってないときがある。
しかもこの問題解いたの初めてじゃないんだよ。２回目なんだよ・・・○|￣|＿

このところ追い込みかけてて、１日３時間とか４時間とか問題集解いてる。
この三連休は市民まつりだったけどパパさんに子供たのんで自分は家に残って勉強。
仕訳のミスこそなくなってきたものの
足し算や引き算のミスが毎回１つや２つ、悪くするともっとあることがあるし
仕訳の重複をみつけなければいけない問題ではだいたい１つか２つはとりこぼす

日中子供がうるさいときにやってるならともかく
寝静まってからやってこのありさま。
自分のミスしやすいとこを分析して書き出して
それを確認しながらやってるんだけど
問題解いてる最中にその教訓が生かせてない

あと２週間で受かるレベルまで仕上げられる気がしない・・・

しかもモルテンさんが先週末帰ってきて
さ～日本の懸案事項かたづけるぞ～ってヤル気満々なので
これからの２週間で勉強できる日は数日しかないだろう。
おちたら来年２月にまた受けるしかないが・・・

やれるとこまでがんばってみる。
しかしこんなの、商業高校の学生さんとかがラクラクとるっていうんだから本当に驚くよ

小学生の頃から注意力が足りないということは再三指摘されていて
でも大人になる間にどこかの時点で治ったものかと思っていたけど
治ってなかったみたい

私学校出たとき会計とか経理とかの方面に行かなくてよかった
こんなにできないことずっとやってたらほんと自己嫌悪でかなりキツかったと思うもん
（プログラマも自己嫌悪でキツかったけど）
ていうかいまモルテンさんの会社の会計係は私なんですけど
本当に私でいいんですかね。

たろさんがクラスメイトから
耳に石を入れられたっていって帰ってきた
それが例の、たろさんのキーホルダー盗った子よ。

別にケンカしてたわけでもなんでもなく
いきなり砂利みたいのつかんで耳んなか放り込まれたんだって
たろさんは先生に言って先生がきちんと叱ってくれたらしく
本人からも謝ってもらったというんだけど
耳ん中カラカラいうっていうからライトあててみたらフツーに砂入ってるし

たろさんは耳掃除するとすぐ痛がる子で
私が綿棒で掃除しようとすると怖がるもんで
病院行くことにして、先生にも連絡帳に書いた。

で、昨日病院いって砂とってもらって
とくにキズや化膿はないけどばい菌が入る可能性もあると言われて
そのことを連絡帳に書いた。

先生は、昨日本人に
「こういうことをしてしまったということは必ず
お母さんに話すんだよ」と言い聞かせて帰したらしい。
本人はお母さんに話したようだ
（ちなみにお母さんは中国のひと）

そして今日お母さんがとんできて謝っていったらしい。先生に。

たろさんは誰かのお母さんが来たのは見たけど
自分に関係あることとは気づかず
お母さんが帰ったあとに、先生が来て
例の子のお母さんが謝りに来たことを知らされたそうだ

バカじゃねえかと思うんだよ
子供がよその子の耳に砂利投げ込んでだよ？
本人に謝らないで先生にだけ謝って帰るってどんだけよ

先生が今日、お母さんが謝りに来たということを電話で教えてくれたので
「イタズラなお子さんなんですかね」ってきいたんだが
先生によると、あとのことを考えずに行動しちゃうところがあるらしい
あ～それでなのね。キーホルダーのことも。
彼はキーホルダーを盗って翌日に持ち主であるたろさんに見せびらかし
どこのガチャでとったのってきかれて「忘れた」って言ったんだよね

５年生にもなってそこまであとさき考えずに行動できることは珍しく
一連の流れをきいてどうかしていると思ったが
お母さんが先生にだけ謝って帰ったときいて
お母さんもどうかしているひとだ、ということがわかった。

今日は久々モルテンさんち。

ポストに大田不動産からの封書が入っていて
あけたら
「このたびは急なアシスタントの退職によりご心配ご迷惑をおかけし
申し訳ありません」ってお詫びの手紙だった。

あれっ受付嬢やっぱり退職したのかあ
異動だったら異動って書くだろうからなあ

クビだとしてもクビとは書かないだろうけど
姪っ子とお知り合いをすり替えたって
即刻クビにするほどの不祥事じゃないしなあ

あ、もしかしたら
「支配人に確認せずに樫野さんに『姪御さんは泊まれません』と言ったんだってね？」
「私そんなこと言ってません」
「でも樫野さんが姪御さんて言ったのに支配人にはお知り合いと伝えたのは何故なの」
「樫野さん私にはお知り合いと言ったんです」
「でも樫野さんは最初から姪御さんと言ったと言っているよ」
「信じてくれないならいいです、辞めます！」みたいな
やりとりがあったかもね

でも単にほんとに個人的な理由で辞めただけかもしれず
これ気になるけど正解は一生わからないままなんだろうなあ。




アランさんのとこの仕事始めて気づけばまもなく１ヶ月。

アランさんのビデオ教育プログラムは
自分のやりたいことを見つけ、それに向かってく
後押しをするような内容なんだが
もともとやりたいことがあって、ある程度その道に近いとこで生きてきて
多少なり技術なり知識のあるひとがこのプログラムを実践すると
その道で生きていく決心につながるようだ

でもこれまでとりたててやりたいこともなくて
これといって技術も知識もないひとは
アランさんのプログラムを受けるとみな一様に
「ひとにアドバイスをする仕事をしたい」
「人生の目的を見つける手助けをしたい」
とか言い出してしまうみたい
それあんた完璧にアランさんのパクりやん

しかもしまいには「アランさんのプロダクトを広める仕事をしたい」とか
「アランさんの教材でひとに教えたい」とか
ひとが苦労してつくりあげたもんをそのまま使って商売したいとか言い出してさ
いや手っ取り早いこと考えるにもほどがあるでしょう

アランさんがビデオの中でフレンドリーに親身に語りかけてくるから
アランさんならなんでも言うことをきいて力になってくれるって
勘違いしちゃうみたいなんだよね。
テレビでアイドルみてもそういう風に思っちゃうひとはいると聞くけど
アランさんのカスタマーでそういう感じになっちゃうひとの多さにはホントおどろく。

アランさんは外国人でありながら日本語ぺらぺらの
ちょっと特殊な人物像と
すごい頭のキレの速さと妙に説得力のあるトーク
それに、非凡な情報調査能力と卓抜したビデオ作成能力
そしてあやかさんという強力なビジネス面での
パートナーを見つける運というか能力のおかげで
その仕事がビジネスとして成り立ったけどね

心の病で休職してちょっとアランさんのビデオみて啓発されただけのあなたに
ひとに人生の云々を語る能力があるのか資格があるのか
いまの自分に商品価値があるのかとか考えたことあるのかね
誰だって英検４級受かったとたんに英検の先生になれたりしないでしょ？

だいたいアランさんのプロダクトはいまネットだけで広告も販売もして
人件費ほとんどかかってないのに
アランさんがあなたと協力関係になってプロダクトを使わせて
稼がせてあげることにどんなメリットがあるのかとか
ほんとほんの少しでも頭つかって考えてほしい

そしてねえ、そういうメールをアランさんに回してしまうと
アランさんがまた、まじめに対応してしまって
長々と時間を割いてしまったり
場合によると、わざわざそのひとと会ってあげて話しをきいてあげてしまったりして
新しく計画してるプロジェクトが止まってしまって
あやかさんを困らせてしまうんだよね

それで、最近はそういうメールはアランさんにまわさないで
できるだけ私とあやかさんで対処しようということになってる。

そういうメールは２日に１回ぐらい届くんで
ほんとは上記の（ほんの少しでも頭使って考えてほしいって）ことを
言ってやりたくなるんだが
それをこらえて、相手を不愉快にさせないように
やりたいことが見つかったらやり方は自分で考えるんだよってことを
オブラートに包んで伝えるのがなかなか難しい。



ところでアランさんは何人か同業で成功してるライフコーチとも知り合いらしいんだけど
その中のひとりが、こんど１日セミナーやるらしい
数万するそのセミナーにアランさんとスタッフは来ていいよって招待されたらしくて
このまえメーリングリストで日取りとかがまわってきた。

私は関係ないと思ってスルーしてたら
今日になって「参加されますでしょうか」とアランさんからメール
なに！？そういうの興味もたないとダメ？
私そういうのにかかわるつもり一切なく、仕事だけのつもりで勤めてるんだけど。

念のためそのセミナーの要旨見たけど
「幸せとは、人生も目標とは、目標を持った人生のすばらしさ」
みたいなやつだよ！皆さんで行っていらしてくださいと返事した。

早稲田は理屈っぽいひとが多いから
大学んときはそういう話しもいっぱいしたんだけど
今はそういうの考えるのは若いひとの仕事だな～
とつくづく感じる。

しかし何回も誘われるようだったら
オブラートに包まずに言わんといかん日が来るかもしれん。
私は食べてクソして寝るだけの人生でかなり満ちたりてるので
人生の目標とか興味ないです、と。



今日夕方家事をしていたらピンポンがなって
どちらさま？と聞いたら
「××に住んでおります○○と申します」と名乗った。
少し間があった後
「今日まいりましたのは・・・ひとつのことをお伝えしたいと・・・」
というので、そのひとつのこと聞くまえに元気よく
「結構です」と答えた。宗教だわな。

たろさんが学研に出ていったあとドアがちゃんと閉まってなかったので
目の前でズシンとドアしめてガシンと鍵かけた。
なにごともこのようにはっきりと態度に出して
殺伐と拒否することができたらどんなに爽快でしょうね！