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コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

神よ、今日も走ります。

06/08

Sun

2025

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05/09

Thu

2019

パパさんの働く会社はここ10年かそこらずっと経営不振で、
へたすると赤字の年もあったりして
経営破綻寸前みたいな緊縮財政やってる。

タイムカード切ってから数分は
準備のための時間だから労働時間にカウントしない、とか
ミーティングに使える予算がないから
今月の部会は出ないでくれって
言われたりすることもあるくらい。

ものすごく雰囲気が悪くなっていて、
昨年は全社の1割以上のひとが退職して
私の同期も、残ってるひとは7人ぐらいしかいなかったのに
そのうち3人が一気に退職した。

退職するからにはどこかにまた就職しなければならないわけで
どこにも再就職のアテのないひとは退職しない。
つまり再就職先のあるような
就職市場上使い道のあるひとから退職していき
転職しようもないひとが残っていく。

パパさんはここ何年も取引先に出向してる。
幸いそのおかげで自社の暗い雰囲気に
あまりさらされずに済んでるが
それでも会社に呼ばれると「行きたくないなあ」と
ぼやくぐらい、会社に戻るのをいやがっていた。

でも、出向先の子になることもできないわけで
いつかは戻される、それがいつ来るかとおそれていたら
ついにその終わりがやってきた。
昨日自社に呼ばれて行ってみると
6月末までで戻すから、と言われたそうだ。

パパさんの給与に出向先からの支払額が合わず
赤字になってしまってるんだって。
「むこうが(出向先が)出向料を
上げてくれればいいんだがなあ」と上司。
でも出向先だって好きに予算が使えるわけじゃないし
そういうことは期待できない

パパさんは以前職場の雰囲気悪くて
メンタルやられかけたこともあり
月イチでカウンセリング通ってた。
そんなブラック環境に戻ったら
またメンタルやられてしまうかもしれない

同期たちみたいに転職できたらいいけど
パパさんひと見知り激しいし
マネジメントとかできないひとだからなあ

私もできるだけサポートしていくつもりだけど
なんか未来にくらーい影がおちてきたようで
なんともいえず不安だ・・・

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05/08

Wed

2019

久々の受付嬢

去年、とある有名ドラマに受付嬢によく似た人物が出演していた。
短い出演時間のあいだに主人公に迫力ある怒りをぶつけており
とても存在感があったので、あとからふたたび大事な役どころとして
再登場するひとかと思ったがそのシーン限りだった。

つまりただの気っぷのいい茶屋のおかみという脇役だったのに
話の流れにとって不適切なほどの存在感で演じてしまっていたようだ。
そこがなおさら受付嬢っぽくて、きっと彼女だと思ってたが、録画もなく、
なまえも、名字しか覚えてなかったので確認できなかった。
さてしかし、先日書類整理してたときに受付嬢の署名がある文書が出てきて
下の名前がわかった。
それで、今何してるかなと検索したところ、
去年のその役の写真が出てきた。
やっぱり受付嬢だったか!
彼女あいかわらず全力の体当たりで仕事にぶつかってんだな。
彼女はいつもそうやって存在感を選ぶ。
自分の位置づけを考えないで、自分が一番目立つことを好む。
脇役を上手に演じていかなかったら
その上の役は来ないと思うんだが。
支配人に応募して断られてたときもそうだったのに
どうして学ばないのかな。

求められてることをよく考えずに全力でぶつかるのは、場合によっては
よくないんだよってお母さん教えてあげたらいいのにね。

04/26

Fri

2019

シェムリアップ


私が2002年に母との家出旅行で行ったとき
アンコールワットとその城下町シェムリアップは
地雷被害者が多くて
そこここに足のないひと、片手の欠けた子供がいて
そういうひとたちが懸命におみやげ売ったりしていた。

そのひとたちは本当に気の毒なんだけど、
すごく強気でしつこく売りつけてきて
断ると日本語でひどい悪態ついてくる
だからアンコールワットは、遺跡は素晴らしいんだけど
ときどき本当に気の滅入る旅行先だった。

当時からアンコールワットは世界遺産だったし
世界有数の観光地だったけれど
目抜き通りシバタ通りは、夕方になるともう閑散として
裸電球ひとつの屋台がぽつりぽつりとあるだけだったし
舗装されている道は少なく、町は赤土で覆われて、
一日外に出ていると白い綿シャツが肌色にかわった。
町中はつねにホコリっぽくて、
ホテルがプールを維持するなんて考えられなかった。

しかし、いま調べるとどうだろう。
現在のシェムリアップはバブルみたい。
ホテルの数は往事の倍なんてもんじゃないし、
どこも新しくこぎれいで
だいぶ奥まった道まで舗装され
かなり低いクラスのバックパッカーむけのホステルですら
池をちょっと大きくしたぐらいのプールはあるのが普通。

パブストリートという、近年のカオサンみたいな
旅行者むけのレストラン街があるし
あちこちにナイトマーケットができていて
夜は電飾でかざられるんだって。

ストリートビューはいまだに2013年のものだけど
なんにもなかったホテルの裏通りがレストラン街になってる!
逆に私たちが泊まったホテルはあの当時新築だったけど
20年もたたないうちにすっかり「古い、汚い」というレビューを集めて
去年あたり取り壊されてしまったようだった。

地雷は17年前にもかなり除去が進んでいたけれど
それでも何十キロか離れた遺跡に行くと
ドクロマークのついた、地雷注意看板が
道のはずれにあるときいていた。
観光地以外の一般区域はまだまだ地雷が埋まっていて
被害は出続けているともきいた。

あの当時市場で遊んでいた、指が2本しかなかった子供は
いまは20代のはずだけれど
いまも付近に暮らしているんだろうか?
1時間3ドルでマッサージしてくれた
あの盲人のマッサージ師さんはいまもあの街にいる?
電飾、プール、旅行者むけのレストランと
あの悲惨な地雷被害者のひとたち
それらが頭の中で重ならない
彼らがあの電飾の街で共存しているイメージがわかない

いろんなひとの旅行記を読んでみているんだけど
地雷被害者について書かれた日記は
いまのところひとつしかみていなくて
片足のない老婆が子供を抱いて物乞いをしていた、というものだけ
あの大勢いたひとたちはどこへ行った?

シェムリアップは享楽の街になって
ふさわしくないひとびとは
どこかツーリストの目のつかないところに
追放されたのだろうか。
それともツーリストたちは
そのようなひとたちを見てもなんとも思わず
享楽の夜を楽しんでいるのだろうか

子供たちがまだずっと小さかった頃
タイのイサーン方面に行ったときに地雷被害者らしきひとがいて
片手片足の先がなくなっているのを見て
「手がソーセージみたいになってた」といって
たろさんは怖がって泣いた。

世界にそういう痛くて悲しい事実があることは
いつかは知らねばならないことだとしても
小学生の子供たちにそれを目の当たりに見せるのは
衝撃が強すぎるのではないか
カンボジアは行くとしても先のことと思ってきたけれど
あの人々がいなかったら
「見せなくて済んだ、ああよかった」とはならないわけで。

どうなってるんだろう
あのひとたちはどうなったんだろう、という
黒い不安がなんとなく心の中でもやもやと動いている。

04/26

Fri

2019

またすぐ夏が来るよ

昨年の秋頃に父が
「死ぬまでにアンコールワットを見たい」と言い出した。
どうやらHISかなんかの広告で
ひとり7万円ぐらいでアンコールワットを見て
帰ってくるツアーを見かけて
それに参加してみようと思ったらしい

しかしおそらくそういうツアーは
ハノイあたりで乗り継ぎが3時間とか5時間
現地到着は深夜、
翌早朝にアンコールワットで日の出鑑賞、
朝食とったら休憩なしで周辺遺跡観光、
昼食後お土産やに軟禁1時間、
アプサラダンス別料金だが参加必須
翌日は日の出を見て朝食とったらすぐチェックアウト
郊外遺跡観光めぐり、お土産や軟禁
高いレストラン直行、
その深夜に出発、かえりもやっぱり
ホーチミンあたりで乗り継ぎ3時間から5時間
というようなものではないかと思う。

到底体力的に保つものではないからよしなさい
私が体力もつ旅行を組んであげるから、と調査開始し
全行程10日間、スクートを使って勝手知ったるバンコク乗り継ぎ、
現地1週間ぐらいの日程をたててみた。
そうするとやはりひとり7万円とはいかないが
アンコールワットの入場料もコミで
ひとり10万ちょいぐらいで
ゆとりのある旅程のプランができた。

私が調べてるときにたろさんが
「アンコールワット行くの?お供します」
と言ってきたけど
「おじいちゃんとおばあちゃんが行く旅行だよ」
といったらガッカリしてた

が、結局この話は具体的にはならなくて
リサーチしただけで終わった。

しかしこの春休み、その話が再燃した。
夏休みにアンコールワットにみんなで行けたらいいなあと
父も、今年は去年よりは体調がいいんだそうだ。

たろさんがもし夏練のいっぱいある部活に入ったら
行けないと思ってたんだけど
たろさんが選んだのは囲碁で、
夏練あるこたあるけど、コンクールや試合があるわけじゃなく
出なくてもどうということはない。

それで、じゃあ、夏にアンコールワット行こうって話になっている。
来年の春で私たちのパスポートも切れるし
来年はオリンピックあるからパスポートは更新せず
その次の年はたろさん受験生だし
たぶん今回が本当に三世代旅行の最後になると思う。
いい旅行にしたいので、
いま全力で、ホテルとか、観光ルートとか
いろいろ調べている。

去年みたいにスクートの計略にはまって悔いを残したくないので
一足はやく、パパさんのチケットだけは
余裕があるうちにとってしまった。
ほかのメンバーのチケットについては
つぎのセールを待っているわけなんだけど
今年は父はスクートのビジネスで行きたいんだって
去年片道だけ安くアップグレードして、ラクだったから。
なんとか安くチケットがとれるといいんだけどな

ゴールデンウィークにセールがあると思うんだけど。
まだ告知がないのでやきもきする。

04/26

Fri

2019

8/4 帰国

飛行機が出発するともうすぐに寝てしまい、
結構寝たんだと思う。
起きて2時間ほどで成田についた。
到着は予定時刻より少し遅れた。

今回の飛行機はそんなに寒くなくって、
結果的には、靴下だけはあってよかったが
スパッツはいらなかった気がする。
半袖の上にパーカー着てたが、ときどき脱いでた。
おじいちゃんはずっと半袖だった。

到着して、うしろの席のひとたちが出終わってから
荷物おろして飛行機から出て、最初のトイレのあたりで
重ね着した服を脱いだりしてたら
ほとんどの乗客は行っちゃって
私たちが一団の最後になった。

少し行くと、往路と同じように電動自動車があった。
運転手のひとが、外国のひとに何か案内していた。
おばあちゃんは、例によって、
とにかく入国管理までの道のりを
早くすませてしまいたくてしかたないので
「いいよ、歩こうよ」と言ったが
子供たちは乗り物に乗りたいものだし、
とくにおじいちゃんは歩き方が疲れてるように見えたので
案内が終わるまで待って、乗せてもらった。
ちょっと孤独のグルメの松重豊に雰囲気が似た
感じのいい係員さんだった。



結果的にこれに乗せてもらってよかった
ということがわかるのは入国してからだ。

入国手続きが済むともう荷物はターンテーブルからおろされていた。
荷物をひきとって、押していった。税関で、パスポートをあずけると、
ひとつひとつ、何か機械にかざしてチェックしていた。
荷物はあけろと言われなかった。

到着ロビーに出て、空港宅配のJAL-ABCを目指す。
いつものベンチに到着すると、おじいちゃんが
「轟音がうるさくて全然眠れなかった。少し寝かせて」といって
横になってしまった。

確認すると、空港を出てから全然水分をとっていなかったみたいで
けろりにポカリを買いにいってもらって飲ませた。
トイレの頻度をへらすために水分をひかえていて
脱水状態になっていたみたいだ。

おばあちゃんのスーツケースに入れてもらっていた壊れもののうち
うちに持って帰るものはここで受け渡しをした。

ここからは比較的軽くて壊れやすいものだけをカートに乗せて
持ってかえることにした。
そして小さいダッフルに重いものをすべてつめこみ、
比較的軽いものはすべて大きいLLBeanのダッフルに入れて、
JAL-ABCから、ゴールドカード割引でそれぞれ500円で発送してしまった。

(500円で送れるのはひとり1個までだけど、おじいちゃんのカードで1コ、
自分のカードで1コを送った。
ちなみにおじいちゃんのはJCBの正規の会費はらってるゴールドカードだけど
私のはセブン&アイの、会費がかからないなんちゃってゴールドカード。)

飛行機が少し遅れて到着したので、おじいちゃんたちのバスまでは
さほど時間がなかった。
おじいちゃんは少しだけ復活して、
一応ちゃんと歩いてバス乗り場まで行った。



そしてたろさんたちに、また来週ね、とお別れをしたら、
けろりが泣いてしまい、10時50頃発のおじいちゃんたちのバスを
見送るときにはたろさんも泣いてしまっていた。



東京シャトルで私たちも東京駅まで帰ろうと思っていたら、
高速で火災で3車線のうち2車線が閉鎖されているので
ちょっと渋滞するかも、と言われた。
いつごろ閉鎖がとけるという見通しもわからない、というので
電車で帰ることにした。京急で日暮里経由、山手線と
京浜東北をのりついで帰ってきた。

パパさんがマックを買って駅まで迎えにきてくれており、
駅からは歩いて帰った。

お昼を食べたあとぐっすりと昼寝をして、晩はまいばすけで
買った鶏むね肉で唐揚げをつくったような気がする。
これは、たろさんが成田についたときに、おつまみみたいな
唐揚げがあるけど買っていいかといったのを却下したので、
その埋め合わせだったように思う。

晩に子供たちを寝かせたら、しばらくしてたろさんが泣きながら起きてきて、
「楽しいことがみんな終わっちゃった」といって
しばらく泣いてからまた寝にいった。
またすぐ夏が来るよ。
次の夏もまたみんなでタイに行けるといいねえ。




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自己紹介:
夏の旅行にむけ、体力づくりのために始めたジョギングが楽しくなり、旅行後も走ってみています。すこ~しずつですが走れる距離が伸びていくのが嬉しい

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