コロッとした私に、ある日ランニングの神が降臨した。

戻ったらみんな起きていたので定期市へ行った。
すると今日は子供むけの遊び場がなかった。
大雨だったので、今日は見送ったんだろう。

たろさんが先日の水曜市で気になっていた
セブンイレブンマークのTシャツがあったので買ってあげたら、
けろりこもマクドナルドのマークのTシャツを欲しがった。
大人のMサイズしかないのでまた今度Sサイズがあるところで買おう
と言ったのに、どうしてもというからそれを買った。

食べ物のエリアで螺旋に揚げたフライドポテトがあって
けろりはこれが食べたいというのでそれも買ってあげた。味はふつう。

ところで、今日のチャアムの混み方は尋常じゃなかった。
連休ということはわかっていたが
午後になっても続々と車が入ってきて、ビーチ沿いに
車が詰められるだけ詰めて停めてある。
ホテルはどこも空き室なしと入り口に貼り紙をするほどだ。

明日パパさんは、夜７時にタクシーに迎えきてもらうつもりだったが、
もしかして明日の晩バンコクに戻る車は渋滞なんじゃないだろうか。
心配になり午後にタクシー会社に連絡したら
４時に変更すれば９時にはつくからそれでどうかという。

宿の奥さんにきいたら
「明日は王様の誕生日でバンコク市内では夜にセレモニーがある。
４連休の２日目だから、バンコクに戻る車が
そんなに混むわけではないと思うけど、
王様の誕生日だから通行止めがあるのが心配」とのこと。

いっそ電車でバンコクに戻ってもらうことも考えた。
電車ははるか南を出発し、確実に遅れてくるので普通だったら考えないが
電車なら渋滞や通行止めで何時間も足止めされる心配はない。
朝早い電車は休日平日関係なくあるから、
朝のうちにバンコクに戻るほうが安心かもと言われた。
最後の一日になるのに、朝からバンコクに戻らせて、昼についたら
パパさんは深夜の出発までひとりで何をすればいいんだろう？

一応、タクシー会社が５時間とみているなら
そのぐらい見ておけば大丈夫なのだろうし、
空港着がさらに２時間遅れてもなんとか飛行機には乗れるので、
タクシー１６時にきてもらうことにした。
明日は一応、一日フルに遊んでから出発と思っていたのにな・・・・

１時くらいに切り上げて宿に戻った。

帰る直前に、カタカタ鳴る風車を売り子が売りに来た。
瓶入り栄養ドリンクなんかについてるアルミの蓋を
風車の力でカタカタならすおもちゃで
ただそれだけのものなのにものすごい大きい音がする。

買いたいとたろさんが言い、こんなにうるさいしかさばるから
日本に持って帰れないよと言ったのに
それでもほしいというから買ってもいいよと言った。

 

ところが、宿に帰る途中にもう一度もって帰れないよと念を押したら
すねてしまい、シャワーを浴びながらけろりこに喧嘩を売っていた。
洗濯出しに行き、もどるとすごい雨になった。



パパさんは自分が帰る日をあまり把握してなくて、
「あさって帰る日だから」とゆうべ言ったらびっくりしていた。
今日も何かのときに
「オレ明日帰るの？まだ旅は始まったばかりじゃない？」
というので悲しくなってしまった。

今年は曜日の関係で、いつもと同じ時期のチケットは
安くなりそうもないないと思って
パパさんは例年と違う時期に休暇をとったが
さすがにお盆をはずした時期に2週間の休みはとれず
期間が1週間になってしまった。

ところがチケットをとって少ししてから、
いつもと同じ時期のチケットが安くなったんだよね。
私があと少しじっくり様子を見れば
いつも通りパパさんも2週間旅行できたはずなんだ。
本当に今年の旅は悔いが残る。

軽く昼寝して、洗濯とりに行き、干した。

まだおばあちゃんたちが起きないようだったので
ビーチのロータスエクスプレスと
ナラティップ通りのCJに行って少し買い物して、
定期市をチェックしに行った。

今夜は、新しく発見したほうの
ナイトマーケットに行く予定なので
今朝は宿題せずに海に出かけた。

いつものジャンキーおじさんの最前列の席が
すでに埋まっていたので
となりのお兄さんの席のところにいった。

こちらも最前列は１０人がけ。
「なんとか６人がけにしてくれませんか」って交渉したのだけど
連休で最前列の席は高く売れるとみてあちらは強気なのよね

結局、高いけど１０人分お金を払って３００バーツの10人席を借りた。
いつもの倍近い３００バーツ・・・ったって、１０００円だからね(^^;
しかもいつもより４つも多くイスもらえるんだし
そうするとイスに荷物を置きっぱなしでも全員座る席がある
これはこれでなかなかよかった。

今朝は曇ってたがだんだん晴れてきた。
おじいちゃんに帽子をかして、私は手ぬぐいをかぶっていた。
おじいちゃんとたろさんは今日も熱心にシャコ探し。
熱中症予防に、ときどき穴掘り部隊のところへ
ジュースをもっていっては戻るを繰り返した。
パパさんとけろりこはお風呂をつくって、
まわりに丸い団子をならべていた。



いくら注いでも水のたまらないお風呂



シャコのトンネルを掘り出すたろさん




シオマネキのつぶつぶ


ボロボロでスケスケのパラソル



発泡スチロールの飛行機凧を竿につけて売りにくる。
けっこう売れるらしく夕方にはほとんどなくなっていた。



しばらくして隣の隣の席に白人男性２人
＋フィリピン人が数人、というグループが来た。
たろさんのひとつ上とひとつ下ぐらいの年の男の子がおり、
たろさんたちの穴掘りの様子を見に来ていた。

英語話せる？と聞かれて、話せるよといったら
ものすごく意外だったのか
ウワ～～ァオ！と絶叫したあと、小さいほうから、
「中国と日本って喧嘩してんの？」とか
「アメリカって日本の敵？」とか、聞かれた。
それ初対面のひとにする質問か？
ていうかなんでそう思ったんだい？(^^;

敵じゃないよ、友達だよといったら
「だって彼がいうんだよ」と小さいほうが
大きいほうをさしていった。
君たち普段どういう会話してるんだ・・・(^^;

年が近いけど、大きいほうは
小さいほうの叔父にあたるんだそうだ。

彼らは自分たちで好き勝手なことを話してる間に
たまにこっちに質問するが
こっちの答えは全然聞いてないし、
私がたずねたことにも答えないので
結局名前も年もわからなかった。

今日は、おじいちゃんが小さいシャコを１匹捕まえた。

   

昼が近くなり一度パパさんと子供たちと泳いだ。

そのあと２４時間レストランで、
ヤムウンセンプラームック（イカと春雨の和えもの）と、
パッタイ（米麺やきそば）と、たろさんにはセンレックナーム（汁そば）、
おじいちゃんには海鮮カレーというのを頼んだ。
けろりと私はレストラン前の屋台のガイヤーンとカオニャオ。

海鮮カレーはものすごく辛くて、丸なすが山ほど入っていた。
これは到底食べきれなかった。



ヤムウンセンプラームック



海鮮カレー

６時にたろさんが起こしに来たので、
パパさんと３人で埠頭に釣りにいった。

まずイカ買おうと市場に寄ったが、
昨日イカを買った店がまだあいておらず、
イカおいてる店はほかに１軒しかなかった。

その店の、めっちゃ厚化粧してるお嬢さんに、
イカ１匹売ってくれませんか、ときいたら
１匹では売れないという。
半キロとか買う気もしないので
ソーセージを買ってきてエサにすることにした。



私だけセブンに戻りソーセージ買って埠頭にいったら
なんか２０歳前後ぐらいのバイク集団が３０人ぐらい
勢ぞろいしていてびびった。
でも先日のアラブ人と違って柄の悪い感じではなく、
集団は１０分ぐらいして去っていった。

  

さてここで釣りを始めたが、またしてもたろさんが
テトラポットにひっかけては糸を切るパターンが続いた。

   


７時すぎたので、私はみんなのごはんを買いに戻った。
ビーチ沿いに出ている店で
おかゆ、ムーピンとカオニャオ、パートンコーなど買ったら
手持ちが少ないことに気づき、
ATMでお金を２万バーツおろして戻った。

 

チャアムは両替所みたいのはほとんどないか、
日本円のレートはとても悪くて、
JCBカードでおろすのが一番いいみたい。

ホテル前まで来ると、嬉しいことに、なくなったと思っていた
近所のカイガタの屋台が復活している。
今日からタイは４連休で行楽客が増えるからかな。


   

カイガタ２つを買ってふとビーチ側に目をやると、
いつものパラソルの席が６人がけ１０人がけになっている。

あちゃ～こちらも行楽客をあてこんで団体席にされてるわ。

席はふつうひとり３０バーツなんだけど、１０人がけの席を
使いたいとなったら１０人分払わなければならない。

６人がけの席はビーチから見ると、奥まった二列目しかない。
二列目は少し段差の上になるので、前列のパラソルが
邪魔になって見晴らしが悪い。
さえぎるものがない一列目の席が好きなんだけどなあ。どうするか。

宿に戻ると、けろりこは朝からなわとび練習して、
もうシャワーあびたそうだ。

ごはん食べ終わった頃たろさんたちかえってきた。
埠頭では何も釣れず、そのあと市場の近くのため池を覗いて見たが
「魚いなそうじゃね？」となって、川で釣り糸たれて
足はどろどろになり、やっぱり針がひっかかって
糸を切って帰ってきたそうだ。

戻ってくるときにビーチ沿いに
「中目黒夏祭り」と書いた提灯が
下がっていたので写真をとった。



並びにマタバの店もあって、
ここもたろさんのリクエストで１つ買った。
チョコレートとコンデンスミルクと卵にバナナいりで４０バーツ。



お店のお兄さんはムンバイ出身のインド人だそうで、
チャアムにきて７年だって。
チャアムはお金がいい、インドはダメだ、という。

チャアムのことは誰からきいたの？と
聞いたけどスルーだった。
英語が通じなかったのか、それとも
裏事情がからんでて言えなかったのかわからない。


ホテルに戻り晩御飯にした。

初めて食べるムーハンは皮がカリカリで
中がしっとりしており
香ばしくて味もとてもよい。
肉は本当にわずかであとはあばら骨とか、
食べるところは少ない。

パクチーとマナオと緑のとうがらしのつけだれが
絶妙においしかった。

 


トムヤムクンはマイルドで味がよく、
空心菜炒めもまろやかな味付けで食べやすかった。
この店はおすすめだ。カンをたよりに入ったけど上出来だ。

ちなみにトムヤムクンたのんだときに、
サイノーム？ときかれた感じがしたが
サイノームって「牛乳入れる？」っていう意味だよね。
よくわからず「カー（はい）」って言ったんだけど
食べた感じ、ココナッツミルク入ってるから
ココナッツミルクのことだったかな。
タイ語でもココナッツミルクはミルクなのかねえ

500グラムのムーハンは6人で食べてちょうどなくなった。
おなかいっぱい食べたあとにマタバをたべ、
たろさんの宿題おわって歯磨きして各部屋に解散。

私とパパさんはそのあと外に出て、中目黒のチムチュム屋で
「今日はおなかいっぱいなんですけど・・・」と断りつつ
メニュー見せてもらった。

  

 

大きい鍋のチムチュムが、肉のみなら２５０バーツ、
海鮮もいれると３００バーツ、
あと、ヤムウンセンが１５０。

松林のたもとにござを敷いてテーブルを並べており、
雰囲気がたいへんよかった。
イスのあるテーブル席もある模様。
行ってみてもいいんだけど、明日は小さい定期市の日なのよね。

そしてセブンで歯磨き粉と大きい水を買って戻った。
パパさんは明日早起きして、たろさんともう一度
埠頭に釣りに行くそうだ。